日本では最近インチネジを見かけることは殆どなくなってきたが、アメリカにはまだまだインチネジがいっぱいある。アメ車に乗ったことがないので、彼らがインチネジかどうかわからないが多分使っているのかもしれない。左の写真は先日のStanfordに行った時の自動運転ラボにあった工具箱。ラベルにはStandard Wrenches(標準レンチ)とMetric Wrenches(ミリレンチ)と書かれている。世界から見ればMetric(ミリ)が標準だがまだこの鎖国の国ではMKS単位系は標準ではないのかもしれない。すこし先が明るくなってきているのは、オレゴンだけかもしれないが、理科教育ではMKS単位系が使われておりポンド、インチは実験などでは使われていない。でも実生活で目にするのはガロンで買う牛乳、ポンドで買う肉、そして分数で表示されたインチサイズのノート。アメリカの教育は州によって大幅に異なるため、国としてMKS単位系に移れるのはまだ先になるかもしれない。ちなみに、テキサスなどではダーウインの進化論は教えてはいけなかったのではなかったかな。だから地球温暖化の議論などでは信じられないことをいう議員たちがそのような州からは出てくることが有る。
0 件のコメント:
コメントを投稿