日本ではカミソリで有名な貝印は「旬」という包丁のブランドを国外で展開している。その貝印の工場が、息子の通う日本人学校の近くにあり、たまたまその工場での販売会の広告を新聞で見つけた。どんなものがあるのかと興味本位で行ってみたのだが、これは危ない。あまりにも多様な刃物が半額かそれ以下で売られており財布の紐が緩んでしまう。私は先日フランスのナイフを日本買ったばかりで(といっても1本$10くらいなので安いのだが)、自分のものはぐっと我慢し、調理用に日本にいたときから欲しいと言われていた出刃包丁を刃渡りの長いものと短いものを1丁づつ、そして刺身包丁も必要だとのことで3本を調達。さらにかぼちゃなどの硬い根菜を切るとき用の包丁も格安になっていたものを購入。このセールでは包丁のカバーは希望すれば無料でくれたり、4本包丁を買うと、木のブロックでできた包丁差しが無料でもらえたりととてもお得。後から聞いた話では、初日の金曜日の朝はテントを張って泊まり込みの人もいたらしい。料理人も多数買いに来ているようで偶然だったがとてもいい買い物が出来たようだ。この出刃包丁を使ってみたくて、頭がついた状態で魚を売っていそうな店を探して川の反対側まで行ったのだが残念ながら尾頭付きは家族3人で食べられるサイズのものはなく、すこし先までおあずけとなってしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿