2015年5月1日金曜日

4月30日 カメラの技術

昔からカメラが好きでいろいろいじってきた。フルムの現像、印画紙への焼付も過去には自分の家でやったこともある。もういちどそういうことをやってみたいと思い、いまでもフィルムカメラの過去のものを探してみたりしている。
ところが、最近困ったことが起きている。それは携帯電話に付いているカメラの機能が馬鹿にできないレベルになっており、常に持ち歩いていることもあり、簡単に一瞬のいい瞬間を撮影することができる。
さらに、デジタルデータを編集すれば、トリミング、色の調整、その他ほぼなんでも出来てしまう。そんなことをしないでも上の様なものは簡単に取れてしまう。地面の緑、沈む太陽のオレンジ、そして複雑な雲の色など、なーんの調整もなく単に携帯電話を向けたでけここまで取れてしまう。こうなると、絞り、シャッタースピードを考えて撮っていたカメラはどうなってしまうのだろう。もちろんピントのシャープさ、拡大した時の解像度などいいだせばいくらでも文句は付けられる。でも、思った時にここまで簡単にそこそこのものが撮れてしまうのは、大きな変化だとおもう。同じ時にとった別のアングルから別のカメラソフトで処理したもの。このソフトは写真をコントラストが少し強い白黒にして、現像をしているのに相当する1時間をカメラの中に保存し、その場では見られないようにするちょっと変わったもの。なんだか雲が赤外線でとったような写真になった。

0 件のコメント:

コメントを投稿