2014年10月7日火曜日

10月5日 とうとう来たこの日が

人生初めてのフルマラソン。42.195kmはマイルでは23.2mileらしい。色々なところに23.2という数字が書かれていた。
スタートは朝の7時。大会の案内では、6時前には駐車場が混み始めるので5時半過ぎに入れとアドバイスがあった。6時前に街の中で一番大きいと案内された駐車場に車を入れるが、すでにかなりの渋滞。運良く渋滞をしていない通路から信号を介して入ったため待たされることはなかったが、私の前の車はRVにさらにカヌーを運ぶアタッチメントをつけているため駐車場の建物に入れず他の場所を探しに行った。これからで間に合うのだろうか。
今回の作戦は、過去2回のハーフマラソンの結果と、最近のペースを考慮するとたぶん4時間を目標にできると踏んでいたので、付き添いで来てもらった家族には4時間を適当にダウンタウンで待っていてほしいと依頼をして来てもらった。たぶんfood cartなどがいっぱいいるだろうと踏んだが10時まではStarbucksしかなかった様で申し訳ないことをした。
6時過ぎにスタートの位置について、すこし食べ物を胃に入れて準備を進める。今年の参加者は1.3万人だそうで30カ国からの参加者とのこと。その参加者がゴールする予想時間に応じてAからHだったかのグループにわけられてスタートをする。私は4時間のチームでDが割り当てられた。それぞれのグループはAが一番スタートに近い位置、Bがそのつぎのように順番にスタート位置にむかえるように綺麗にブロックがアサインされ整然とスタート時間の少し前になると移動が指示された。日本で参加した大会は順番に並べられるがあまり整然と動く余地はなく、スタートに向かってのろのろと進み、スタートを過ぎてもなんとなくのろのろが続いたが、今回のは、ブロックごとに適切な人数のためかブロックごとに「ヨーイドン!」で一斉にスタートでき、コースも広いためかすぐに自分のペースで走ることができた。
コースで感じたことを書くといくらでも書けるが、事前に教えられていた30kmを過ぎてからの壁というのが、壁なのかなんだか分からないが、非常にきつかった。ハーフはいまでは、1時間50分を切れるくらいのペースで走るが、20kmを過ぎてからの登りがきついこときついこと。全然足が前に出ない、というか体を持ち上げていけない。実は30km近辺までは3時間50分でゴールするペースランナーと一緒に走っていたが、この登りでそこまでのペースが完全に乱れ、それまでの1kmを5:30弱で走るペースから6分にまで落ち込みこれが最後まで戻すことができなかった。エネルギー切れと言われるかもしれないが、それなりに途中で補給をしたが足の動きは戻らず、さらに膝の障害とが重なり30kmからの戻りは本当に苦しかった。残り5km(すなわり残り30分くらい)までは、4:00のペースランナーについて走っていたが、これも最後の登りですこし離されてしまい、全体からすれば微妙な差となるが1分ちょっと4時間を超える結果となってしまった。
ゴールしてからは、完走のメダル、コート、バラの花、その他色々、飲料の補給、食べ物、アイスいっぱいあったがゴールエリアを出るともらえないので、そこでできるだけ補給。待ってくれている息子のところに早く行きたかったが膝が動かないため一旦座って小休止。さすがに4時間走って戻ってきたばかりからか、あまり真っ直ぐにあるけど救護所の人とすれ違った時に「あんた大丈夫?」と目で聞かれたが、目で大丈夫と返して前進。
1.3万人がゴールした後に家族、知り合いと合う場所は、meet and greetだったか道路3ブロック分を使って場所が指定されている。その3ブロックでどうやって息子を見つけようかと思っていたら、親切なことにアルファベットでreunion A-Cなどとポールが建っている。息子がreunionの意味を知っているか不思議に思いつつTのポールに向かうと、なんと息子はそこに立っていた。すごい、reunionの意味知ってたの?と聞くと、たぶんそうだと思ったとのこと。母親と娘は別の用事で移動してしまったため彼はそこで1時間待っていた。いやぁありがたい。彼にはおみやげで持ってきた飲み物を一つ渡して縁石でやっと座ってくつろぐことができた。
結果は目標の4時間をあと僅かだけれども切ることができなかったが、ちょっとした工夫であとはなんとかなると考えれば目標は95%は達成した気がする。心配は膝の具合だが、曲げて体重を載せることができなくなってしまった。そのおかげで、息子と会った場所から駐車場までの移動が大変大変。息子にはちょっと早いが(年取ったらたぶん世話になると思うが)肩借りるぞと、歩くときに肩を借りて交差点を渡ったりした。この膝ではもうフルは無理かもしれないと思うほどのダメージで一度医者に見てもらうことが必要。まだまだ書くべきことは色々あるが、結果は非常にいい経験ができた。これで今年の大きな目標の一つをまた達成できた。協力してくれた皆様ありがとう。

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