2014年10月22日水曜日

10月21日 簡単に信じてはいけない

日本にいたころに、なぜアメリカでは小切手が一般的に使われているかの説明を読んだことがある。こちらでは公共料金の支払、学費、カードの支払などすべてが基本的に小切手で払うような仕組みになっている。どれくらいの人々が小切手を今でも使っているかは分からないが、それが普通であるために、請求書には小切手を送り返すための封筒と請求書が同封されてくる。いまではインターネットで支払いができるので、小切手を郵送料を払って送っている人がそれほどいるようには思えないが、日本で一般的な自動引き落としはあまり一般ではない模様。その理由は、請求書を確認をして請求額を確かめてから、支払額を自らが決めて払うのが一般なのだそうだ。支払額も、全額払えないときは、一部だけを小切手で払うようで、繰越額があるときの扱いなどもそれぞれ違う模様。
そんなわけで自動引落はどれも設定をせずに、今のところ全て請求書が来てから、それを確認をして銀行から支払いをオンラインで行う設定をしている。結局は銀行から小切手相当が支払先に行くようだが、私がなんらかの郵送をする手間は省ける。ただ、この仕組だとどの支払いが済んでいて、なにが未払いなのかの管理がとれも面倒。そろそろ信用できる支払先には自動支払の設定をしてもいいかと思うようになってきた。
実は、ケーブルテレビの請求で不思議なことが起こっており、なんどかケーブルテレビ会社と交渉をして、その結果向こうの請求書が間違っていることが確認できた。問題は色々なところにあるが、そもそも契約をオンラインでしてもその契約書に相当するものが紙でも電子ファイルでも送られてこない。その結果、契約した時の額をウル覚えで苦情窓口に伝えどうなっているのかを確認してもらう。今回はさらに、前月と今月の請求額が異なっており、適切な額に修正をしてもらうように依頼をした。向こう側の間違いが原因で、結局再度請求書を発行してもらうことになったが、オンラインで払おうと思い、オンラインの請求ページを見ると一部は修正済、でも合計額には修正がなされていないという、日本では考えられない状況。これを再度会社についえ、この状態では支払いはできないと伝えたところ、新しい修正の請求書が行くまではなにもしなくて構わないと言われる。こういうところは日本では想像できない。
同じく、別件では病院の予約を入れたが2週間たっても連絡が帰ってこないので電話をしたら、病院内のどこかで処理が止まっているようだとのこと。これも調査をして返信をもらうことになった。こちらに来る前にUSに住んでいた知人に教えてもらったが、待たされること、間違いの請求が来ることにいちいち怒っていては埒が明かない。緊張感を持って請求書を今後も見ていかないとどこに落とし穴があるかわかったものではない。

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