人のことを言える立場にないが、息子の物忘れが激しい。小さな時から三歩歩けば忘れるとからかわれていたが、未だにそれが抜けない。たぶん目の前に何かが見えると、それに意識が移って、それまでに意識の中にあったことがどこかに飛ぶのか、処理が別の場所に言ってしまうのだろう。今朝は本来、自分で昼ごはんのお弁当を作ることにしていて、好物の炊き込みご飯を朝炊いてもらって、それをおにぎりにする作戦だった。まずもって、朝起きて来ると昨晩のそんな作戦は全く記憶からなくなっている。学校にそろそろ行く時間なので、なにか忘れ物ないのか?とヒントを上げると、一瞬考えた後に自分でお弁当を作らなければいけないことに気づく。その瞬間から大慌て。炊きたての炊き込みご飯を熱い熱いと言いながらサランラップを使っておにぎりにする。そこまでは良かった。その後、そのおにぎりをカバンにまで入れればいいものを、カバン、着替え、おにぎりをもって玄関にいって、着替えを始める。そして、終わった瞬間にカバンだけを握って走り去った。そして、玄関に残っていたものは、このおにぎり。
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