2014年9月24日水曜日

9月23日 オレゴンの免許やっと取得

とうとう来ましたこの日が。8月の上旬に運転免許の筆記試験を合格して実地試験の予約を入れたところなんと1.5ヶ月先までいっぱいと言われ、この日となった。いろいろと事前情報を仕入れながら準備をすすめて試験の望むこととなった(といっても心の準備で特に練習などはしていない)。
まずは予約の時間にDMVまで行き、必要な書類を提出。こちらでは自分の車を持ち込んでの試験となる。試験を受けるためには安全基準に合致した機能をもった車であること、ちゃんと保険がかかっていることが求められる。そのために、受付にて本人確認(パスポート)、住所確認(水道料金の請求書)、そして保険の契約書の提出が求められる。私の場合は、筆記試験を受けた後に引っ越しをしているのでここで、前回の申請書の住所を変更することになる。書類の確認が終わると、指定の場所(駐車場)に車を持ってきて待てと言われる。

試験開始前の待機場所で車を停めて待っていると、持ち込む車は千差万別。若い女性がでかいSUVで試験を受けに来ているかと思えば、トラックで試験を受ける人もいる。私は大型セダンの6MTという変わった車での受験となった。試験官が予期せず車の後ろから近づいてきて、挨拶をされ、安全確認をするので運転席に座って窓を開けろと指示をされる。そこから、エンジンをかけずに、方向指示器、クラクション、ブレーキランプなどの点灯確認をして、やっと試験官(おばちゃま)が助手席に乗る。そこで、定形の文句(リラックスしろ、引っ掛け問題はない、わからなければ試験前に質問しろ、などなど)を述べ、エンジンスタートが指示される。

こちらにきてすでに2ヶ月以上運転をしているが、交差点で右左折をした後の進路選択などどうも日本と違う部分はぎこちなくなる癖は消えていない。そんなちょっとした不安を持ちながらも試験開始。試験ルートは最初は癖はない道だが、路面電車と一緒に走ってみたり、警察の前で車両が道路に対して斜めに駐車されるような場所や、いろいろ慣れていない道を走らされる。一番迷ったのは路面電車が道路を横切るときで、こちらが止まるほどの距離ではないが、そのままのスピードでは進めないという場面。こんな時にどうすればいいかなんてまったく記憶に無い。なんとなくのろのろとすすみそこはごまかす。走行しているうちにDMVに戻る道に向かったので、もしかして試験中止か!?とドキドキしていると、DMVのすぐ手前で路側に車を寄せろと言われる。これは全く予期しない指示。さらに、後ろを見て安全だったら路側に平行にバックしろと。何を求められているのだ?全然理解できず一応指示に従ってバックする。その後DMVのスタート位置にもどる。

さて、結果は?
めでたく合格ですと。でも点数はギリギリ。減点箇所は、

  1. 車線変更時にウインカーを早く出しすぎ。日本では早めに指示出すことはいいこととされるが、今回の試験官は、他の車に誤解されると指摘された
  2. 踏切手前にて停車をしたと指摘される。これは路面電車のところをいっているのか理解できないが、一応理解したと伝える
  3. DMV手前でバックするときに後方確認が十分でないとの指摘。そりゃそうだわ。あれだけ意味分からない状態だったから。
  4. バック事件の直後の速度が超過していた。こちらでは日本に比べて制限速度が高めで、日本の感覚で運転すると不用意な原則として減点されると聞いていたので、それなりのスピードをだしたら裏目に出た
の以上4点。ほんと危なかった。これで落ちていたらまた1.5ヶ月待ちかもしれなかった。最後にそのおばちゃまから、私の名前はこれこれでもし今回の試験のfeedbackがあればここに連絡を入れて欲しい、それによってparttimeのしごとからfulltimeにかわれるかもしれないのでといわれる。そうか、part-timeだったんだ。でも合格をくれたからこれでよしとしよう。

こちらに来てから一度も切っていない髪の毛、日曜日のAirshowで真っ黒に焼けた顔で免許の写真を撮ってしまい、送られてくるのものを見る気がしない。。。。

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