今日から1泊2日で海岸線にあるキャンプサイトまでバックパッキングキャンプに参加。私たちにとっては慣れたキャンプで、モノ、食料の選び方、調理方法まで柔軟に対応できるが、初めてのスカウトにとっては新しい経験。車で1時間半ほど西に向かい太平洋に面する小さな湾の内側がキャンプサイト。そこまでは駐車場から5kmほどの徒歩での移動。これが子供達にはいい経験となる。バランスの悪いパッキング、余計なものを持ってきて重いザックを背負う苦労。それらを1時間半くらい歩きながら体で学ぶ。現地にはお昼過ぎにはついてすぐにテントの設営。その後はスカウトは午後のプログラム。ここで驚いたのは、SPL(Senior Patrol Leader)が、1)テントサイトで休みたい人、2)陣取りゲームをしたい人、3)砂浜に遊びに行きたい人と3グループの希望をとる。そして子供達はそれぞれ好きなグループに属して 午後の時間を過ごす。日本だったら、選択肢なんてなくて全員が同じプログラムをこなすのに、これは新しい方法だと目から鱗。それぞれに大人がついて安全の注意は指示されるので大人が十分いれば問題ないのかもしれない。
夕食は、お湯を温めればできるようなものを主に子供達は作って食べていた。余裕のあるスカウトはコーヒーを持ってきたりと、ここも経験がものをいう。そういえば、SPLはフライシート(雨よけ)付きのハンモックをテントの代わりに持ってきて使っていた。夕食後にはキャンプファイアーを行うのだが、日本だったら7時を過ぎれば大抵の場合暗くなってきて適切な暗さになるのだが、8時過ぎまで日が落ちないこちらは、8時半になんとなく日が沈んだかなという段階で着火、終わる9時過ぎまで完全に明るい状態。
そして、その後も少し驚きだったが、スカウトを含めて10時半までキャンプファイアーの近くにいたい人はいてもよし、11時の消灯は守ること、という指示でキャンプファイアーは終了。アメリカのボーイスカウトと何度かキャンプはしているが完全に中に入って支援するのは今回が初めて。多分、キャンプの目的、規模、場所によって変わるのだろうが、全く予想しないプログラム展開の1日だった。
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