2015年6月24日水曜日

6月12日 大学の学費

日焼けは良くないと言われていても、本能からか天気が良ければ外に出たくなる質。今日は、久しぶりに以前のオフィスに行くチャンスがあったのでそこの知人たちとお昼を一緒にすることに。屋内でも食べられるのだけれども、隣接したこの中庭でいろいろと喋りながら昼食を取ることができた。
その時の話題は、大学の授業料の話。こちらの仲間で、今年の秋からお嬢さんをこちらの州立大学に送る方がいて、具体的な学費や必要な費用の話を聞くことができた。その州立大学は1年生は必須で学内の寮に済むことが求められているので、その寮費が1年間で約8000ドル(1ドル100円計算で80万円)、そして学費が約10000ドル。これが高いのか安いのか判断は分かれるところかと思うが、日本で私立大学に行かせて、下宿をすることになればほぼ同等の費用がかかるのではなかろうか。これに、奨学金をいろいろと応募して、1000USD,2000USDとかさねて実際の費用負担を下げるのが一般的。州立大学は一般的に州内の学生を優遇するので、学費が州内に住んでいれば外部の学生の半分くらいで済む。隣の週の州立大学からも合格をもらえたそうだが、学費の面で大きな差があり結局オレゴン内の大学を選んだとのこと。奨学金をもらえてもその差は大きかったそうだ。さらに私立だと毎年ベンツが1台買えるくらいの学費がかかるので、奨学金がとれるか、相当の収入がないと難しいのが現実。厳しい一面を見た気がする。
ちなみに、その時に話題になった日本の国立大学の学費の話で寮費はかなり抑えられているようだ。筑波大学では当時月に1万円ちょっとだったとか。年間でも12万くらい。これは大きな差になる。そういえば、国立大学の公務員官舎はいまでも月に3万程度らしいので社会のずれが隠れていることを思い出した。一方、国立の学費は年々上がっており、いまでは私立文系と国立(国立に文系、理系の概念は費用面ではない)がかなり近づいているはず。国立の学費でいくらを払ったかを記憶していると、その人の入学年次がわかる。この昼食でも、あ、すこし私より先輩ですねなどという会話があった。ちなみに私の時は半期が15万円だった。

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