2017年6月25日日曜日

4月20日 救急法講習会1日目

夏のキャンプに向けて2つの救急法講習会に申込んだ。一つ目は一般的な救急法。それを受けないと受けられないのが、野外救急法というもの。救急搬送が必要な事故が起こってから搬送されるまでに(専門家の処置が受けられるまでにかな?)90分以上掛かる場所での活動を釣る場合には、この後者の救急法を終えている指導者がグループに一人は必要というルールになっているらしい。ちょうど日本を離れる2014年の4月か5月に上級救急救命の資格を日本でとってきていたので、救急法の受講は大体3年ぶり。中身がどれくらい違うのか興味があったのだが、ほとんど内容は同じ。日本でも2年に一回の受講が義務つけられており、それを受けないと資格は失効する。こちらも同様で2年毎に後進が義務つけられているそうだ。なぜ2年ごとの更新が必要かというと、自分が技能を忘れるよりも、その2年間で進歩した新しい技術や処置の方法を身につけることに意味があるのだと思う。私が高校生の時に消防署でうけた講習からすでに30年以上立っており、教えられる内容や優先順位は大きく変わっている。あの時は、こう教わったのに、は通用しない。今では、「街の中での事故であれば」、AEDを活用して心臓マッサージが教えられる内容となる。3年前の日本の講習でもそうだった。しかし、講師が「一般的に赤十字やその他の組織はAEDと心臓マッサージを使うやり方だけを最近は教えるが、みなさんが活動する場所に必ずAEDはありますか?5分以内に救急車はきますか???こないでしょ?だったらその優先順位は変わってくるんですよ」と非常に重要なアドバイスをくれたのだった。この講習はまず基礎が2日、そして野外の救急法が16時間の2日間の講習とこれから2週間の間でこなすこととなる。

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