世の中は中秋の名月、日本ではスーパームーンと呼ばれる月見のシーズンらしい。台湾と電話で話したらHappy Full Moonといわれて電話を来られた。日本で、月見だとか七夕というとたいてい空は見えないのが常。しかし、こちら西海岸の夏はたいてい雲は午後には切れて青空が見えるのが日常なので月を見るのはそれほど難しくない。9日の夜に一応明るい月を見たが、この写真は10日の朝に走りに行った時の日の出前のそらに浮かんでいた満月+1日の月。こちらはサマータイムのため、日本で言うと6時前くらいの空になるだろうか。7時前に走っているとまだポートランド側からの太陽が上がってこない。この写真は西側を望み地平線にこれから沈む月を撮ることができた。この場所はよくうさぎが出る場所でなんどかうさぎの写真を掲載しているが、最近はあうことが少なくなった。ウサギかなにか小動物の気配がするが姿を見ることがない。その一方、一週間くらい前はなんと狐がとっことっこと歩いているのに遭遇。ということは、うさぎは強敵が近くにいることになる。それなりの住宅地なのだがまだまだ自然は残っているようだ。
さて、車を入手してガソリンも満タンにして車に慣れるようになりつつあるが、面白いネタを一つ。この車、東京で乗っていた赤い車と同い年。2001年生まれ。赤い車はCDチェンジャーが付いていて、社内ではCDかFMを聞いていた。その前に乗っていたレガシーがどうだったか正直全く記憶が無い。CDチェンジャーを載せていたことは記憶しているがテープが乗っていたか、聞いていた記憶が全くないのでほとんど使っていなかったのかもしれない。
しかし、なんと今回の私の足となっている、BMW540iの2001年版にはテープが搭載されていて、逆にCDチェンジャーが壊れているために無い。コンソールにもCDがないので選択肢はFMかテープとなる。そこで、偶然なのだが、今回の引っ越しで勿体無くてダンボールひと箱のオーディオテープを実は持ってきた(捨てなかった)。そのおかげで、そのテープがなんと生きるということが起こった。下記の写真を見ると一番上に、カセットをいれる場所があって(実はこれはウッドのカバーで隠れる)、そこにカセットを入れるとなんと普通に再生される。子供たちは、テープなんでモノから音が出るなんて全く想像もしていなかったので興味津々でいじりまくり。ご覧のとおり、相変わらず6速MTを楽しむ生活をこちらでも続けている。5シリーズでMTがどのようなものか口では言い表せないが、ヨーロッパに行ってタクシーにのったことがある人なら記憶にある、メルセデスかBMWのタクシーの感覚(静かに加速するMT)がこの車を表すのにぴったりな感覚だと思う。思いがけない偶然が重なって古い資産が生きることになってこれからの通勤が楽しみになってきた。
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