2015年11月2日月曜日
10月9日 Essay writing night
こちらの大学への入学は日本とは大幅に違う。まず、試験はあるにはあるが、大学ごとの試験ではなく、日本で言えば業者の試験(大きく一般的なものが2つある)。これで基礎学力を見るらしい。それに次に高校からの成績。これは中を見たことはないが、どうもクラスでの成績以外にも、ボランティアをしたとか、クラブ活動で活躍したなどの記録が入るらしい。そして次がエッセイ。日本語で言えば小論文。これが曲者で、この小論文でそれぞれの生徒の評価をするらしい。このエッセイは、学校によって長さやテーマなどが異なるが、一般的に自分が何を学びたいのか、何を今までしてきたのか、そして大学を出てから何をしたいのかといった事柄をテーマに合わせて書くことが勧められている。今晩は、そのエッセイの書き方についていま子どもたちが通っている学校区が受験生向けに行う説明会だった。聞いてみて驚いたのは、与えられた導入は使うなとか、動作から入れとか、限られた文章でいかに自分をアピールするかが説明された。このエッセイ、日本であれば学校に来て90分とか限られた時間内で書けとなるが、こちらの大学は書いたものを送ってこいなので、なんども先生に見てもらったり、インターネットでお互いに添削するなてことも行われている模様。さて、こんな状況で大学はどうやってエッセイを評価するのだろうか。日本に居た時に大学の授業をしばらく持っており、レポートを学生に任せずに自分で読んでいた。大抵の場合2行を読めばそれがオリジナルな文章かはだいたい分かる。そんな読み方を大学入試てもしているのだろうか。これから年末に向けて高校最終学年生はドキドキハラハラの時期を過ごすことになる。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿