2016年2月11日木曜日

1月28日 生卵

ここで生活していて時々気づく日本との違いはいくつかある。例えば、牛乳の質が日本と大きく違い、薄っぺらい牛乳ばかりの選択肢しかなく、息子はいつも日本の牛乳を恋しく思っている。
もうひとつ、身近なもので大きな違いが卵の料理方法。日本もそうだが、サルモネラ菌に対する注意喚起が非常に強く行われており、卵は完全に加熱処理をして食べることが求められている。牛肉もO157のおかげで随分と厳しくなって、ひき肉をレアで出すような店はかなり少なくなってしまった。この結果、半熟卵にかかわるようなメニューはほとんど見ることがなく、日本で普通にみられる卵かけごはんなんでもってのほかとなっている。でも、すこし年の入った人とロッキーの映画を覚えているかい?あのなかで生卵を飲むシーンが有ったでしょ?70-80年代まではアメリカでも生卵を普通に食べていたんだと話すと、そういえばそうだったと同意してもらえる。たぶん、理由は流通が全米に広がり新鮮なものばかりが食卓に並ぶわけではなく、長距離を移動したものを口にする可能性もあるため、安全側に行政側が指導しているからだろうと予想している。今日の写真は、サルモネラに気をつけろという注意喚起の巨大な広告を見つけたので撮影したもの。ちなみに、私の家では卵は一応新鮮なものを手に入れた時には普通に半熟を楽しんでいる。元気なうちだけしか出来ないかもしれないが。

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