2015年8月11日火曜日

7月29日 23WSJ L-0: とうとう開会式!

23日に準備でここにきて既にほぼ1週間がたった。一週間の準備を経て、やっと今晩が開会式。このような大きな大会では、設営の時間や食事などのことを配慮して大抵7時位から開会式となる。今回も夕暮れ時から開会式が始まる予定。子供たちだけでも3万人弱があつまるため、迷子が出ないようにとか、混乱がないようにとSafety部が大活躍。我々ISTは子供たちとは切り離された後ろのほうから開会式を見ることとなる。制服での参加が求められるため、日本人は今回切り替わった新しい制服での参加となる。しかし、この暑い中制服をしっかり着て、片道30分弱の道を歩くのには滅入ってしまう。世界150カ国からの参加者がいるので、制服も多岐にわたる。昔ながらの半袖半ズボンに大きなつばのウールの帽子での参加国もあれば、夏向きの動きやすいものでくる派遣団もあり多様性をまさに見ることができる場となった。日本の文化を見せたいのか、アイドルグループがでたりとちょっと首をひねる部分もあった。しかし、最も残念だったのは日本連盟理事長のスピーチ。彼は早稲田のフランス文学だかの元研究者。それを見せたかったのかスピーチをフランス語でやってみた。しかし、そのフランス語がカタカナ発音、メモを棒読みで全く心が伝わらない。6000千人を超える日本からのスカウトがおり、彼の日本語を英語、フランス語に翻訳する仕組みもあったことを考えれば、日本にいるスカウト、その家族に直接メッセージを伝えられる良いチャンスだったのに、それをみすみす捨てたとこになる。さらに英語を使わなかったことで、英語を理解する多くの人に対してメッセージを送ることもできなかった。彼には疑問を持つ関係者が多い中いつまであの地位にいるのだろうかという話題が会場からの帰り道の多くの方々たちの話題だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿