2016年11月30日水曜日

11月24日 電池交換

Thanksgivingで大学が休みのため、娘が昨晩から帰ってきた。帰ってきてまず頼まれたのがPCのバッテリー交換。どうもバッテリーが膨張してPCの背面が盛り上がり安定しない状態らしい。開けてみると、写真のとおり。パッケージがパンパンに膨らんでしまっている。電池は内部で化学反応を起こさせ、それによって電気を発生させている。その化学反応によってガスが発生する。そのガスを内部で吸収するような仕組みを充電バッテリーには組み入れているだろうがそれがうまく働かなかったようだ。
この原理を利用すると一般の乾電池に電気がどれだけ残っているかがわかる。電気が蓄えられている電池は化学反応が起こっていないために電池の中にガスはそれほど充満していない。しかし、その電池を使っていくうちに反応により内部にガスが発生しそのガスによって内部の圧力が高くなる。これ状態を電池をある高さ(10-15cmで充分)から落とすことで見分けることができる。電気が蓄えられているものは圧力が低いので落としたときのバウンドが少ない。しかし、電気を使ってしまった電池は内圧が高いため、バウンドの量が大きい。すなわち空気のいっぱい入ったボールを落とすのと同じことが起こる。これを2年前の息子の中学校の理科研究で調査して発表をした。今回のバッテリーはガスが発生することがよく分かる状態を見せてくれた。感心したのはこのシールドの強いこと。これだけ圧力が高ければどこかに穴があいてガスが漏れてもいいのだが、そうはならなかった。あとは、交換の電池が届くのを待つばかり。

0 件のコメント:

コメントを投稿