日本に住んでいないので、もう住民票とは縁が無くなってしまった。しかし、日本で何かの手続きをする上で、住民票が求められる手続きはいくつかある。そのようなときに代わりになるものとして、こちらで住んでいることを証明するものは運転免許証がまずあげられる。しかし、日本の役所では自分の仲間が発行した証明書しか信じることができない。そういう時にあるのが、在外大使館、領事館が発行する在留証明書というものがある。これは単に領事が、この人はここに住んでいることを証明しますというだけのものだ。その証明には運転免許証が使えるらしい。たぶんその住所に送られた郵便物でも代用できると思うが。それを使うと左の書類(上は自分で記載)、その下に役所が判子をついてくれてめでたく書類としての効力がでる。日本で住民票は100円でとれるが、こちらではなんと人の手ではんこをつくからか、この紙一枚が11ドルもする。なんてこった。領事館も高いことを分かっているからか、本当にこれが必要なんですか?日本に免許証のコピーを送ったんじゃダメなんですか?と聞く。日本側は、担当はよくわからないけど日本語で判子が押したものじゃないと受け取れないといい、結局無駄な書類が行き交うことになる。日本はあとで言い訳ができるように役所の仕組みはできているのでみんなこれなら大丈夫って現場で判断することができない。これを変えないと前には進めない気がした。
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