土曜日は急に気温が上がり、前線が通過したような天気となり午後は風が強い一日だった。道には樹の枝が落ち、枯れ葉が舞うといった珍しい状態で、ワイヤーにぶら下がった信号がブラブラとゆれるよくある嵐の天気。雨はそれほど強くはなかったが風が強かった。その結果と思われるが、庭の塀が隣家の庭側に他をれているのが日曜日の朝に発覚。塀を支える木の柱が腐食して完全に折れている。これは素人が補修できるものではないのでどうしようかと隣の主人と相談をした結果、ひとまず応急的な補修をすることとなった。過去にも別の場所が壊れたことがあるようで隣の主人は特に驚いていはいなかった。ただ、隣には二匹の犬がいるために犬が逃げ出さないように彼は少し気を使っているようだった。
日本と大きく違う自然の一つが地質があげられる。日本は新期造山帯に属し長期間にわたって侵食された土地ではないため、比較的険しい地形だが、こちらは大陸のロッキー山脈と海との間で長年に渡り浸食された地形のため、なだらかな丘が続く地形となる。そのために、土地は粘土質で窪地には水が貯まり、そここに沼地のような場所ができる。日本であれば、水が流れる場所は岩があり、水が少ない時はその下を水が流れている。こちらは岩ではなく粘土質の土の上に水が貯まる。今住んでいる場所の庭はべつに窪地でも沼でもないが、シャベルで20cmも掘ると粘土質の層にあたりそこに水が貯まる。そんな土地なので、雨が数日降ると芝生が水を大量に含んだスポンジのような状態となる。芝刈り機をいれてそろそろ刈ろうかとおもっているが、これだけやわらないと芝刈り機をいれられないのではないかと心配になってしまう。
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