週末スカウトたちはキャンプだったこともあり、今日は班長会議のあとは団委員会(日本の団にたいして、こちらは隊といったほうがいいのだが、役割は日本の団委員会と同等なので団委員会と呼ぶ)。団委員会はリーダーと団を支える団委員とが情報交換と打ち合わせをする場で、保護者に対しても公開された場となっている。しっかりしていると思うのは、事前に当日の議題が電子メールで全ての保護者およびスカウトに配布され、それに従って議事は進む。最初は、班長会議の内容を班長を取りまとめる上級班長が関係者に報告をする。ここで、上級班長は過去一月のプログラムの報告、これから1-2ヶ月のプログラムの計画と希望を大人に伝え、大人はそれに対して承認をするか、質問や指示事項を与える。基本的にスカウトたちの希望となる班長会議で決まったことを大人が覆すことは滅多にない。そのために、班長会議に隊長は同席するが、議事進行、判断は上級班長がする。これによって、プログラムはスカウトたちが主体的に決める体制はでき、それを隊長はその場でアドバイスをすることになる。そのことで突拍子もない様なプログラムがでてくることは避ける安全装置として機能している。このようにスカウトたちが主体的に決めていくのがアメリカのスカウトの特色なのか、それともスカウトの人数がおおい私の隊だけの特質なのかはまだよくわからないが、いずれにしてもこれがScouting for Boysに書かれた隊運営であることは間違いないと思う。
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