野外救急法の二日目は、昨日の基本的な内容を踏まえてさらに実践的な訓練を2グループに分かれて実施。実際に遭遇しそうな事故を想定した演習。例えば、講義をしているところに突然「けが人が出たので助けに来て下さい!」と人が入ってきて、そのまま必要なものを体に身に着けて外に飛び出す。講義をしている建物から数百メートル離れた場所に行くまでの間に、その案内をする人間は動転しており「早く、早く」とだけ叫び続け、実際の事故がどのようなものなのかが聞き出せない。そこを、落ち着かせて、話を聞く担当、救急用品を用意する担当などが歩きながら決まっていく。結局、この日は4パターンくらいの実習を行い、最後は写真のようなストレッチャーで傷病者を手当した後に移送する訓練を実施。この傷病者を運ぶのがとても重い。ストレッチャーが頑丈で多分重さが有るのだろうけれども、人が乗ると6人で分担してもっても5分続けて持つのがやっと。これはとてもいい経験だっと。もし本当になにか事故が起こって、30分でも搬送場所まで歩かなければならないと思うとこの訓練はとても意味のあるものだった。十分訓練はするが、これが役に立つ日が来ないことを祈るばかり。
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