本日は、娘の日暮れ高校にてESL Nightと呼ばれるイベント。高校生にとってはパーティー。パーティーと言っても、先生がピザとケーキをとってくれて、それを食べながらESL(English as Second Language) classの生徒全員とその家族が学校のカフェテリアに集まって親交を深めるというもので。学校は参加者のためにわざわざ通訳まで用意をしてくれていた。結果的に私達は通訳は必要としなかったが、現地で40年を過ごした日本の方といろいろと昔の話などをできたので、それはそれで価値があった。
内容は、各国から集まる生徒、関係者がその国を代表する出し物を披露する。披露された出し物はゆうに10は超えたと思う。高校生がやるから恥ずかしがりながらやるものからプロ並みのものまで多様だったが、みんな一生懸命やっているのでとてもいいイベントだと感じた。多分、これは学校の恒例行事でESLの先生だけが企画しているのではなく、広くESLの生徒に触れる先生、学校関係者も招き、その家族も受け入れることでその生徒の成功につなげようとしているのだろうと見た。さらに、この学校の歴史は長いので、diversityの重要性を全面に出して、出し物と出し物の間には生徒による司会がいろいろな有名人が語ったdiversityを支えるコメントを紹介したりするのはとてもいいものだと感じる。この会にて感じたのは、子供たちだけではなく、私自身もこちらにおける生活は、「日本人」という見えない看板を背負って常にいることになり、自分たちの行動が日本を代表しているのだということに気付いた。「XX人はYY」という会話をしがちだが、「XX人」を代表するのは誰なのか、そしてそのperceptionは正しいものなのか、こちらに来てそういうことをよく考えるようになった。そんなことに気づかせてもらえる貴重な会に参加することができた。
写真は、この会の酉を務めたAztec danceを踊ったメンバー。すごい迫力と民族衣装で素晴らしい演技だった。
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