2016年12月22日木曜日

12月13日 ハチドリ

ハチドリという昆虫のように飛ぶ鳥がいる。この辺では珍しくはないのだが、日本人の私にとっては珍しいので、ハチドリ用の餌というか密を提供する場所を木にぶら下げている。ハチドリというくらいで、羽を高速に上下させ、まるでハチのように飛んだり、ホバリングしたりできる。思い込みかもしれなけ入れども、この鳥は暑い地域の鳥かと思いきや、真冬のオレゴンでも飛んでいる。普通の鳥のように穀物や樹の実をついばむのではなく、花の蜜を吸っているようだ。うちの庭にぶら下げているものは、花の形をした吸口から密を飲めるようになっているのだが、この寒さで大丈夫なのだろうかと思っていると毎朝ここにやってくる。話によると縄張り意識があるようで、他の鳥が来ると、それを威嚇するような行動に出る。ハチドリ以外はこの密に興味はないので、ハチドリどうしの戦いとなる。戦いと言ってもあまりにも早く飛ぶのんでなにが起こっているかはよくわからないうちに一羽はどこかにいってしまう。この密が寒さで凍ったらどうなるのだろうか、シャーベット状でも吸うのだろうかと興味は尽きない。

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