2016年9月12日月曜日

9月11日 平和にすぎた911

2001年の9月11日はLos Angelesにいた。前日に現地に入り、その日から衛星の振動試験に立ち会う予定だった。朝に起きてホテルのロビーを出るところで沢山の人がテレビに釘付けになっているのをみて、なんで朝から映画みたいなものを見えているのだ?と思ったのが最初の反応。理由は大きなビルの火災が目に入ったから。でもよく見ると、どうも飛行機がビル、それもWorld Trade Centerに突っ込んだと言っている。ちなみにLos Angelesは東海岸に対して3時間の時差があるので7時の会議に間に合うように出ようとしていたその時間は東海岸で10時過ぎ。衛星の工場について自分のプログラムの部屋に行くと、今日は工場閉鎖なのでかえってくれと指示される。墜落した飛行機の1機がLos Angelesに向かっていたことも分かっており、それもありLAは非常事態宣言が出ており、空港は閉鎖、市役所なども閉鎖、できるだけ外に出るなとの指示が広く出されていた。市長がテレビで市民は不必要な外出を控えるようにとアナウンスしていたのを覚えている。ホテルに帰ってもやることがないので、海にでも行って走ろうかと思ったのだが、日本からの連絡があり、ホテルから出るなとの指示。そんなことがたて続けに起こったのが2001年の9月11日。

毎年、心配する人は何かまた起こるのでは?と思うのだがオレゴンの今日は平和な日曜日。息子は先週切った木の枝を燃やしながら今週から始まった高校で出された課題を読むと言って庭で焚き火。この写真を見て思うがまだまだ日差しはきついようだ。なにかのテレビでやっていたが、いま中東に展開しているアメリカ軍の若い兵士たちはあの911の時にまだ小学生になっていない年齢らしい。時が経つのは本当に早い。

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