こちらの子供たちは、学校にいくのに徒歩圏内でなければバスを使うことになる。幸いなことに、息子は徒歩圏内なので8時半過ぎまで家にいて、9時から始まる授業に十分間に合うことができる。授業が終わるのは3時半過ぎ。4時近くに帰ってくることになる。バスを使う子供は4時半位に帰宅になるかもしれない。バスを逃すと保護者が迎えにこなればいけなくなるのでクラブ活動などは日本のように盛んには見えない。日本は、公共交通機関が発達しているので地方に行っても行き帰りは自らの選んだ方法で比較的自由に時間も選んで決めることができる。こちらは、保護者が自由に車を運転できて時間も自由ならばいいが、そうでなければスクールバスに学校での生活は決められてしまう。図書館で調べ物をなんてことはまずありえない。学校でクラブ活動もいくつかあるようだが、それも限られており、野球はなぜか高校の野球部の中学部のようなクラブに息子ははいった。この練習は大人がコーチでつくので、大人が教えられる時間、すなわり5時から9時位の間が週の3−4日に分散して割り当てられる。子供が複数いて別々のスポーツをしていた日には保護者は苦労してその送り迎えを計画しなければいけない。rideshareといって数名で集まって順番に保護者が送り迎えをするなど幾つか手段があるようだが、今のところ野球はみんな一人づつが送り迎えをしている。仲間が見えてくれば頼みやすくなるのだろうが、それまではここの送り迎えとなる。来週から試合で遠征もあるようなのでそうなれば保護者同士での調整も始まるのではなかろうか。
最初の話に戻ると、日本では3時過ぎに学校が終わり、そこから4−6時位までクラブ活動、家に帰って、そのまま塾なんて生活が中学、高校生は多かったように見えるが、そこまで詰め込む生活はこちらでは起こりそうにない。スポーツをやったら家にもどるのが8時前後、それから食事をして必要あれば宿題をやるというのが精一杯。何が違うのだろうか。
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