本日はいつものボーイスカウトの活動は休ませてもらい、この地区のスカウト向けに特別に開催されたトレーニングに参加。内容は、野外でのサバイバル術というもので、元空軍にいた方が、その父親が作った日本で言うと山岳救助教育組織のようなものを受け継ぎ現在、トレーニングと情報発信をしているそうだ。たまたま、ポートランドで開催されている会議に来たついでに、スカウト関係者からの依頼でこの特別講演を引き受けたという経緯。内容は至って簡単で、野外で生き延びるためにどうすればいいのかの基本中の基本を子どもたちでもわかるような説明で伝えてくれた。その中で一番興味深かったのは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌のサバイバル番組や記事を信じてはいけない。それらの殆どは、視聴者、読者の興味を引くために作られたもので、本当に現場で役に立つ情報でないものが含まれることが多い。そして、コンテンツ制作者は実際に命の危険を感じた経験をしておらず、伝聞でストーリーをつくっている。だから、本当の情報は実際に経験をした人、商売とは関係のない人々からの知の蓄積を受け継ぎなさいと。それらの情報は、この方のNPOであったり、山岳会であったり、スキーパトロールなどがいいようだ。
たまたま会場はダウンタウンのカトリック教会だったので、このように壮大なパイプオルガンとすばらしい聖堂をみることができた。この教会設立から100周年らしく、お祝いの旗が飾られていた。
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