最近とある病院でみたwifiの基地局。たぶんCiscoの業務用のものと思われる。面白いのは、箱が天井につけられてケーブルが裸で壁を這うのではなく、ちゃんと天井裏にしまわれて、アンテナがニョキッとでている。こんな工事をしているのは初めて見た。病院ではいろいろな危機に対する要求条件が違うというのはいままでに何度も聞いたことがある。たとえば、パソコンを病院内で使うことを考えると、病室、検査室、さらにはICUなどにも持ち込む場合のそれぞれについての要求条件が違う。極端な例は、その危機が排気をするばあい、それぞれの区画を越えて持ち出せないというもの。減菌、滅菌されたICUの中に、その外から持ち込んだ機器が清浄化されていない空気を持ち込むことを防ぐためらしい。いろいろと、この基地局の設置をこのようにした理由を考えてみたが、外観以外に思い当たらないがなにか理由があるのだろう。こちらも医療機関は日本と同様、保険制度の問題に面しているが、一般的に行って日本より清潔感と安心感を与えるスペース設計になっている気がする。あまり世話になりたい場所ではないが、必要なときにはこなければならないので、保険を払っていることもあり必要に応じて利用していくことになる。
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