2017年6月25日日曜日

4月29日 野外救急法1日目

一般救急法の講習を木曜日に終え、土曜の今日と明日は野外救急法の講習。今日からは講義よりも実習が増えた。すでに基本の救急法は習得しているので、屋外特有の傷害、疾病についての講義とその対応について学ぶ。特に、屋外でどのようにチームワークを保ちながら、患者を安全に専門家に渡せるところまで搬送するかを学ぶことができた。特に役に立ったのは、多くの事故においてはだれがリーダーシップを取るかが明確でないので、できるだけ短時間にその場に有るリソース(人、機材、その他)を把握して、リーダを選び出して判断を進める点だ。俺が俺がとでしゃばる人が多くの場合知識と技術を持っているわけではないことは周知の事実だが、過去に何らかの経験を持った人でもとっさの判断は誤るということを実際の演習でみることができた。私達のグループには過去に救急車で患者を搬送するサービス(こちらは民間が受託している)の救急員だったというメンバーが居たのだが、残念ながら彼の記憶は曖昧で何の役にも立たなかったし、実際に彼の提案した搬送方法では安全ではなかったと後から指摘された次第。前のpostでも書いたが、やはり数年に一度づつ記憶と経験を更新しておかないといざという場合に人の命に関わるサポートに責任を持つことは難しいことを実感。

4月28日 滑り納め

今日は学区全体で授業は行われず、先生たちが成績をつけたりする人されており、子供にとっては学校は休み。では折角なので滑りに行こうということになり、いつものMh.Hoodへ行ってみた。山の上はまだまだ冬から抜け出しておらず、駐車場でもほぼ氷点下。雪は数日前にまた降ったようでところどころ新雪が残っている。こんないい状態を4月の末に滑れるとはまったく想像していなかった。さらに、金曜日なのでリフト待ちなどもちろんなく、かなりの本数を滑ることができた。今週末は野外救急法の講習もあり週末に滑りに来ることができないため、これが滑り納めになってしまうかもしれない。でもリフトが動いている限り来るチャンスを見つけてみたいと思う。

4月27日 ワイナリーの春

たまたま東京のオフィスから知人が来ていたので、折角なので会社の近くにあるワイナリー見学に連れて行く。このワイナリー、オーナーが実はもと同僚で2年ほど前までは会社勤めとワイナリーの両立をしていたが、会社を退職していまはワイナリーにすべての時間を費やしている。ワインの評価も年々上がっているようでいろいろなところで見かけるようになった。春にここを訪問するのは初めてで、丁度ワインの枝の選定がキレイに完了したところだった。ワインに使うぶどうの枝は、まず地面から上がるメインの幹が地上50cmくらいまで上がって、そこで枝を垂直面に這わせる日本で言う棚に相当するものが設置されている。この棚の高さに達すると枝は水平方向に延び、そしてさらに垂直方向に枝を伸ばすようになっている。春の剪定は、その水平にのびた枝から垂直方向に延びていた昨年の枝をすべて取り払うようだ。なので、よく見ると、枝は水平方向に均一の長さに切りそろえられて、そこから今年の芽が垂直方向に伸びすように準備されている。ここ数日天気が不安定だったのだが、丁度ワイナリーに着く頃には雲が切れ遠くの雨のお陰で虹も見ることができて日本から来た人間はたいそう喜んでくれた。

4月26日 そろそろ月末

日本では多く会社が毎月の25日に月給を支払うことが多いが、こちらは週給だった時代がついこの間まであり、小切手が郵便で送られている仕組みだったらしい。90年台に一緒に仕事をしていたアメリカの連中は週給で支払われていたため、残業代や深夜勤務の勤務内容を毎週日本からFAXでアメリカの人事に送っていた。なぜ週給が一般的なのかは不思議だが調べたことはない。ちなみに、現在の私の会社では、昔は週給で小切手が郵送で送られていたと聞くが、いまは2週に一度、毎月15日と30日に銀行の口座に振り込まれる。だから感覚は日本に近いがそれが月に2回に分かれている点だけがちょっと違う。私が社会人になった時にはすでに日本も現金で給与を支払うなんてことはなく、銀行振込。だからあまり給料日という感覚はなかった。日本では4月の給料日すなわち初任給が25日に出た頃なのでそんな話題が多いのではなかろうか。
関係はないが写真は昨日の生地をやいたイングリュッシュマフィン、とじゃがいもを細かく切ったものを焼き込んだガレット。

4月25日 天然酵母パン

2年前の帰国の時に買ったと思われる天然酵母がまだ冷蔵庫に眠っていたので、使えなくなる前に使ってみようと、久しぶりに酵母を活性化してみた。
もしかすると、すこし働きが弱いかもしれないが一応ちゃんと発酵をして生地は出来上がった。この作り方は、酵母を活性化した後に、小麦粉、砂糖、塩、そしてその酵母をこのZiplockのパックの中でまぜて練り上げるもの。この便利なところは練ったり混ぜたりをビニール袋の中ですべて終わらせることができるので、手軽にできる。発酵の時間は短く終わらせたければ室温におけばいいし、次の日の朝に焼きたければ冷蔵庫に入れて長時間の発酵をさせればいい。あんまりほったらかしにすると最後の膨らみの力が弱かったりするが、食べられないことはない。こんのように焼きたてのパンが食べられるなら常に作っておけば良いのだが、袋の中でもこねたり、まんべんなく練れているかのチェックなどをするとちょっと手間があり、いつもというわけには行かないのが正直なところ。

4月24日 水鳥

我が家のある場所には近所に池があり、魚の姿は見たことはないが、雁や水鳥を多く見かけることができる。おとなしい雁や鴨だけではなく、肉食な鳥もその池の生態系の中には組み込まれており、鷹が魚を掴んで飛び去っていったりするのを見たことも有る。さて、このクチバシの長い灰色の鷺のような鳥も実は肉食で、この細いクチバシで獲物を捉えてどこかに飛び去っていく。一度は、このまさに写真の位置から大きなカエルをクチバシに咥えて飛び去っていった。人の拳くらいはあるようなカエルを咥えていると、あきらかにクチバシから大きなカエルが飛び出しているのですぐにわかる。しかし不思議なのは、カエルも魚も捉えられて空に飛び立たれるとあまり動いているようには見えない。暴れれば離してもらえる可能性もあるのだろうが、カエルのときも、鷹が魚を掴んだときも暴れているようには見えなかった。実際はどうなんだろうか。高い空で落とされたら、そちらも命の危険性には変わりないのだが。

4月23日 水牛のチーズ

やっと見つけた水牛のモッツァレラチーズ。アメリカではあまり流通していないようでずっと探していたのをたまたまあるスーパーで発見。それにしても高くないか?$17は日本円だと2000円近い。多摩にいた時には多摩センターの地下にチーズを豊富に扱う店があり、土曜日の午前中には賞味期限が近いチーズを割引価格で提供してくれた。その御蔭で、牛でも水牛でもほぼ700円だせば手に入ったのに(やすければ300円)。賞味期限の概念が違うからかもしれないが、こちらではチーズが賞味期限が近くなって割り引かれることが殆どない。その結果、東京では時々できた割り引かれているから食べてみるか、という冒険が殆どできない。国内の産業保護で関税が高いのか、EUから入るチーズの種類もあまり多くない。専門の店に行けば良いのかもしれないが、まだいい店に出会えていないのがちょっとだけ残念。

4月22日 朝焼け

徐々に日の出が早くなってきて、6時位には朝日が顔をだすようになってきた。ちょっと前までは真っ暗な中、高校のスクールバスに乗っていた息子も日が出てからの通学となりつつ有る。自転車で通えば良いのだが、教科書が重かったり、PCを持っていたりということもありいまだに自転車通学はしてない。だいたい20分で行ける距離なので自転車にしてもいいと思うのだが、ほぼdoor to doorで送ってくれるのでそっちが便利なのかもしれない。

4月21日 電線の点検?

今日の夕方にいつものコースを走っていると非常に低空を飛んでいるヘリコプターと遭遇。飛び方を見ると、送電線を点検しているようだ。この送電線には、所々に上空から見えるIDが配置されており、それには以前から気付いていたのだが、実際に飛んでいるのを見たのは初めて。このヘリでの作業は検査以外にも補修や点検などで鉄塔や電線に近づくため、毎年事故が絶えないらしい。この事故を無人の無線操縦のドローンで置き換えようってのが、ドローンをプロ向けに勧めている会社のメッセージ。ホワイトハウスなどでのプレゼンでもそのメリットが紹介されていた。それを、実際に今日は見ることができたので貴重なチャンスだったのかもしれない。写真では分からないけど、かなり低くヘリは飛んでいた。

4月20日 救急法講習会1日目

夏のキャンプに向けて2つの救急法講習会に申込んだ。一つ目は一般的な救急法。それを受けないと受けられないのが、野外救急法というもの。救急搬送が必要な事故が起こってから搬送されるまでに(専門家の処置が受けられるまでにかな?)90分以上掛かる場所での活動を釣る場合には、この後者の救急法を終えている指導者がグループに一人は必要というルールになっているらしい。ちょうど日本を離れる2014年の4月か5月に上級救急救命の資格を日本でとってきていたので、救急法の受講は大体3年ぶり。中身がどれくらい違うのか興味があったのだが、ほとんど内容は同じ。日本でも2年に一回の受講が義務つけられており、それを受けないと資格は失効する。こちらも同様で2年毎に後進が義務つけられているそうだ。なぜ2年ごとの更新が必要かというと、自分が技能を忘れるよりも、その2年間で進歩した新しい技術や処置の方法を身につけることに意味があるのだと思う。私が高校生の時に消防署でうけた講習からすでに30年以上立っており、教えられる内容や優先順位は大きく変わっている。あの時は、こう教わったのに、は通用しない。今では、「街の中での事故であれば」、AEDを活用して心臓マッサージが教えられる内容となる。3年前の日本の講習でもそうだった。しかし、講師が「一般的に赤十字やその他の組織はAEDと心臓マッサージを使うやり方だけを最近は教えるが、みなさんが活動する場所に必ずAEDはありますか?5分以内に救急車はきますか???こないでしょ?だったらその優先順位は変わってくるんですよ」と非常に重要なアドバイスをくれたのだった。この講習はまず基礎が2日、そして野外の救急法が16時間の2日間の講習とこれから2週間の間でこなすこととなる。

4月19日 今度はアライグマ

鹿、コヨーテに引き続き、今日のお客さんはアライグマ。本当に餌と思われるものを見つけると前足でそれを洗うような仕草をする。うちの庭の積石の間に居た虫を食べようとしたのか、積石の間に手を入れては、手を揉む仕草をしていた。彼ら(3匹のグループ)は朝7時前にうちの庭にきてその辺を物色した後、隣の家の30mは有るかとおもう、モミの気にのぼって1日昼寝したり遊んだりした後に夕方になって何もなかったかのようにいなくなった。実は今日は一日中シトシト雨が降っていたのだが、雨は気にせず木の高い枝まで上りそこでじっとして昼寝をしていた。この写真は十分昼寝をしたあとで、それそろ帰ろうかと木から降りてきたところを撮影したもの。この辺をウロウロするのは良いのだが、車には気をつけてほしいものだ。昨年は1匹道路に張り付いていたのがいたので。

4月18日 大雨

昨日鹿に続いて、今朝はコヨーテが庭を横切っていった。コヨーテは足取りを緩めることなく単に庭を横切っていったので写真を撮るチャンスはなかった。
朝は晴れていたのだが、寒気が急に入ったようでまたもや雨。それも夕方は写真のような大雨(わかりづらいが)。道路を川の水が流れるような大雨で落ち葉やら道路脇にああったものをすべて流してくれた。

2017年6月17日土曜日

4月17日 お客さん1

朝に歯を磨きながら庭をみたら子鹿が歩いていた。昨日刈ったばかりの芝生の辺りを二頭の子鹿が人間の気配を気にせずにあちこちに立ち寄りながら歩いていった。その後わかったのだが、どうも、薔薇の芽を食べたようで家内は機嫌が悪かった。鹿は昨年の夏に見て以来なので、またどこかで工事でもしていて、それで追われてこちらに迷い込んできたのだろうか。理由は分からないが、こんな動物が庭に来るのは別に害はないのでもっと来てくれれば良いのだが。

4月16日 芝刈りシーズン開始

そろそろほおって置くと延びすぎてしまうので、今シーズン初めての芝刈り。昨年、苔やその他で穴が空いた(禿げた)部分は、昨年撒いた種が一部根をつけさらに周りから芝が広がってくれてあまり気にならなくなっていた。これから2週に一度、運が悪いと毎週のペースで芝を刈らないと汚い庭になってしまうので忙しくなる。刈った芝を捨てられるのも2週に一度なので、そのスケジュールと生育の状況をみながらの追いかけっこが秋まで続く。

4月15日 土曜の試合

今日は土曜日なので本来日本人学校なのだが、高校の野球部の試合があるため午前中は野球に息子は参加。天気は写真のように暑くなく寒くない最適な試合日和。太陽を背にこの写真をとったので、野球のグラウンドはこの後ろ側で、見えているのはアメフト、ラクロスで使うグラウンド。アメフトは夏から冬まで、その裏のシーズンでラクロスがこのグラウンドを使う。アメフトも、ラクロスも雨に関わらず試合、練習をするので、このグラウンドは1年中だれかしらが練習、試合をしている。野球は前でも練習しないのか(人工芝だし)?と聞いたら、皮のグローブが痛むから野球は雨が降るとやらないんだ、というのが回答。ほんとうか?

4月14日 夕方には晴れた

相変わらず午前中は曇っているのだが、今日は久しぶりに午後から晴れ間がでてきて夕方にはこんな空に。雲だけ見ると夏のような空なのだが、まだ空気は涼しい。この程度の気温と天気が続いてくれれば快適なのだが、晴れが続くとすぐに暑くなってしまう。そろそろ半袖で生活できる日が近くなってきているのかもしれない。

4月13日 揚げ出し豆腐

揚げ出し豆腐の味をしったのは多分大学生になってから。実家では食べたことはなかった。この揚げ出し豆腐は、豆腐の水を切って、衣をつけてあげ、出汁をかけて出来上がり。我が家では、この揚げだし豆腐が家族の好物でいい豆腐が手に入ると時々このような量の揚げ出し豆腐が供される。これで豆腐2丁ぶんくらい有るのではなかろうか。問題は美味しい豆腐が手に入る家にあって、ポートランドでは昔ながらの日本の手法で絹ごしと木綿ごしを作っている豆腐屋さんがあり、そこの豆腐が手に入った時にだけこれが食べられる。
その豆腐屋さん、もう日本語を喋れる方はいないが、古くからの日本での製法をいまだに続けて、地元のレストラン、スーパーに提供している。ここの厚揚げもとても美味しく、川向まで行くときはたくさん買って帰ってくる。日本ではもう自ら豆腐を作る店はどんどん減っているように思うがCalforniaにもここオレゴンにもまだ古い日本が不思議な事に残っている。

4月12日 野球シーズン開幕

昨年までは、高校の野球部に付属する中学部という位置づけの野球クラブだったのが、今年から高校生となったことから「おまけ」状態から脱却。その結果、自校のグラウンドを優先的に使えるようになり、あまり公共グラウンドなどを使うことが無くなり、移動は楽になった。さらに、実際の高校の活動扱いなので試合などの移動はあの黄色いスクールバスを使って運んでくれる。そんなわけで大人はあまり関わらず、高校生の真面目な野球部へと変化した。不思議なことに、昨年まで一緒にプレーしていたメンバーなのにみんなちょっとづつうまくなっており、昨年までの凡ミスが減って、確実に点を取って、確実に守備ができるようになってきた。これは良いシーズンになるかもしれない。

4月11日 やっと春到来?

近所を走る時に信号の根本に生えているつくしを発見。過去2年は3月くらいになると見えたのだが、4月の10日すぎでもまだ伸び切っていない状態。やっぱり今年は冬が長かったので、植物の成長も1-2週間程度おそいように思える。どうも、あちこちにあるFarmaers Marketでも農産物が揃わず、品物が少なかったり季節のものがなかったりしているらしい。
ちなみにこの土筆はあまりにも大きいので、筋が硬そうなためまだ食べてみたことはない。

4月10日 夜桜もどき

先日の大風、雹でもう終わりだと思っていた桜がまだすこし枝にのこっている。今日は日没直後のまだ空の色がすこし青く見える状態でこの写真を撮影。この写真は携帯電話のカメラで取ったもので、ソフトウエアで随分と画像が編集されている。以前のそのままの画像であれば、たぶん真っ暗で色も出ないところを、暗いことを自動で認識し、空の青もかなり強調されている。こういうことを自動でソフトウエアで操作してくれるので、誰でもそこそこの写真が取れるようになってきた。たぶん、高いカメラを買ってもそのままではこの写真の画像は得られず、それなりのツールを使わなければいけないと思われる。カメラとしては売られていない携帯電話でこれだけのことが自動でできてしまうと、カメラを買うのは本当に好きな人だけになっていくのではなかろうか。

4月9日 Mt. Hood シーズン8日目

日本出張で疲れ切ったため、先週の週末はスキーにいかなかったのだが、今週は残りが短くなってきたスキー場に行くことにする。ゲレンデコンディションは4月の中旬の春スキーとは思えないゲレンデ下でも氷点下前後のいい状態。さすがにお昼近くなると雪も緩み、溶けた部分はブレーキが掛かる状態になってきたので、早めに今日は切り上げる。そしてお昼ごはんはスキー場からすこし下がった街にあるBBQのお店にいくことにした。この店は、常に薪のオーブンで肉をローストし地元では有名なお店。今日座ったのは混んでいたこともあり、このストーブに面したカウンター。そのカウンターからストーブの刻印を読むと1906年にポートランドのストーブ製作会社がつくったものらしい。たぶんこの鉄の扉だけどこかダウンタウンの古い建物から持ってきたのかもしれないが、この重厚な鉄の扉には圧倒される。そして、そこで燃える太い薪もほっとくだけでどんどん燃えていく。ゆっくりしたいのだが、この後1時間強の運転が有るので、食事が終わったところで早々に退散。今シーズン中にもう一度くらい来てみたいものだ。

4月8日 雹

朝は青空と雲がきれいな天気だったのだが、お昼過ぎに寒気が入ってきたようで急に黒い雲の覆われ、降ってきたのは大粒の雹。雹が降る時は、最初に大粒の雨が振り始め、その雨が地面を叩く音が徐々にかわり雹だと気づく。今回の雹は結構な量がふって庭の敷石の部分は白く雪に覆われるような状況になった(左の写真)。この雹、農作物に破滅的な影響を与える。特に葉っぱものは当たった部分が痛むことで商品価値がなくなってしまう。残念なことに数日前に、バジルの苗を植えたばかりで、これがかなりダメージをうけてしまった。生き返ってくれるだろうか。夏の暑い日差しが来れば復活してくれそうだがしばらくは注意深く様子を見なければいけなさそうだ。

4月7日 停電

朝会社に行こうとしたところで突然の停電。すぐに戻るかとおもったら、しばらく戻らない。局地的な停電なのだろうと思い、生きている携帯電話網で状況を探ると結構広い範囲で停電の模様。これでは家にいても仕事はできないので、会社に向かう。会社は隣の市(正確には隣の隣)なので、全く影響なく電力は供給されていた。結局この日は3時間位停電をしていたもよう。一度停電中のスーパーに入ったことがあるのだが、レジを打てないので買い物はできなかった。さらに、冷蔵陳列棚にある商品をすべて引き上げていたので、別の保冷庫に移すのか、廃棄するのかわからないが、店にとってはちょっとした停電も打撃は大きいのだろう。最近の日本では考えられないことだ。

4月6日 サラダに肉

こちらは炭水化物を積極的に取る文化はなく、タンパク質が食事の中心になることが多い。日本では、米、パン、麺類など主食=炭水化物があって、それにおかず=タンパク質、その他がある食事が一般的。そのため、日本にいるとあまりない組み合わせが、大きめのサラダにタンパク質(肉類、魚類)がどーん!とのった物。このサラダに慣れると、炭水化物を殆ど取らずに、野菜とタンパク質で食事を済ませることができる。もしかすると、これが健康的に見えるから好まれるのかもしれないが、これにドレッシングやら載せる肉のカロリーで、必要な熱量は十分に取れるので別に痩せられるわけではない。こういったサラダは、たっぷり野菜を取れて満足感は多いのだが、この葉っぱ中心のサラダは熱を通すとわかるが量としてはそれほど多くない。だから、生で食べるよりも熱を最低限通して野菜の量を取るべきという意見はよく聞く。下ごしらえをした野菜をいつも備蓄していれば良いのだろうか。

4月5日 桜散る

とうとう桜のシーズンも終わり。風に桜が舞うようになって芝生が桜色になっている。これが、晴れていればもう少し気持ちいいのだが、残念ながらくもり空。天気が安定すればライトもつくので夜桜などを楽しめるのだが、今年はそれは叶わないようなので、来年以降の楽しみにしておこう。

4月4日 早くも次の出張

アメリカに戻ってきたかとおもったら過ぎに次の仕事が舞い込みCalforniaに1泊で出張に。今回は台湾から科学担当大臣が訪問し、国が支援して作るデータセンターの設計に際し技術的な情報を得たいという目的でシリコンバレーの関係各社を訪問。我が社は、効率のいいデータセンターの紹介などを実施。コンピュータの入ったデータセンターは空調がガンガンかかって中に入ると寒く感じるのが一般的だが、最新のものは空調は殆ど入らない。外気をもちいて温度の調整をしており、30度を超えるような暑いときだけ空調が回る仕組み。なので、風は回っているが冷房の冷たい空気ではない。これは昔では想像できない環境だが、いろいろな技術革新のおかげで外気での空冷だけで済むようになった。大臣訪問は午前中には終了し、本日は午後の早い便でオレゴンに戻る。Californiaはすでに写真のような初夏の陽気だが、帰ってみるとオレゴンはまだ曇りのはっきりしない天気だった。

2017年6月10日土曜日

4月3日 桜はそろそろピーク?

ビデオ:https://goo.gl/photos/cUvAGqUVs86vyXV56
庭の桜が散り始めた。こちらの桜は種類が豊富なので咲く時期、散る時期がばらばらなため一月くらいに渡って桜を楽しむことができる。我が家の庭に植わっている2本の桜はソメイヨシノに似ているが枝の振り方、花の着き方が少しづつ違うが、花びらや色は似ている。その花びらが徐々に散り始め風がふくとハラハラと散っていく。幸いなことに、この桜が散ると今度は近所の八重桜を楽しむことができる。1年間のほんの一瞬の貴重な時期に間にあって帰ってくることができてすこしラッキーな気分を味わうことができた。

4月2日 桜見学

天気がいまいちなのだが、ダウンタウンの桜が見頃のはずなので、久しぶりにダウン端の川沿いの桜並木を見に行ってみる。桜はほぼ満開で大勢の人々が桜の下の公園を歩いているのだが、日本のようにお花見と称してシートを引いて食事をしている人々はいない。
ポートランドの河原には遊覧船が係留されており、たまたまこの外輪船を間近に見ることができた。この外輪船、たぶんかなりの古さでもしかしたら戦前からの船かもしれない。今回はじめて気づいたのだが、このスクリューのかわりの外輪を間近で見るとなんと水かきは木製!フレームは金属で作られているが、水かきは木製なのでたぶん数年ごとに入れ替えていると思われる。所謂アメリカの標準サイズの木材なのでたぶんどこででも手に入り補修などもし易いのかもしれない。この船、頻繁にこのウィラメット川を遊覧しながら食事を楽しめるツアーをしている。いつか乗って見る価値があるかもしれない。

4月1日 ひとまず一杯

今回の出張は、帰国の日程をずらさなければならなくなったことにより、予定が見えなくなる気苦労が絶えない出張だった。
しかし良いこともあり、久しぶりに長野山梨方面に行くことができた。その乗鞍に行ったついでに寄ることができた七賢も良かった出来事の一つに数えられる。今晩は、その七賢で買ってきた日本酒の発泡酒。この発泡酒はシャンパンと同じ製法で、瓶の中で発酵をさせ、その結果発生した二酸化炭素を封じ込めることで発泡酒にしている。そのままでは、澱が残ってしまうのでシャンパンは、瓶の口に澱を溜め、その状態で凍らせ、一度抜栓をし凍った状態の澱を含んだ部分を切り落としてまた栓をする。この作業をするための専用の装置をイタリアからわざわざ輸入そして今年から作り始めたものらしい。味わいは日本酒だが非常にフレッシュで洋食にも和食にもあう。値段はそれなりにするが買う価値のある1本だと思う。

2017年6月4日日曜日

3月31日 やっと出国!

朝起きて最初にメールを確認。実は、今回の出張にあわせて3年で期限を迎えるVISA関係の書類の更新をしていた。その更新のためにパスポートを大使館に預けて書類の更新をし、それを受取った後にやっと出国ができる。その処理が予定より遅れ、さらにどういう状況下がよくわからない状況だった。昨日の晩の状況は、処理は完了、発送手続き中というもの。発送完了であれば、日本の郵便事情を考えるとうまく行けば今日物が手に届く可能性が高い。しかし、準備中のまま昨日は終わっており、半分諦め状況で飛行機をキャンセルする前にもう一度確認をする。そうすると、発送完了と表示されている。朝の早い段階で発送完了ということは、昨日の段階で発送完了だった可能性が高い。今回は、数時間の差も短縮したかったので、宛先を郵便局留めとしておいた。受取指定の郵便局に早速電話を書けて確認をすると、届いているとのこと。やった!飛行機をキャンセルしないでよかった。早速、郵便局までひとっ走り(runningで往復6km弱)してパスポートとVISA関連書類を受取、そこから急いでパッキング、バスに飛び乗り無事に成田に向かうことができ、そんなこんなで色々あったが、31日中にはアメリカに帰ることができた。太平洋区間で日付変更線を超える関係で、31日に成田をでてオレゴンに着くのも31日。
シアトルからポートランドに向かう途中にはまだまだ雪がたくさんのこと山々がキレイに見える。スキーシーズンはあとひとつ規程は有るので帰ったら再開せねば。ちなみに、日本では結局見ることができなかった桜は帰ってみたら庭の桜の木が満開だった。