揚げ出し豆腐の味をしったのは多分大学生になってから。実家では食べたことはなかった。この揚げ出し豆腐は、豆腐の水を切って、衣をつけてあげ、出汁をかけて出来上がり。我が家では、この揚げだし豆腐が家族の好物でいい豆腐が手に入ると時々このような量の揚げ出し豆腐が供される。これで豆腐2丁ぶんくらい有るのではなかろうか。問題は美味しい豆腐が手に入る家にあって、ポートランドでは昔ながらの日本の手法で絹ごしと木綿ごしを作っている豆腐屋さんがあり、そこの豆腐が手に入った時にだけこれが食べられる。
その豆腐屋さん、もう日本語を喋れる方はいないが、古くからの日本での製法をいまだに続けて、地元のレストラン、スーパーに提供している。ここの厚揚げもとても美味しく、川向まで行くときはたくさん買って帰ってくる。日本ではもう自ら豆腐を作る店はどんどん減っているように思うがCalforniaにもここオレゴンにもまだ古い日本が不思議な事に残っている。
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