2016年8月31日水曜日
8月30日 薪を入手
新しい家には2箇所で火を焚ける暖炉がある。そこで燃やす薪をどうするかがずっと課題だたのだが、今日近所を走っていたら"FREE FIRE WOOD"と書かれた看板があった。走るコースをすこしだけ変更して見に行ってみると、クヌギかと思われる大木が倒されて細かくされていた。せっかくなので、では貰いに行こうと息子と出直す。夜になってしまっていたため、全体を見渡せなかったが運べそうなサイズのものを車に積んで帰ってきたのがこの写真。木はあまり水を含んでいないがかなり重い。体と運ぶ車が壊れない程度に数日にわけてこれから貰いに行くことにしよう。そして、これを割るための斧を調達せねば。
8月29日 山火事
アメリカの西海岸では夏の時期山火事はつねにどこかで起きている。今回も乾燥している時期なので火の取り扱いにはとても気を使った。帰り際に確認したが、一応焚き火は禁止はされていなかったが、花火は禁止だった。乾燥している状態が続くと、地表面の枝や枯れはからすぐに火は延焼する可能性がある。もうすぐ乾燥した時期も終わり、雨が降って山の様子も変わる時期がくる。左の写真は昨日撮影した焦げた木。周りの木々が焦げていないことを見ると、雷などが落ちて火がついたのだろうか。周りの木々はこの木と同じ太い木もまだ若い木も焦げたり燃えた痕跡はなく、この木の表皮だげが炭化している。雷が落ちたのがまだ森が乾燥していなかった時期なのかもしれないが、この木だけが燃えただけですんだようだ。どこもそうだが広大な森に一度火がつくと人間の力だけで消し止めるのは至難の業。多くの山火事は人間が原因と言われている。山に入るときは火の扱いには気をつけねばと思い出させてくれる光景だった。
8月28日 Backpacking camp Day3
アメリカの森の木は樹齢が永く、大きなものは直径が2mほどあるものもざらにある。太い木ほど老齢の木なので、荒天時に耐えられなくなって倒れることもある。日本で一般的に生えている木は太くても80cmくらいの直径で、それが倒れて道を塞いだとしても普通に乗り越えればいい。しかし、根本が2mをこえるような大木が道を塞ぐと本当にやっかい。今回も数回そういう経験があったのだが、写真のようによじ登って乗り越える、迂回路を探す、下をくぐるなどを使い分けて前進しなければならない。写真を見てわかるかと思うが、木の太さはほぼ人の身長ほどある。それがしたにすこし空間を残して道を塞いでいると、このように乗り越えるしかない。ただでさえ重い荷物を背負っているので、この大木が道を塞いでいると本当に厄介だ。
今日も6時に起床、テント撤収、時間があるグループは出発前に朝食を完了。一昨日野営した場所で小休止をし朝食を食べていないグループは少食を食べる。10時半に駐車場を目標に子どもたちは8時に出発。最後の数百メートルは時間に間に合うようにスカウトは走ったらしい。無事に10時半に駐車場に到着し今回のキャンプは終了となった。総踏破距離は50kmを超える半移動キャンプ。夏の締めくくりには良いイベントだった。
今日も6時に起床、テント撤収、時間があるグループは出発前に朝食を完了。一昨日野営した場所で小休止をし朝食を食べていないグループは少食を食べる。10時半に駐車場を目標に子どもたちは8時に出発。最後の数百メートルは時間に間に合うようにスカウトは走ったらしい。無事に10時半に駐車場に到着し今回のキャンプは終了となった。総踏破距離は50kmを超える半移動キャンプ。夏の締めくくりには良いイベントだった。
8月27日 Backpacking camp day2
朝6時過ぎに起床、テントを畳み食事をせずに1日目の目的地だった場所まで30分位登る。目的のキャンプサイトは非常に平坦な森で多くのテントを分散して張れるようないい場所だった。ここで朝食を食べつつテントも新たに設置し出発の準備を整える。これからが今回のキャンプのメインで2000ftほどの高度を稼いで稜線まで登る。日本の山に比べると、地味な山な感じがするが、小さなピークから見える3000m級の山はとても綺麗。この写真はMt. ChininderからみたMt.Hood。このMt.Hoodの左側の斜面で冬はいつも滑っていることになる。このエリアはMt.Hood National Forestと呼ばれるようで、一体が保護区になっている。ここからすこし東側に流れる川がHood Riverと呼ばれ、日本の甲府盆地のような果樹畑が広がっている。この地域の開発には戦前の日本人が多く関わったようで、いまだに日本の名前がつく農園がある。
結局、9時から再度歩き出し4時まで歩き通して12マイルほどを踏破。長い一日だったが、無事にテントサイトまで戻って夕食と焚き火を楽しむ。明日は撤収して降りるだけなので気が楽だ。
結局、9時から再度歩き出し4時まで歩き通して12マイルほどを踏破。長い一日だったが、無事にテントサイトまで戻って夕食と焚き火を楽しむ。明日は撤収して降りるだけなので気が楽だ。
8月26日 Backpacking camp Day1
金曜日の午後から息子のボーイスカウトの移動キャンプに参加。テントをもって山の中に入り、日曜日までの3日間山の中を歩く予定。3時ころにPortlandを出発しMt.Hoodの北側の森林地帯を歩く予定。今回は人数が少なめ(スカウト4名、大人2名)、出発時間を早めにできたことから、いつもだと山の奥の方まで車で入るのだが、今回はコロンビア川の登山道登り口から登り始めることにする。5時に登山道到着、目指すは7マイル強の位置にあるキャンプ場。予想はしていたが、沢沿いにどんどん山の奥に入る登山道のためほぼ一定の率で高度を稼ぐことになる。8時前には暗くなってきて、残念だが目的のキャンプ場までは辿りつけず、登山道脇の平坦な場所にテントを張ってこの日は終了。ほぼ7マイル歩いているので、あと少しなのだが。明日は、そのキャンプ場までは荷物を運び上げ、テント設営、そして必要な物だけをもって稜線まで上がる予定。涼しい空気を期待してきたが、気温が下がってくれないのが残念。
8月25日 高校始業前登校日
こちらの学校は、夏休みの後半に生徒と保護者が1日だけ学校に赴き、時間割の確認、必要な費用の支払、ID写真撮影などを行う。大きな学校だと、学年別に登校日が設定されたりもするが、息子の学校の生徒数は限られているので今日が全校の登校日。順調に手続きは済んで、さて帰ろうかと思ったところ、よく時間割を見ると予想通りなのだが英語を母国語としない生徒向けの授業はなく、その代わりにスペイン語が第二外国語として組み入れられている。さらに、英語も通常の生徒と同じレベルのクラスに組み入れられており、一瞬息子はたじろぐ。一応、カウンセラー(こちらは担任という概念はなく、生徒ごとにカウンセラーが日本の担任に相当するサポートをする)の窓口で「これで大丈夫かな?」と質問に行くと、英語の特別クラスはこの高校にはなく、同じ場所を使っている別の高校がESL(English as Second Language)を持っているので、そこの先生に一度面接をしてもらって必要あればどこかの空き時間で教えてもらうことにしようと言うことになる。多分、息子はESLを取ればスペイン語を取らずに済むのでちょっと楽ができるではと予想していたようだが、そう甘くはいかないようだ。結果的にはESLを取るために必要は授業をはずす必要もなく、スペイン語も取れるのでいい方向におちついた。更に彼にとって頭がいたいのは朝のバス。この高校は学区中から生徒が通ってくるので、バスのルートが非常に複雑になる。分かったことは彼は家のすぐ近くで朝の6時前にバスにのって1時間バスに揺られ別の高校へ。そしてそこから別のバスに乗り換えて彼の高校へ行くルートとなるようだ。特別な高校だから仕方ないのだが、雨がふらなければ自転車で通学したほうが良さそうだ。1時間半バスに揺られるよりは20分自転車を漕いだほうが時間も節約できる。
もう新学期はそこまで来ている。
写真は全然関係ないがオレゴンであがったカジキマグロと黒鯛だそうだ。
もう新学期はそこまで来ている。
写真は全然関係ないがオレゴンであがったカジキマグロと黒鯛だそうだ。
8月24日 習字の手本
会社から帰ってみるとテーブルに習字と思われるものが数枚置かれていた。これは娘が近くの日本人向けの塾で行われた習字練習の手伝いで書いてきたものらしい。子どもと言っても小学校低学年で、それらの子を対象としたクラスにボランティアとして手伝いに行っている。日本を知らない子供から日本で育って短期的にここで暮らしている子供まで多様な子供たちが来ているそうだ。想像に固くなく、子どもたちは課題の習字を数枚書いたあとは興味はどこか別のものに移り、手伝いに来た高校生、大学生は暇になって思い思いの字を書いたのがこの写真の字らしい。見本なしで、思いつくものをただ書いたそうだ。彼女の頭のなかを埋めている事柄がよく伺える5枚といえるのではなかろうか。あと1週間で8月も終わり。そろそろエンジンを掛けてもらわなければ困るのだが。
2016年8月23日火曜日
8月23日 ショートシフト
昨日発注していたシフトノブが届き晴れてシフトしバー交換作業はこれにて終了。かかった費用は200ドルには満たない。部品は通販で手に入り、作業手順はインターネットに写真付きであったものを参考にした。これを工場でやってもらうと、800−1000ドルと言われたので、かなりお得な作業となった。そもそも、このレバーの交換はミッションを下ろすなどの作業をしないと出来ないのかと思っていたのだが、実は手を伸ばせば作業できる範囲で、車の下にさえ入れれば案外簡単に交換ができてしまった。交換した効果は絶大で、感覚的にはシフトレバーを動かす角度(移動量)はたぶん半分くらい、そしてシフトフィールはとてもしっかりと伝わってくる。嫌いな人には硬すぎると言われるかもしれないが、無理にシフトを入れることができなくなるので良いのではないかと個人的には思っている。これだけ簡単に感覚が変わるのなら、日本で乗っていた白の120iも早く変えておけばよかった。
8月22日 自主性とは
今週末は地元のボーイスカウトがバックパッキングのキャンプにいく。日本だと移動キャンプ。テントを背負って野山を歩くことになる。さて、この計画なのだが夏休みで活動に参加しているスカウトの数が少なかったことと、その責任者になっていたリーダーが転勤でほとんど出て来られないために進んでいなかった。先週から私ともう一人のリーダーで準備を始め、行く地域、その他の準備を始めたのだが、数日前に書いたとおりどうも日本で慣れ親しんだステップではない。それは、移動キャンプであれば少なくとも一月くらい前に計画が出来上がり、一応組織の大人たちがそれを見て(他の隊のリーダーや団の委員たち)OKを出して初めて実行となる。このプロセスでは大人の介入がとても多く、そして承認プロセスに多大な時間がかかる。大人同士、大人と子供同士がもうすこし信頼して委任できれば良いのだがそうは行かない。
しかし、こちらはスカウトに主体がある。大人はキャンプに行く大体の地域、交通手段に関わる情報、そしてそれらのコースなどの概要を参加するスカウトに伝える。それを聞いたスカウトたちが、じゃあこうするか、そこを歩くならこういう装備にするか、ということを自らで決める。実は、先週に大人で打ち合わせをした時にはボツになっていた案が、スカウトたちが話しあった結果、出発時間を早めることで実行可能となり最終案とされた。今回のキャンプへの参加希望スカウトは4名。全員が行く必要はなく行きたいスカウトだけが来る。そうすると、連れて行ってもらう、もしくは「山嫌いなんだけど」というスカウトはいない。今回の選択で1日目の夜はすこし厳しい上りになるが、その成果は土曜日のコースと日曜日の時間の余裕となって帰ってくる。上り2500フィートとか口頭で話されても、ピンと来ないのだが、3で割ってやると大体のメートルの感覚に近くなる。ということは大体800mの上りを数キロかけて夕方から夜にかけて金曜日は歩くことになる。前回の海辺で行った初心者向けのキャンプとは違いintermidiate(中級)と呼ばれるキャンプなので楽しみにしてみよう。今回もまた計画段階から目からうろことまでは行かないが、日本のプロセスとは大きく違う点を見ることになった。
写真は全くこの話とは関係ない、夕方に走った時に見つけたもの。
しかし、こちらはスカウトに主体がある。大人はキャンプに行く大体の地域、交通手段に関わる情報、そしてそれらのコースなどの概要を参加するスカウトに伝える。それを聞いたスカウトたちが、じゃあこうするか、そこを歩くならこういう装備にするか、ということを自らで決める。実は、先週に大人で打ち合わせをした時にはボツになっていた案が、スカウトたちが話しあった結果、出発時間を早めることで実行可能となり最終案とされた。今回のキャンプへの参加希望スカウトは4名。全員が行く必要はなく行きたいスカウトだけが来る。そうすると、連れて行ってもらう、もしくは「山嫌いなんだけど」というスカウトはいない。今回の選択で1日目の夜はすこし厳しい上りになるが、その成果は土曜日のコースと日曜日の時間の余裕となって帰ってくる。上り2500フィートとか口頭で話されても、ピンと来ないのだが、3で割ってやると大体のメートルの感覚に近くなる。ということは大体800mの上りを数キロかけて夕方から夜にかけて金曜日は歩くことになる。前回の海辺で行った初心者向けのキャンプとは違いintermidiate(中級)と呼ばれるキャンプなので楽しみにしてみよう。今回もまた計画段階から目からうろことまでは行かないが、日本のプロセスとは大きく違う点を見ることになった。
写真は全くこの話とは関係ない、夕方に走った時に見つけたもの。
2016年8月22日月曜日
8月21日 熱波去る
昨日まで続いた熱波は去った模様で、今日は昼間も涼しい風が吹き、日向に出ると光が強いが木陰は過ごしやすい日中となった。でも気分はまだまだ暑い日の感覚がのこっているため、食事は涼し気なものを作ってもらい、写真のようなサラダうどん。といっても、ちゃんと豚しゃぶが載っているのでボリュームは十分。
そろそろ夏の終わりも見えてきた気配。涼しい風が入るとこちらは東京の10月上旬のような空気になる。来週は高校の学期が始まる前のオリエンテーションなどそろそろ新学期に向けての動きが始まる。そろそろエンジンをみんなかけねば。
そろそろ夏の終わりも見えてきた気配。涼しい風が入るとこちらは東京の10月上旬のような空気になる。来週は高校の学期が始まる前のオリエンテーションなどそろそろ新学期に向けての動きが始まる。そろそろエンジンをみんなかけねば。
8月20日 backpacking camp下見
来週末にボーイスカウトのbackpacking campが予定されており、その地域に行ったことがなかったので息子が日本人学校に行っている間に下見に行くことにした。Mt. Hoodの近くなのですぐ裏山とはいわないが近くの山のつもりで行くが、160kmくらい車で走る距離の位置であることを走り始めてから気づく。東京から160km走ると十分八ヶ岳まで行けてしまう。このキャンプ、夏休み中の子どもたちの時間をつかって、金曜日の夕方に出て2泊の移動キャンプとなる。日没が9時なので、4時にこちらを出ても、2時間事前語は現地で行動できることになる。できるだけ早くに出るに越したことはないが、移動は参加してくれる保護者が運転する車なので、金曜日の仕事が何時に終わるかで状況は異なる。そのへんはおおらかというべきか、コースなどは直前の月曜日の集会で参加希望者の顔ぶれを見ながら難易度、距離、時間を決めようとのこと。柔軟性があるのはいいが、日本だと下見にリーダーが行ったのかとか、計画書は出したのかなど多くのことを問われるが、こちらではそういうのはない。現地で経験あるリーダーがsafety netは用意しつつ、基本はスカウトたちが決めることになるのだろう。さて、どうなるのやら。
8月19日 日本の大砲
2週間前のOregon Air Showでこちらの博物館が日本の対応のレストアをしていることを書いたかと思う。その資料となる本を日本で買ってきてもらったのでそれを読み始めてみた。amazonで買えるかと高をくくっていたら、在庫なしと表示されたため、暑い中歩いて買ってきてもらったもの。この本、個人の研究家が手にれた資料を元に作った本でなんと六分冊。たぶん、オレゴンに保管されているものが載っていると予測をつけて買ってきてもらったものがうまくあたっており、必要な資料、写真が満載。
先方からは実際の色の再現をしたいと言われたのだが、残っている写真が白黒ばかりのため色の再現の助けにはならないが歴史やその他詳細資料は得られることになった。図面でみると小さいが実際はこんなものらしい。そう遠くない将来にこの実物を見ることができるかもしれない。
先方からは実際の色の再現をしたいと言われたのだが、残っている写真が白黒ばかりのため色の再現の助けにはならないが歴史やその他詳細資料は得られることになった。図面でみると小さいが実際はこんなものらしい。そう遠くない将来にこの実物を見ることができるかもしれない。
8月18日 36度を超える
高気圧がカナダの中部にあるようで、そこから吹いてくる温まった空気のおかげで、海からの冷気が入らず日中の太陽からの熱がそのまま大気の温度に入ってしまいとても暑い日になった。乾燥しているので日陰に入ればなんとかなるのだが、久しぶりに車の外気温計が39度を示していた。アスファルトの露天の駐車場なので日中暑くなってしまうのだが、その温度が車を走らせても全然落ちない。普通なら走り始めるとすぐに数度は落ちるのだが、今日はだめ。うちの車庫に車をいれても温度は下がらず、厳しい状態。このままでは日が落ちる9時までは気温は下がりそうにない。この高気圧は土曜日くらいまでは居座るようなので、それまでは暑い日が続くことが予想される。海沿いも海からの風が入らないので暑いらしい。これがこの夏最後の暑さかな?
8月17日 広島風おこにみ焼き
昨日戻ってきた息子が広げた荷物がリビングにひろがっていたが1日をかけて徐々に片付きつつある。最近の国際線は手荷物を2つ、合計で40kgをこえる量のものが運べる。もちろんそのカバンをパンパンにして帰ってきたのだが、重いのは本。こちらからamazonでクリックして溜まっていた本の多くを持って帰ってきてくれた。それ以外の重いものは彼の野球の道具。どうも日本製が好みらしく、日本で手作りのグローブやら保革油などいろいろと買ってきた。野球の道具を選ぶためには十分時間をかけたようで、かなり満足していた。しかし、その御蔭で幾つか行きたいところに行けなかったらしい。それは昔の家の近くにあった中華料理屋、駅の立ち食いそば、そしてお好み焼き屋。それを思い出したのか、今日の夜は彼が焼いた広島風のお好み焼き。これは想像でつくった1枚目。味はいいのだが、野菜が少なく炭水化物の塊と化してしまった。いろいろ流儀はあるのだろうが、これも結構行けるかもしれない。分厚い鉄板のうえで焼く粉物はとても美味しかった。
2016年8月18日木曜日
8月16日 一人旅からの帰国
ほぼ3週間の日本への一人旅から息子が戻ってきた。期間中のどたばたはこちらから御覧いただける。出発の最初から躓いたのはご記憶にある方が多いかと思う。あの時、出発はもう無理かと心で思いつつカウンターで食いついた。結局追加コストはかかったが、予定のフライトで太平洋を渡ることが出来た。今回、そのような気づいていない落とし穴があったらと心配しつつ、成田への移動などを昨晩からかなり詳細に指示するのだが、返事は「おっけー、なんとかなるよ」。国際線に乗れなくてチケット買い直すとか、そういうことはたぶん頭にはないのか、どうにかなると幸運を信じているのかわからないが、本人はいたって緊張している様子はなく脳天気。ほぼ予想通りのプロセスで成田は無事に通過。飛行機はこちらの夜中に成田を飛び立った模様。ここ数日その便は30-60分位遅れているので、予想はしていたが案の定30分程度の遅延。乗り継ぎの関係で、今回の便はカナダのバンクーバー経由。バンクーバーに到着したと思われる時間から1時間後くらいにネットワークで、「ついた、だけどカバンが行方不明」との連絡。まだ乗継していないのに荷物がなくなるとはどういうこと?カナダとアメリカは特別な協定を結んでおり、アメリカへの入国審査、税関申告はカナダの空港で行う。そのため、彼はカナダに着いたのだが、カナダの入国手続はせずに、そのまま空港の中でアメリカへの入国審査をする。この入国審査がいまのVISAの手続きの関係でちょっと特別な手続きが必要なことは言っておいたのだが、荷物がなくなるのは予想外。税関を通るためには荷物が必要。ここですこし時間を取られたようだが、こちらの知らぬ間に3週間で忘れなかった英語でなんとか切り抜けて次の連絡は、「通れたよ」。ここまでくればあとは最後の1セグメント(バンクーバ−ポートランド)を乗れば帰ってこられる。ここもチケットの関係で彼は5時間ほど待たなければならず(早い便への切り替えは満席でだめだったもよう)、良い社会科見学ができたのではなかろうか。最後までいろいろあったが、写真の通りポートランドに戻ってきた(最後のフライトも機材故障で1時間ほど遅延した)。
彼の日本滞在中に多くの方々にお世話になりました。一人旅はとても良い経験になったようです。皆様の支援には家族一同感謝しております。
最後に。24kg制限x2個の使える容量すべては帰ってすぐにこのように展開されました。
彼の日本滞在中に多くの方々にお世話になりました。一人旅はとても良い経験になったようです。皆様の支援には家族一同感謝しております。
最後に。24kg制限x2個の使える容量すべては帰ってすぐにこのように展開されました。
8月15日 久しぶりのTroop728の活動
キャンプから帰ってきてすぐに息子が日本に帰っていたので2週間ほどボーイスカウトの活動には顔を出していなかった。しかし、2週間後に迫った次のキャンプの打ち合わせをする必要があったので今回は私だけで参加。日本では夏のキャンプが終われば夏のプログラムはほぼ終了で、子どもたちもリーダーも夏休みに入るのだが、こちらは毎週ちゃんと活動がある。でも、そもそもすべての活動への参加が必須ではないので来られる人だけで活動を進めていくスタイルとなる。今晩も隊長はまだフロリダのキャンプから帰ってきていないので、Senior Patrol Leaderと呼ばれる高校生がすべてを仕切ってちゃんとまとめていた。活動後は、せっかくまだ日が沈んでいないので、外に出てTomahawk(斧)投げ。これはこちらではアーチェリーとならぶ競技としてスカウト活動の中の一つに取り入れられている。中身は、単に斧を的から離れて投げて的に刺す。これだけ。でもこの斧を投げて、その回転した斧が的に刺さるように調節するのが結構難しい。大人も数回投げないとうまく刺さらない。一度距離と投げ方さえ固定すれば気持ちよく的に刺さるようになる。日本だと手裏剣をまとに刺すようなものか?手裏剣は複数の刃があるから刺さりやすいと思うが。。。
斧が刺さるわけだから的はしっかりした丸太。これを誰が保管していて、どうやってセットしたのかわからないが、巨大な丸太だ。ちなみに、同じ的でナイフ投げもできるとのこと。そういえば、私が子供の時代のリーダーでナイフ投げが上手い人がいた。いまでは想像できないと思うが、立っているスカウトの足の間にナイフを投げて刺すことができる人だった。暇な時間があると、食事のナイフ、フォークでも投げて地面によく刺していたのを思い出す。
斧が刺さるわけだから的はしっかりした丸太。これを誰が保管していて、どうやってセットしたのかわからないが、巨大な丸太だ。ちなみに、同じ的でナイフ投げもできるとのこと。そういえば、私が子供の時代のリーダーでナイフ投げが上手い人がいた。いまでは想像できないと思うが、立っているスカウトの足の間にナイフを投げて刺すことができる人だった。暇な時間があると、食事のナイフ、フォークでも投げて地面によく刺していたのを思い出す。
2016年8月15日月曜日
8月14日 剥製の目
今朝は久しぶりにdowntownで朝食を食べようということになり川向まで朝から外出。車はいたって調子よく、ギアを変えるのが楽しくなった。
食事はまぁよかったのだが、そのあとでせっかく近くまで来たからとMississippii streetを少し歩くことにした。この通りは何度も書いている通り、Portland の中でもかなり風変わりな通りで、突拍子もないモノを売っている店が数件ある。代表格は、Rebuild Centerと呼ばれる、家屋やオフィスの解体で出た部材を再利用のために売っているお店。巨大な倉庫にありとあらゆるものが売られている。釘からドア、窓ガラス、なんでもあり。そして今日偶然見つけた店は、剥製に関するものを売っているお店。ハンター相手の剥製専門店ではなく、剥製に関わるものがなんでもある。剥製っぽい置物から本当の剥製まで。写真は、その剥製を作るときにいれるガラスの目。奥にある一番お大きいのはぞうの目と書かれている。真ん中あたりにある四角い瞳孔はご存知ヤギ。右のほうにはよく見るとHuman eyeとも書かれている。魚、蛇、鳥などの骨格の標本からかなり巨大な剥製までいろいろとあって面白い店だった。ただ、残念ながら欲しいものはないのだが。
食事はまぁよかったのだが、そのあとでせっかく近くまで来たからとMississippii streetを少し歩くことにした。この通りは何度も書いている通り、Portland の中でもかなり風変わりな通りで、突拍子もないモノを売っている店が数件ある。代表格は、Rebuild Centerと呼ばれる、家屋やオフィスの解体で出た部材を再利用のために売っているお店。巨大な倉庫にありとあらゆるものが売られている。釘からドア、窓ガラス、なんでもあり。そして今日偶然見つけた店は、剥製に関するものを売っているお店。ハンター相手の剥製専門店ではなく、剥製に関わるものがなんでもある。剥製っぽい置物から本当の剥製まで。写真は、その剥製を作るときにいれるガラスの目。奥にある一番お大きいのはぞうの目と書かれている。真ん中あたりにある四角い瞳孔はご存知ヤギ。右のほうにはよく見るとHuman eyeとも書かれている。魚、蛇、鳥などの骨格の標本からかなり巨大な剥製までいろいろとあって面白い店だった。ただ、残念ながら欲しいものはないのだが。
2016年8月13日土曜日
8月13日 テコの原理
夏のキャンプに行く前に車のオイル交換をした。その時に車屋でちょっと気になるシフトのことを相談をしたところ、シフトレバーのガタが原因ではないかと思うのでレバーを変えてみてはどうか?と提案された。シフトレバーをディーラーで交換すると、部品代が定価だと150〜200ドル位。それに工賃が乗る。この交換はドライブシャフトを降ろさなければいけないそうで、そうなるとマフラーも下ろすことになり2日の作業になる可能性大。そうなると800−1000ドルコースと言われた。そんなに払うのもなぁ、と思いつつインターネットを検索するとどうも自分でできるらしい。さらに、日本で乗っていた車のようにいわゆるショートシフトに変えることも可能、それも純正部品で。その秘密は、別の車種のシフトレバーを流用することができるらしい。部品はキャンプから帰ってきた頃に届いていたのだが重い腰が上がらず、作業をしていなかった。今日は土曜日でやることが特にないのでさてやるかということで、車の前を持ち上げて馬に乗せる。これで下に潜ることができる。いろいろ部品を外したりするのに手間取るが小一時間で古い部品の取り外しが完了。そして新しく手に入れたれバーと並べてみるとこの違いわかるだろうか。左が古いもの。右が新しく入れるもの。ボールの位置は一定なので、ボールから下の部分がミッションにつながってシフトチェンジをすることになる。これを見ると一目瞭然なのは、左に比べて右が支点(ボール)から作用点までが倍くらい長いのではなかろうか。ということは、シフトレバーを動かす量が半分程度で済むことになる。組み上げは分解の逆をやればいいので、その前にグリスを塗って組み上げ完了。早速試乗にいってみると、いままでのルーズな感覚だったシフトチェンジがキッチリしたいい感じに大きく変化。日本で乗っていた赤い車もミッションを載せ替えた時にショートシフトにしていた。その感覚にかなり近い感じ。別の車に変わったかのうよう。いいチャンスなのでシフトノブも日本で使っていたのと同じものに変えてしまおう。
8月12日 ペルセウス座流星群
久しぶりに暑くなった。外気温は30度を超えている。車の温度計は会社の駐車場(露天、アスファルト)を出る時が36度位。うちについても0.5度くらいしか下がらないので車道は35度くらい行ったのかもしれない。昨日も書いたけど今のうちは森と池が近いので、その御蔭でそちら側の気温は写真の通り。それでも32度くらいまで行ってる。この気温の中走ったのでかなり熱く汗ダラダラなのだが、そうでもしなければ日陰にいればなんとか過ごせる。乾燥しているからか、気温が高くても日陰にいれば汗が出てくることはない。
昨晩、本当に偶然に初めて庭にキャンプチェアーをだして空を眺めていた。山のなかのように真っ暗な空とまでは行かないが結構暗い星まで肉眼で見える空。流星でも見えるかなと空を見ていると5分の間に1,2個がヒュンヒュンと飛んで行く。こりゃすごいと思い1時間位ずっとそらを見ていた。あとで気づいたのだがペルセウス座流星群だったのね。どうりで多いと思った。12日の今晩が最大になるらしいので見ようと思うが、日中の気温が高かったためか大気に湿気が残っており昨晩ほどの透明度がない。これはちょっと心配。ま、昨日たくさん見ることが出来たから良いか。
昨晩、本当に偶然に初めて庭にキャンプチェアーをだして空を眺めていた。山のなかのように真っ暗な空とまでは行かないが結構暗い星まで肉眼で見える空。流星でも見えるかなと空を見ていると5分の間に1,2個がヒュンヒュンと飛んで行く。こりゃすごいと思い1時間位ずっとそらを見ていた。あとで気づいたのだがペルセウス座流星群だったのね。どうりで多いと思った。12日の今晩が最大になるらしいので見ようと思うが、日中の気温が高かったためか大気に湿気が残っており昨晩ほどの透明度がない。これはちょっと心配。ま、昨日たくさん見ることが出来たから良いか。
8月11日 鷹
ところで、話題は変わって、東京を「寅さん」のように放浪の旅を続ける息子から、彼の移動記録のULRをこのblogにも載せておいて欲しいとの連絡を受けたのでここにlinkしておく。takei-japan.blog.jp。
2016年8月10日水曜日
8月10日 5k runの結果
日曜日のAir Showの朝に滑走路を走る5kmのレースがあった。過去2年走ってみようかと思いつつ直前で申し込むため、いつも締め切り後で走ったことがなかった。今回はなぜか金曜日の夕方まで5kの参加の申し込みができた(後で気づいたがlate registrationはTシャツをもらえない)。そこでせっかく一人だし走ってみるかと思い申し込みをし、朝一番で走ったのが日曜日。走ったあとは、Air Showのあとの渋滞に巻き込まれたくなかったので、5kのレース参加者用に用意された駐車場の権利は捨てて、会社の駐車場に車を移すために結果が出る前にその場をあとにしてしまった。そこで今日、結果はどうだったのかなとおもいwebで検索すると、総合で20位くらい。目の前を走ってた女性が女性の3位とかってアナウンスされていたから、まぁそんなもんかなと種別ごとの表彰結果をみるとなんとMastersという種別で5位!Mastersの定義を知らないけど43歳がいるから40歳以上かな?個別で表彰されたのは今回が初めて。小さいレースだとチャンスがあるもんだ。
このレース参加者それほど多くなく4月のStoller MSの5kレースのほうが参加者はずっと多かった。せっかくフラットなコースなのでもっと参加者がいても良いのだが。今年だけかもしれないが、このあとでアクロバット飛行をするBreitelingのパイロットも参加しており面白いレースだった。来年も走るかな。この勢いて10月のポートランドマラソンも今週中に申し込んでしまおう。
8月9日 森林伐採道具発送
オレゴンは林業が盛んな州。そして、小さな産業が沢山ある州でもある。そうすると、かゆいところに手が届くような道具、機械、その他が実はオレゴンで作られていたりする。たまたま、日本の知人がいま長野と群馬の境の土地を譲り受けて野外活動の基地にできるように整備している。そこで頼まれたのが木を切り倒したあとに移動させるための道具。まずは、ロープを引っ張るためのウインチ。ホンダ製の草刈機に使う小型エンジンを活用したウインチがあって、それを買いに行ったことは数日前に書いたと思う。それに加えてチェーン、そしてこの写真のコーン。これは木の切断面にかぶせると、地面に切断面が引っかかったりせずにスムースに木を引っ張ることができるらしい。言われてみれば便利なものだがよくも日本からこんなものを見つけたもので。見ての通り、大きさが巨大で普通に宅急便などでは遅れそうにない。ウインチをチェーンを日本に発送したついでにヤマトでどうするのが良いかを聞くために後部座席に積んでいった。このコーンを見せた途端に担当者は、あぁこれ木材の伐採に使うやつですね、送ったことありますよ、だって。さすがポートランド支店。木材関係はいろいろ送っているらしい。問題は解決してウインチとは別に発送することが決定。これですこし肩の荷が下りた。それにしても一度は使っているところを見てみたい。
8月8日 新しい週が始まる
昨日のAir Showも曇だったが、今日もずっと曇り。なんだか秋になってしまったかのうよう。もちろんこうなると涼しくて、寒いくらい。家の中で家族はヒートテックを着ていたらしい。オレゴンのよく見かけるそらはこのように雲があるが切れ間から青空が見えるもの。だからこんなふうに夕日が雲の切れ間から除くと一瞬明るく照らされ、そしてまた雲の影に入る。このような空を見るともう夏も終わりに近く、そろそろ秋が近づいてきているような感覚になる。
2016年8月8日月曜日
8月7日 Oregon Air Show
さて、アクロバット以外に特筆すべきは初めて飛行するゼロ戦を見た。それも二機。海軍仕様と陸軍仕様。アメリカには数機のゼロ戦が飛行できる状態で保管されているうちの2機。これを実際に間近で見ることが出来たのは十分行く価値があったといえる。さらに、地上の展示ではアメリカ陸軍がヨーロッパ戦線で使っていたWillysのジープの実物とハーフトラックも。この展示はOregon Military Museumの方々が実機を持ち込んできていた。展示を見ながら博物館の方と話していたら、なんと日本軍の大砲と戦車のレストアをしているとのこと。日本語が分かる人が来てくれると助かるとの事だったので、喜んでできる手伝いはさせてもらいますと伝える。タミヤのプラモデルはアメリカとドイツの大砲、戦車は多く作ったが帝国陸軍のものは殆ど作ったことがない。そのため全くと言っていいほど知識がないがいいチャンスなので勉強してみようか。車のレストアもやっているようなので、他に得られることもあるかもしれない。朝から5kmのレースから始まって盛りだくさんの一日だった。
8月6日 鹿が来た
最近庭でいろいろな動物が目撃されている。私は見ていないが2週間前には兎が庭にいたらしい。この兎、近所の庭の菜園の野菜の芽を食べるらしく害獣扱いされつつある。その他はリス、ハチドリ、その他鳥いっぱい。そして、今日「なんかでかいのが遠たっぞ!」と思ったら、なんと鹿。それもうちの前の大木の木陰で1匹は座り込んで休んでいる。もう一匹は低木の芽?葉っぱ?を食べている。カメラをとりにもどりこっそり庭に出て近づく。完全にこっちに気づいているが逃げる気配はない。ある程度の距離をおいて対峙しているうちになにか他のことに気を取られたか、隣の庭を経由して森の方に歩いて行ってしまった。うちの両隣、すべて塀がない。植木でなんとなく仕切りはあるが、そんなの動物にとってはなんの問題もない。自由に行き来できるのでまた来るのだろうか。
8月5日 Airshow(Trial Day)
いまのオフィスは飛行場に接している場所にあり、cubeから立ち上がれば飛行経路によっては離陸している飛行機を目にすることができる。今日は午前中から爆音を轟かせた飛行機が行き来している。これは、今日の夜から始まるOregon Air ShowのDry run(下見?予行演習?)。なかでも賑やかなのは戦闘機によるアクロバット飛行。なんども滑走路の上を行ったり来たりするのでヘッドホンをしていても音が聞こえてくる、どんなことしているのかとおもって窓際にいって見ると、もう演習はおわって着陸態勢だった。その瞬間の写真がこちら。今年は息子がいないので見に来ようかまだ迷っていたが、滑走路を走る5km走がまだ受付中なのでそれに出るついでにまた来てみようか。
8月4日 日が出ると暑い
夏至が過ぎてもう一月。徐々に日が短くなっている感はあるが9時位まで明るい。日中の気温が30度を超える日は少なくなっているが、日が出ると暑くなって夕方には30度を超える。このまま秋に突入なのだろうか。少し暗い夕方に東京のようにちょっと雨が降ってくれるといいのだが地面は乾燥してカチカチ状態。芝生と花が植わっている場所はスプリンクラーと手動の水撒きでなんとか持っている状態。スプリンクラーの届かない場所の芝生は東京の1−2月の芝生の色。すなわち枯れている。根っこは枯れていないと思うのだが…秋になって雨がふるようになったらまた緑が戻ることを期待している。
8月3日 たこ焼き
日本からの引っ越しの荷物に入れたものにたこ焼きの鉄板がある。電熱線で作るものではなくしっかりした鋳鉄の鉄板。まだこちらに来てから出番は殆ど無いのだが、先日、娘が友達をよんで庭でたこ焼きの会をやったらしい。その時に食べきれなかった生地を昼食に焼いてくれた。焼いたことがある方はわかると思うが、鉄板ものは鉄板が温まり油が落ち着くまでは、焦げたり崩れたりと安定しない。一度安定すると左のように結構な品質で作ることができる。こちらのスーパーではタコの頭だけを安く売っているので、それを見つけるとこの半年くらい何度かかって凍らせていたようで、タコの具材は充分ある。息子が帰ってきたらもう一度やるには十分なようだ。
8月2日 またもやプロトタイプ
家に帰ってみると小さな封筒が届いていた。その封筒を開けると左の小さな基盤は2つ。これは数カ月前に出資していたセキュリティコード保管デバイス。このデバイスの中にはwebサイトなどのアクセスキー(パスワード)を複数保管することが出来、それを読み出すためには6つのボタンで暗証番号を入れなければならない。この中に保管されたデータは外から読み出すことは出来ないようになっており、パスワードを複数回間違えると自動的に中身が消去される仕組みも持っている。開発用の技術情報が公開されているためにいろいろと手を入れることができる。そこが面白くて買ってみた。まず使ってみてぶつかった問題は、ボタンは6個しかない。とすると、作るパスコードは数字の1−6だけで作らなければならない。自分が覚えやすい数字、意味のある数字は大抵数字がまんべんなく使われているので、7から0までの数字をつかっているとこいつでは使えない。形で覚えるか?いろいろ工夫をしてひとまず2段階認証のwebサイトに自動で入れるところまでは来た。でも1つずつの設定が結構面倒なのでここまでで今日は終了。さてこれからどう使おうか。
8月1日 さしみ again
先月何度か寿司、刺し身の夕食を楽しませていただいた。どうも、魚の会と呼ばれる、いい魚が入るとそれを卸から手に入れてポートランド近辺の家庭で分けるグループに加わったようで、以前も時々声をかけてもらっていたのだが、これからは定期的に新鮮な魚が手に入ることになったようだ。今回は赤身のマグロ、タコ、そしてアンコウ。アンコウは生では食べられないので茹でるか炒めるかしてくれとの事だったので、湯引きして今回は楽しませていただいた。湯引きしたアンコウはとても美味しかったのだが、この時期に楽しめる鱧を思い出させる食感だった。単に調理方法が一緒というだけなのだが。しそは庭ですくすくと育ち葉が少し硬くなり始めたものを気にせず利用。こんな食卓だと日本酒が欲しくなってしまう。
7月31日 虫
オレゴンには自然が沢山ある。それも広大な自然が。だけど、日本にあって、こちらにそれほどないものが一つ。それは虫。日本では、夏になればそこらじゅうで虫が鳴き、カエルが鳴き賑やかな野原となるのだが、こちらはいたって静か。なにが嬉しいって、「蚊」がほとんどいない。思い出せば、この時期日本では蚊取り線香は必需品だが、使ったことがない。ハエはいる。いまの家は牧場に接しているのでハエはいても当たり前らしい。前の家ではりんごの木が落とす実につくショウジョウバエがはげしかった。コオロギも見かけない。先週のキャンプではコオロギっぽい虫を最終日に見かけたくらい。ここに来た時は農薬とか使いすぎているんじゃなかろうかと心配したが、何年かに一度「蚊」は発生するらしい。本当に虫がいなければ食物連鎖が成り立たず小動物が生きられなくなってしまう。気候、植生などの違いなのだろうか。上の写真は日本では見たことのない色のバッタ。石にあった保護色となっている。鈴虫、ひぐらしの音が聞こえないのはすこし寂しい気もする。暑くないから十分ありがたい環境なのだが。
7月30日 ダウンタウンへ
初夏の時期にテントのフライシートが劣化してフライの役目を果たさなくなったと書いたと思う。一応、"Lifetime warranty"をうたうメーカー製のものだったので、補償担当に連絡をしてみたところ補修をするので送ってくれと言われて郵送したのが一月半くらい前。やっと先週キャンプ中に返事があって「修理不可能なので同等品と交換か商品券でどうか?」という連絡があった。交換にするか商品券にするかはまだ決めかねているが、送っていなかったテント本体、ポールなども送って欲しいと依頼されたためダウンタウンのお店にもちこむ。
その後は久しぶりにダウンタウンを歩きまわり、食材などを調達。数件回ったのだが、そのなかの一つが食材スーパー。安売りではなくていいものを扱うお店。その店にはバーが併設されており、コーヒーなどに加え、ワイン、ビールをグラスで提供してくれる。デリで幾つかのパックを買ってきてここで食べている人もいる。かなり歩きまわり疲れてもいたので、アーモンドをローズマリーとフライにしたものを片手にビールを楽しむことに。ちょっといっぱいのつもりが、せっかくだからサンドイッチでもとなり、3人でサンドイッチも写真に加えて楽しむことが出来た。幾つかのスーパーではデリが充実している中、こういうカウンターでビール・ワインをグラスで提供してくれるのはとてもありがたい。いつかは利用してみたいと思っていても大抵買い物に来るときは慌ただしく帰るので、今回やっと実現。これはありがたいサービスだと思う。
その後は久しぶりにダウンタウンを歩きまわり、食材などを調達。数件回ったのだが、そのなかの一つが食材スーパー。安売りではなくていいものを扱うお店。その店にはバーが併設されており、コーヒーなどに加え、ワイン、ビールをグラスで提供してくれる。デリで幾つかのパックを買ってきてここで食べている人もいる。かなり歩きまわり疲れてもいたので、アーモンドをローズマリーとフライにしたものを片手にビールを楽しむことに。ちょっといっぱいのつもりが、せっかくだからサンドイッチでもとなり、3人でサンドイッチも写真に加えて楽しむことが出来た。幾つかのスーパーではデリが充実している中、こういうカウンターでビール・ワインをグラスで提供してくれるのはとてもありがたい。いつかは利用してみたいと思っていても大抵買い物に来るときは慌ただしく帰るので、今回やっと実現。これはありがたいサービスだと思う。
2016年8月2日火曜日
7月29日 下界は暑い
山の中、それも朝夕は10度以下に下がるところに一週間もいたので外界の気温が暑い。30度を超える時間帯が時々あるのだが、そんな時に外を走っていると日差しがきつい。日差しがなければ気温は上がらないので、曇った午前中が走るなら最適。でも会社に行った後などちょっとした合間を見つけて走るとどうしても一番気温が高い時間帯になってしまう。写真は庭になっているブルーベリー。これで暑さをしのげるわけではないのだが、帰ってきてクールダウンするときに庭で時々食べている。
2016年8月1日月曜日
7月28日 Crowd Funding
巷で最近良く聞くCrowd Funding。実はアメリカに来てから時々面白いものに出資してプロトタイプと製品の間のようなものを手に入れている。中には、なーんだ、というものから商用製品と言えるレベルのものまだ複数ある。このCrowd Fundingはプログラムへの資金の提供であって商品の提供を約束するものではない。なので、中にはプロジェクトの途中で資金が切れてごめんなさいというものもあるようだ。出資する側は、いかにも購入を即されるようなインターフェースで申し込みをするために誤解をする場合もあるがちゃんとリスク要因は書かれている。この写真のビールサーバーはオレゴンにきてすぐに見つけたポートランドの会社のプロジェクト。2年前に申し込んだ時には2015年の春に製品を届けられるという目標だったが、あまりにも人気が出てプロジェクトが大きくなり、その結果ベンダーの選択、品質管理、そしてパテントなど山程の問題を抱え、あわやなくなってしまうかと思っていたのだが、1年数ヶ月の遅れでやっと手に入れることが出来た。配達ではなく、その会社に受け取りに行く約束で購入をしたので、行ってみると倉庫で山積みのサーバーの出荷作業で忙しいさなかだった。1年も遅れたのでかなり機嫌の悪い人たちもいて、返金騒ぎもインターネットではあったが、現場は静かなもので着々と発送作業をしていた。私が買ったものはステンレス製なので、色違いになるが、ちょうど購入したもので試していた別のお客さんに勧められて、彼のサーバーからついだビールをご馳走になる。これで、うちでも生ビールが飲めるようになる!地元の限りなくたくさんある地ビールを生で楽しめることになった。
7月27日 伐採用ウインチ
6月くらいに日本の知人から森の木の伐採に必要な機材をアメリカで買って送って欲しいとの依頼があった。佐久の山の中に幼稚園が所有していた土地と小屋を譲り受けて野外生活教育に使おうということで準備を進めている。その森が暫くの間手付かずだったので、それを整理するために間伐を進めているようだ。生きている木を切り倒したことがある人ならわかると思うが、水分を吸ったままの木は途方も無く思い。それが山の斜面だったりすると、人の力で運ぶには限界がある。そこで見つけたのがこの写真のウインチ。芝刈りに使うような小型エンジンにロープを巻き取る仕組みが付いているだけだが、これで結構使えるらしい。これを作っている会社がたまたまポートランドの東側があったので、夏のキャンプも終わり時間が出来たので今日は下見ついでに店まで行って来た。伐採用の専門のお店かと思ったら、Fordの古いスポーツカーのパーツを扱う自動車部品屋に曲がりをしているようで、自動車部品に混ざってこのウインチが置かれていた。ちょうど在庫もあり、これだけで仕事はできるよ(付属品や保守品を買う必要なし)とのことなので、その場で支払いをして目出度く入手。あとはAmazonでかったチェーン、丸太の滑りを良くするためのツールが届いたら日本に発送の予定。どんなふうに使われるのか是非見てみたい。
7月26日 無事に到着した模様
最初から躓いた息子の初めての一人旅はどうなったのか、こちらからtrackingしようと使ってみたのがflightrader24というサービス。このサービスは、飛行機の便名がわかると飛行機が移動中(taxingを含む)の場所、スピード、高度、方向、その他の情報がリアルタイムで見られる。まずはポートランドで彼が搭乗した後はなにもすることがないのでさっさと家に帰ってきて、飛行機がどうなったかを見ていた。幸いにも離陸前で、滑走路上を移動しているのを見ることが出来た。その時間帯のフライトは東から西方向に滑走して離陸するコースなので、うまくいくと家の庭から見えるかもしれない。そう思って庭に出ると彼の飛行機の前を飛ぶ飛行機がちょうど庭の東側の空を飛んで行くところで、彼の載った飛行機も庭の東の空をかすめて南に飛んでいった。サンフランシスコでの乗り換えの時間はターミナルの何処かの部屋で待たされたらしく、お客扱いではなかった模様。でも無事に太平洋区間の飛行機にも搭乗でき10時間のフライトののちの着陸直前の画像がこちら。747で飛んでいたので、成田の長い方の滑走路にしか降りなければならないため第1ターミナルに近い滑走路に無事着陸。日本のパスポート、それも電子ゲートを通れる登録していたので問題なく荷物を引き取ったあとは飛行場をあとにできた。それにしてもある意味貴重な体験だったのかもしれない。次からは航空会社は細かく選ばねば。
7月25日 日本へ
息子が今日から日本に帰る。土曜日にキャンプから戻り、1日昨日休んで、今朝の早朝の飛行機でポートランドを出た。
ポートランド空港を7時前の飛行機だったこともあり、3時前には起床して出発準備。4時を目指して空港に向かう。空港でのチェックインまで付き合えばいいかとおもい、一応空港の駐車場に車をとめてチェックインカウンターへ。今回の飛行機の手配は日本の航空会社を通して行った。最近は物理的なチケットはなくe-ticketと呼ばれる電子チケットの控えだけでチェックインが可能。特に問題なく通れるかとおもいきや。
「旅行するのは彼ですか?」
「彼はいくつ?」
「大人はついていきますか?」
立て続けに質問を受け、彼が一人での旅行であることを伝える。ポートランドには日本の航空会社が直接入っていないため、米国の航空会社を使って一旦サンフランシスコまで行くのが今回の旅程。ここで問題は、米国の航空会社は16歳以上にしか一人での旅行を認めておらず、今回の息子の年齢では飛ばすことを許可できないとこの場になって言い出した。発券時になにもそんな注意書きもないんだからなんとかしろと、その場で押し込み、交渉の結果そこの空港の責任者が特例で今回は認めると。窓口の担当は帰りの飛行機も乗れないはずだと言いはって、調べると帰りの航空会社は12歳から一人での旅行を認めている。なんとも見えないところの落とし穴。ただし条件は乗り継ぎのサンフランシスコで保護者の代わりに乗り継ぎの面倒をみてもらうサービスを購入すること、そして、目的地の日本でも大人が誰か迎えに来ることを約束させられる。せっかく一人でいろいろな経験をさせようと思い、いろいろ準備や下調べもさせたのに、なんだかもったいない。なにかあった時に訴えられることを避けるためのルールなのだろうが、なんとも無駄な仕組みだ。無駄にかかるコストよりもお若い世代ができる貴重な機会を奪っているようでとても残念。ちなみに、これはアメリカだけでカナダは大丈夫なようだ。
この問題のおかげで、体は大人だが子供扱いされた息子は写真のような「要注意人物」のリストバンドをして旅行をしなければならなくなった。
「もう16になるまで帰るのやめた」と言いながら登場していった。
ポートランド空港を7時前の飛行機だったこともあり、3時前には起床して出発準備。4時を目指して空港に向かう。空港でのチェックインまで付き合えばいいかとおもい、一応空港の駐車場に車をとめてチェックインカウンターへ。今回の飛行機の手配は日本の航空会社を通して行った。最近は物理的なチケットはなくe-ticketと呼ばれる電子チケットの控えだけでチェックインが可能。特に問題なく通れるかとおもいきや。
「旅行するのは彼ですか?」
「彼はいくつ?」
「大人はついていきますか?」
立て続けに質問を受け、彼が一人での旅行であることを伝える。ポートランドには日本の航空会社が直接入っていないため、米国の航空会社を使って一旦サンフランシスコまで行くのが今回の旅程。ここで問題は、米国の航空会社は16歳以上にしか一人での旅行を認めておらず、今回の息子の年齢では飛ばすことを許可できないとこの場になって言い出した。発券時になにもそんな注意書きもないんだからなんとかしろと、その場で押し込み、交渉の結果そこの空港の責任者が特例で今回は認めると。窓口の担当は帰りの飛行機も乗れないはずだと言いはって、調べると帰りの航空会社は12歳から一人での旅行を認めている。なんとも見えないところの落とし穴。ただし条件は乗り継ぎのサンフランシスコで保護者の代わりに乗り継ぎの面倒をみてもらうサービスを購入すること、そして、目的地の日本でも大人が誰か迎えに来ることを約束させられる。せっかく一人でいろいろな経験をさせようと思い、いろいろ準備や下調べもさせたのに、なんだかもったいない。なにかあった時に訴えられることを避けるためのルールなのだろうが、なんとも無駄な仕組みだ。無駄にかかるコストよりもお若い世代ができる貴重な機会を奪っているようでとても残念。ちなみに、これはアメリカだけでカナダは大丈夫なようだ。
この問題のおかげで、体は大人だが子供扱いされた息子は写真のような「要注意人物」のリストバンドをして旅行をしなければならなくなった。
「もう16になるまで帰るのやめた」と言いながら登場していった。
7月24日 かたづけ
キャンプから帰ってきてまずしなければならないのは、持っていた備品の乾燥、清掃、そして整備。息子はまず最初に砥石を水につけて研ぎ直しに手を付けた。私はテント、シュラフを庭にロープを張って干す作業から開始。現地は細かい土埃のおおいサイトだったので、持って行ったものから埃をはらって、次の外出にすぐ使えるようにいろいろと片付けを進める。一番注意をしなければいけないのがこのブーツ。最近では冬山用のブーツも合成繊維で出来たものが多く手入れは楽になっているのだろうが長持ちしない。4年も使うとソールが剥がれたり、張替えも出来なかったりと。そのため私はいまでもこういった革のブーツを使っている。今回は水洗いが必要なほどは泥の汚れがないので、埃を払いとあったあとはオイルで汚れを取りながら保湿成分を染みこませる。右が手入れ前、左が綺麗にして油をのった状態。このブーツはポートランドにあるメーカーのもので日本でも知られたブランド。空港の近くに向上があり、そこで必要な手入れはしてくる。そろそろソールの張り替えの相談でもしてもいいのかもしれない。
7月23日 Camp Pioneer Day7
いつもの朝とは異なり、キャンプサイトまでキャンプスタッフが全員分の朝食を運んでくれた。朝食はソーセージエッグマフィン、バナナ半分、牛乳パック一つ。これで足りるの?という分量だが、もうすぐ解散でそのまま帰るから良いのか。隊としての朝のセレモニーをさっさと終わらせて、荷物をトレーラーに積み込み、キャンプサイト全体での最後のセレモニーに参加。この一週間全体での表彰が全体のスカウトの前で行われた。人数が多い割に我々の表彰者が少ないのはすこし気になった。特にリーダーの表彰は小さな隊のリーダーが複数もらっていたのが気になった。自分の隊のサイトにほぼずっといたので他の隊の指導者がどのようなことをしていたのか見るチャンスが少なかったので今度はその変にアンテナを広げてみよう。
まるまる1週間の滞在。あっという間の1週間。昨年の世界ジャンボリーに比べればほんの一瞬。だけで中身の濃いキャンプだった。新しい物をいろいろ見ることが出来た。息子もいい経験が出来た。ここからまた次に繋がる確信の持てるキャンプだった。体はつかれたが、すでに次に何をしようかと考え始めている。
まるまる1週間の滞在。あっという間の1週間。昨年の世界ジャンボリーに比べればほんの一瞬。だけで中身の濃いキャンプだった。新しい物をいろいろ見ることが出来た。息子もいい経験が出来た。ここからまた次に繋がる確信の持てるキャンプだった。体はつかれたが、すでに次に何をしようかと考え始めている。
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