2015年5月1日金曜日

4月29日 リサイクル

アメリカでは州ごとにリサイクルに係る法律が異なる。簡単に言うと州が国家で、それをまとめる連邦の法律がアメリカの法律。なので一般的には連邦法は緩めで、細かいことは州法で決めることになる。上からとやかくうるさいことは言うな、または地方に自治がしっかりあるというのが正しいかもしれない。その御蔭で、消費税の扱いは州やCountry(郡)で異なるし、リサイクルに対する考えも違う。話が長くなったが、瓶に対してリサイクルを即すために保証金を載せている州がおおくある。オレゴンもその一つで、ペットボトルや瓶の飲み物には人瓶5C(セント)の保証金がのっている。日本だと、ビール瓶のケースかなんかで店に返すとそこで瓶の数だけ保証金を返してもらえる。昔はコーラの瓶なんかもそうだった記憶がある。たぶんオレゴンでは大きなスーパーには、その瓶を回収する設備をもつことが義務付けられているようで、スーパーにはそれを受け取る機械が設置されている。綺麗に洗浄されたものならいいのだがそうでもないものも受け取らなければならないので、店の裏側に設置しているところもある。機械はいろいろあるが、一般的にはボトルのバーコードを読み取って、その商品が保証金の対象製品かを確認して、対象製品であればレシートをだすというもの。そのレシートを店内のサービスカウンターに持って行くとめでたくお金を手に入れられる。現金がすぐに手に入るため、ホームレスや子供たちの格好のお小遣い稼ぎの対象となる。ときどき街でおおきな袋に沢山の瓶やペットボトルを抱えて歩いているのはこの手の人々。今日驚いたのは、写真のトラック。トヨタのピックアップトラックの荷台一面に瓶が積み込まれている。これをどうするのだろうか?ちなみにオレゴンの法律では、1日に一人が換金できる本数が限られており121だか144だかに設定されている。これは先日その機械にボトルを延々と入れている時に書かれているルールを読んで学んだ。もしそれが適応されるとすると、この荷台の瓶はどうするのだろう。

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