深夜からアラレが窓を叩く音で天気が荒れ模様なことはわかっていた。明るくなってみると家の前は左のような状態。雪ではなくアラレ状の氷粒が土の上に凍結して残っている。いろいろ考えてみると、たぶん上空の空気がそれほど気温が下がっていないために雨滴として地面に降りてくるが、地表面近傍の気温が低いために雪ではなく氷の粒として地表到着時にはなって着地しているよう。またすこしは雨滴として落ちてくるので雨とあられば混ざった状態。日本でよく見かけるものは、雪が溶けかけたものと雨滴が混ざるみぞれだがこれはちょっとちがう。その結果、地表に落ちた水滴はその場で凍るため、自動車や木が氷でコーティングを掛けたような状態になる。一日外に放置された車は1cmくらいの氷に覆われているような状態だった。枯れ葉にも氷が付着し(霜ではない)、綺麗な葉っぱの形と葉脈が氷に転写されるようなものが多く見られた。芝生もおなじで1本ずつが氷をまとっているのでその上を歩くと不思議な感覚になる。
学校は、児童と関係者の安全のためにcloseすなわち休校とするとのアナウンスがwebに掲載され子供たちは予想外の休みとなる。会社はそんなこと関係ないのだが、来てみるとやはり出勤者は少なく、家から仕事をしている職員が多かったようだ。どうも電車も止まっていたらしい。ということは、異常な天気だったんだろうか。
夜には散歩と称し、息子と近所を歩きまわり凍りついたいろいろなものをみることができた。芝生のサッカーグラウンドでは、芝生かその周りの森の葉っぱかわからないが凍りついている氷が割れる微妙な音が静かにしていると聞くことができて貴重な経験ができた。これでほんとうに冬到来となった。
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