2014年12月22日月曜日

12月21日 冬休開始

子供たちは今日から冬休み。なんとアメリカにきて9月からの最初の学期が無事に終了。成績表が出ているかもしれないがまだ見ていない。しかし、よく頑張った。知らない土地で、それも言葉が通じない中。そんな会話を夕食時にしていた時の記憶に残る言葉をすこし記録しておく。
「大変だったのは最初の一週間だけだよ」だそうだ。この言葉には正直驚いた。最初の一週間で現地校の中で話す相手を見つけ、自分の居場所は決まったので、その後は楽しく過ごせたとのこと。いい環境だったのか、自分から見つけられたのかは定かではないが前向きな言葉にすこし安心させられた。
その次の言葉は、「生半可な気持ちで留学なんかしちゃダメだよ、ホント大変なんだから。」だそうだ。周りには、国を捨てざるを得ずにこちらに来た子供もいる。または、その国の将来を支えることを期待されて送り出され留学をしている子供もいる。昔の日本もフルブライトなどの仕組みなどを使わなければ留学がかなわなかった時代に来ていた人々の気持ちは同様だったのだろう。そのような、生徒と接する機会をもっての言葉は重い。反面、日本にいる友だちは、そのような重さの感覚はまったくなく、語学留学程度の思いで会話をするようで大きなギャップを感じるようになったようだ。どちらが誰の言葉かは書かないが、それぞれがいろいろな新しい経験をして、日本にいてもできないものを得てくれたようなので、みんなの苦労は報われたのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿