大会一日目といっても、こちら側はISTのトレーニングがメインの業務のため急に何かが変わるわけではない。ただ、スカウトたちがサイトに入り、プログラムが実際に動き出したので、プログラムを担当する部署では今日からが本当の始まりでいかに良いプログラムを子供たちに提供するかが彼らの肩にかかっている。この日の午後に入ってきた報告は、3つの部署に係る連携不足による事故があったとのこと。なんとなく予想ができたことなのだが、本部側の理解と現場の日本の関係者の理解、事実との差があると良くないので、日本側の関係者からの情報収集をすることとなった。関係者と話をしてみて分かったことは、組織の中での情報伝達が上手く行っておらず、現場ではそれが原因でトラブルになったとのこと。これを受けて、今までの職掌をすこし広げ、各部でのISTがどのように機能しているか、ISTはそれぞれの部署でどう働いているのかの調査を進めることとなる。これが上手く行けば、国際的なチームを作る上での課題と問題点を明らかにでき、必要があれば各部へのサポートができることとなる、との仮定で検討をチームとしてするめることとなった。我々としてはすでに1週間がたち、疲れも見えてきているところに急激に負荷がかかった現場は大変な状況なのであろう。
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