週に一度の日本人学校の日。この日は、高校でSATと呼ばれる大学入学に使われる共通テストの予備版があるため、娘は午前中は高校に、息子は日本人学校に行くことになった。そのため、午前の試験が終わった段階で日本人学校に行くことになり、ほぼ1日が子どもたちの送り迎えに費やされることになる。
アメリカでの大学入試は、SATなどの学力検査(日本のセンター試験に相当)とエッセイと呼ばれる小論文での審査が一般的で、日本のような大学、学部ごとの試験を一斉にやってペーパーテストの点数で合否を判定することはしない。そこが日本との大きな違い。なので高校のうちにうけるSATの点数をできるだけ上げておき(未確認だけど複数回受験が可能な模様)、その点数をもってエッセイで自分をアピールするのがこちらの高校生の受験対策。さらに、たぶん高校からの推薦状(recommendation)も重要で、どれだけクラブを頑張ったか、地域(community)にかかわるプログラムに参加したかなどが問われる。なので、先週のようにボランティア活動等への積極的参加が問われる。今回のP-SATはpreの意味か確認していないが1年前に行われるもの。今回の受験はどのようなレベルの問題でなにが求められるかを理解するために準備不足を承知での受験だったが結果はいかに?
試験が終わった後、午後からは再度日本人学校に向かう。日本人学校はたまたま授業参観だったため、最後の授業を中学部、高校部の両方で参観。日本人学校なので日本の学校と同じような授業の進め方かとおもいきやそれのmixで和気あいあいと授業は進む。日本のようにしーーーーーーーんと静まり返った教室で先生が教科書と黒板をみながら進める授業ではなく、子どもたちに一つづつ問題を理解したかを確認しながら数学の問題を解いたり、子供同士で教え合ったりと興味ふかい授業だった。
子どもたちは不思議なことにこの日本人学校は楽しいようだがエネルギーもかなり使うようで帰りの車はまず意識を失ってぐっすり寝込んで家に帰ることになる。あの学校は、大学までアメリカでいく子どもと日本の大学を目指す子が混ざっているのでそのへんもdiversityを見ることができていいのかもしれない。
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