2015年9月9日水曜日
9月3日 ポートランド日系人資料館
子供たちの学校は今年はまだ始まらないので、折角なので社会科見学にでもということになり、ポートランドダウンタウンにある日系人資料館に行くことにする。息子は、今回の夏に日系人の太平洋戦争時の苦労をドラマと本で読んでいるのでちょっとは興味を持っているはず。といっても出不精の子供たちなので、食べ物で釣って車に載せる。ついた場所は、いまではChina Townとなっている場所にその資料館はあった。そこで学んだことは、ポートランドには、カリフォルニアと並んで多くの日系移民が住んでいたこと。この地域の開発におおきな貢献をしたこと。しかし、太平洋戦争勃発とともに行われた強制移住の結果、日本人街のあった場所はなくなり、いまはChina Townとなっていること。街の区画は変わっておらず、どこに何の店があったのかなども詳細な記録が残っている。さらに、この地域から米国陸軍に出征した方の制服も残っており有名な442部隊の部隊章がついた制服も展示されていた。日本から来た人を連れて行くにはいい場所かもしれない。ちょうど今の時期には戦争中に日本の兵士が持っていた日章旗の日本への返還プログラムの詳細が展示されていた。アメリカ陸軍の442部隊については「栄光無き凱旋」という本に非常に詳細な歴史がフィクションだが書かれている。これを随分昔に読んだのですこしは知識があった。有名なところでは「二つの祖国」も同じように日系アメリカ人の苦労が描かれている。たぶん、この話はNHKの大河ドラマで松本幸四郎が主人公を演じたのではなかったか。
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