ちょっと必要な家具が出てきたために、この日はPortlandのダウンタウンまで子供たちがいない間に散策に行くことにした。目的地は、解体工事をするような場所からでてきた建築資材を再販するNPOの店Rebuilding Center。ここは巨大な倉庫に、床板、窓、ガラス、ドア、柱、テーブル、便器、電灯、なんでもかんでも家で使われる部品すべてを寄付で受け入れ、整理して破格の値段で売っている。アンティークのドアノブなどを探し始めたらかなり色々なものを探すことができる。寄付されたものは、ボランティアが指示されたとおりに分類をし展示される。こちらに来た最初にたまたま立ち寄った時に木製のいいスツールがあり、ひとつ$15で2脚購入した。これに味をしめて今回も来たが、ちょっと目的のものはなく、変わったものを物色するだけで終わってしまった。ポートランドにはこのような寄付されたものを販売する店舗が幾つかあり、その中のひとつは大規模なネットワークをもって運営されており、さらに職に困った人を積極的に雇い入れるような仕組みを組み入れてコミュニティーのなかで成り立っている。日本で売られるポートランド紹介にもよく掲載されている。日本で言うとbookoffがボランティアを受け入れてNPOとして運営されているような感じか?こちらの人々は家で使わなくなったものは、店のdonation centerと呼ばれる売り手側ではない、別の入口に車で乗り付けて寄付をしていく。Rebuilding Centerも持ち込み用の大きな入口があり、そこでスタッフがゴミと受け取るものを選別する。たぶん、ここでのゴミと売り物になるもの見極めが大事だと思うがどこで線引きをしているか非常に興味がある。
さて、この日のタイトルは、このRebuilding CenterのあるMississippi Aveには日本の雑誌に紹介されたメキシコ料理屋がある。記事はポートランドで一番という触れ込みだったので、お店が混む前に今回はいることができた。そこには予想通りというか、日本人のグループが先におり、話しているのに遭遇。こちらに留学している知人を友達たちが訪れているといった間の雰囲気。ここ数ヶ月でポートランド特集をする雑誌が多かったためか、そこで記事になった店に行くとよく日本人を見かけるようになった。日本のメディアの影響力も捨てたもんじゃないと思った次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿