2017年6月25日日曜日

4月27日 ワイナリーの春

たまたま東京のオフィスから知人が来ていたので、折角なので会社の近くにあるワイナリー見学に連れて行く。このワイナリー、オーナーが実はもと同僚で2年ほど前までは会社勤めとワイナリーの両立をしていたが、会社を退職していまはワイナリーにすべての時間を費やしている。ワインの評価も年々上がっているようでいろいろなところで見かけるようになった。春にここを訪問するのは初めてで、丁度ワインの枝の選定がキレイに完了したところだった。ワインに使うぶどうの枝は、まず地面から上がるメインの幹が地上50cmくらいまで上がって、そこで枝を垂直面に這わせる日本で言う棚に相当するものが設置されている。この棚の高さに達すると枝は水平方向に延び、そしてさらに垂直方向に枝を伸ばすようになっている。春の剪定は、その水平にのびた枝から垂直方向に延びていた昨年の枝をすべて取り払うようだ。なので、よく見ると、枝は水平方向に均一の長さに切りそろえられて、そこから今年の芽が垂直方向に伸びすように準備されている。ここ数日天気が不安定だったのだが、丁度ワイナリーに着く頃には雲が切れ遠くの雨のお陰で虹も見ることができて日本から来た人間はたいそう喜んでくれた。

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