2,3週間前の強風で倒れた隣の家との間の塀の修理を隣の家の主人が始めたのでそれを手伝うことにする。私の家のオーナーは、もう20年もたった塀だから全て取り替えてもいいのだが、なにか方法を考えると隣の主人が言っているので、その提案を待っていると言われたのが1週間くらい前。隣の主人は元郵便局員だかのいいおじさんでいまはリタイアしていると言われるが年齢はそれほどではなく、まだ働きたければ十分働けるのだと思う。たぶん、政府の仕事なので年金がちゃんと出ているのだろうか。
ここでまたひとつ学んだのは、日本ではどんなに家が密接していようが、責任分界点はできるだけはっきりされており、土地にはマーカーが、塀を作る場合には持ち主が明確になるようになっている。こちらはそんなのが全くない。まず、隣地との境界がわからない。なので家の芝生は、人の土地であっても自分のところから続いていればそこまで手入れをするような合意をする。私の場合は家に向かって左の芝生は隣人が、右の芝生は私が手入れをすることになる。そして問題の塀は、なんと共有物。そのため勝手に片方の家がもう置き換えようとおもってもそれができない。さらに興味深かったのは、隣人の主人はOKでも、奥さんがOKするかわからないので、まだまだ時間がかかるだろうとのよみをもらっていたが、まさにそのとおり。財布の紐は奥さんなのだろうか。こちらでは、共働きが普通のなので、銀行口座も別々、クレジットカードも別々が普通。共有物の補修の場合はどうやって費用分担をしているのか非常に興味深い。
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