2015年1月28日水曜日

1月25日 春スキー

天気予報の通り朝から生暖かい風が街を覆い、その暖かさは山の上までほとんど変わりなかった。どうも海側から暖かい風が入っているようで、それが山にあたって、山の上から生暖かい風が吹いてくるしまつ。それでも天気はいいので、5月のスキーのような雰囲気で朝から楽しむことができた。しかし、まだ1月、こんなのでいいのだろうか。昨年に比べても積雪量は少ないようで、シーズンは長くないのかもしれない。過去2週間はあまり天気も良くなかったので、そとに椅子をだして休むなんてことはなかったが、レストハウスの前は海水浴場のように椅子が並べられ沢山の人々がひなたぼっこをするような状態。もちろん、お昼ごはんもせっかくなので外で食べることに。午後になってもその気温は下がらないため、半袖で滑る人、そして短パンで滑る姿もちらほら見かけた。下の写真は2枚の写真をパノラマのように合成したもの。なのでリフトに乗っている人は実は同じ人。彼らは短パン、半袖で最後まで滑っていた。偶然写真をとっている私の影も写っている。


1月24日 パンを焼く

こちらに来てからまだうまくパンが焼けていない。理由は2つ。まずは、粉の売り方が日本とは異なり、薄力粉、強力粉などといわず、All purpose (万能)といって売られている。それぞれの袋を見て一番最初に、パンと書かれているのか、クッキーと書かれているかなどからその粉が何に向いているかを予想して2回買ったがなんとなくイマイチ。2番目の理由は、オーブンがconvectionでないのと温度がどうも日本のように上がらない。そんなわけで、あまりパンを焼くことに積極的でなかったのだが、先日近所に出来た新しいスーパーで、量り売りのコーナーでbread flourと書かれたいたものを買ってみた。それで作ったのがこの写真のもの。オーブンについては、鋳物の鍋を使う方法を見つけたので、それを組み合わせてなんとか満足の行くレベルに到達。オーブンの中に鋳物の鍋(ダッチオーブンとも呼ばれるようなもの)を入れて焼くことで乾燥しすぎずに一定の温度を保てるようだ。これで原材料費100円程度でパンを焼くことができるようになった。

1月23日 ヘルメット

それぞれ国によって安全に対しる考え方、その対応が異なる。例えばヘルメット。自転車もスキーも、こちらでは子供はほぼ必須。子供がヘルメットをしていなければそれは親の責任となる。そんなわけで、こちらで自転車を手に入れた時に同時に自転車用のヘルメットを調達した。
スキーも同様で、日本以上にヘルメットの普及率は高いように思う。安全のためたのか、寒さ対策かどちらかよくわからないところもあるが、うちはその半々の目的でまずは一つ目を調達。ヘルメットの値段はピンからキリまであるので、安全性が高く、快適にできるものをと考え、そこそこの値段のものを手に入れてみた。先週のスキーでは、雪の状態は良かったが、風が冷たく、マスクがほしいとのことでマスクをこの日は調達。ヘルメットをしながらマスクもできるようにと薄手のものを調達して家の中でかぶった写真がこちら。なんか、最近いろいろな場を賑わせているグループと間違われそうだ。
これでたぶん頭と顔は寒くなくなったので週末に冷えて雪がたっぷり降ってくれることを祈るばかり。でも、空気は暖かい。

2015年1月27日火曜日

1月22日 オレゴンに戻る

2日に渡るCalifornia出張をさっさと終えて、オレゴンにとんぼ返り。California側は天候で飛行機が飛べないことはありまりないが、念のため少し早めに空港に朝向かうとラッキーな事に一つ前のフライトのcancel待に加えてもらい、予定より早くオレゴンに戻ることができた。
まだ朝、日が登らないうちにホテルを出て空港に向かい、ちょうど日が登り始めることに搭乗だったため、こんな写真がとれた。最近のGoogleは写真を適当に選んでいろいろ加工をしてくれる。今回はコントラストがはっきりしていたからか白黒の写真となってきた。ちょうど飛行機の尾翼のあたりから日が昇ってきたのでこんな写真になった。最近は、機内で電子機器を使うことが許されるようになってきたので離陸までの時間で撮影ができたりする。携帯電話でも結構面白い写真が取れるので興味深い。実は離陸までのビデオをとったのだがいま手元にないのでここに載せられない。後日掲載するのでお楽しみに。

1月21日 初めてStanfordで会議

Stanfordにはなんども着たことがあったが、本当の仕事で来るのは今回が初めて。毎回来て思うが、この大学のキャンパスは別格。スペースの取り方、雰囲気、なにをとっても非常に魅力的。私学なのできれいなのは当たり前かもしれないが、ここでしばらく勉強できるのは幸せなことだと思う。今回は、日本の財団の米国支部が主催するシンクタンクの集まりで、日米政府の協調、民間の役割などについての議論。日本の大学の知人が声をかけてくれて、私が日本側かUS側か微妙な立場で参加することになった。ふたを開けてみると話題は宇宙政策、サイバー政策、科学技術政策など非常に多岐にわたり、宇宙政策は前職の経験が生きてくれて、幅広い議論に参加することができた。一番の驚きは、隣りに座ったStanfordの先生が、数年前までNASAのアドバイザーを果たしており、私が20年ほど前に一緒に仕事をした知人を知っていたことである。この分野はほんとうに世界が狭い。アメリカ側からは、元長官、元日本大使、元提督、元将軍などそうそうたる肩書の人々に混じって世界に対して二国がどう貢献できるかという視点で多面的な議論をすることができた。ぜひ次回の会合にもチャンスが有れば参加してみたい。

1月20日 Calfornia出張

今日からCaliforniaへ出張。家の近くはそうでもなかったが、会社の隣の空港まで来てみると写真のような状態。霧は高度で100mくらいしか無いのだろうが、着陸にはちょっと困るのではないか。そう思いつつ、車をパーキングに停めて、チェックイン。話を聞けば案の定、San Joseから向かっている飛行機が場合によっては着陸できないかもしれないとのこと。その場合は、私のフライトはPDX(25kmくらい北にあるポートランド国際空港)に降りた飛行機を使うことになり、San Jose到着は1−2時間遅れる可能性が高いとのこと。結局、霧は晴れず、更に濃くなって向かっていた飛行機はPDXにDivert(着陸地点を変更)。運良く、空港で使っているバスでPDXまで予定していたお客をみんな運んでくれることになり、なんとなく遠足気分でPDXまでバスで向かう。PDXでは、通常の旅客ターミナルは経由せず、貨物や特定フライトの会社が使う入り口からバスごと入って、駐機場に止まっていた飛行機に横付け。そのまま飛行機に搭乗。その間セキュリティチェックはなし。最初の空港でセキュリティチェックは済ませているからか、とてもスムース。たぶん事前にこういう場合に備えて手順が決めてあったのだろう。すこし遅れたが、無事にSan Joseに向けて出発。結局SJC(San Jose空港)到着は予定より1時間半くらい遅れたが、お昼時だったので特に問題なくすんだ。SJCからは自分で車を運転して午後の打ち合わせをするBerkeleyへ。お昼を一緒に食べるはずだったメンバーに先に食べていてと伝えたのだが舞ってくれていた。しかし、ここでも新しいトラブル発生。なんとその地域の停電が発生して、どのレストランもお客さんを停電後受け入れてくれない。そんなわけで、サンドイッチを買って先方のオフィスにいってそれを食べながらの会議となった。なんだかこの日は付いていない。でも目的はすべて達成し、夜にはPalo Altoのホテルにチェックイン。

2015年1月22日木曜日

1月19日 ローピング

日本にいた時には鍵というものをあまり身につけることはなかった。家の鍵と車の鍵は別々に管理していたし、それほど多くの鍵を持つこともなかった。しかし、こちらに来てみると、家の鍵、車の鍵、そして郵便受けの鍵(家のすぐ近くに共有の郵便受けがあり、そこを開けるのに鍵が必要)、さらにはオフィスの鍵、自転車の鍵と結構日本にいた時よりも多くの鍵を使うことになった。キーホールダーというものは、ここ数年あまり使っていなかったのでが、こちらにきて必要になり、ちょっと大きめの金属製のものをいままで使っていた。
たまたま、ローピングのwebサイトを見ていたら、面白い結びの例が出ていてこれがキーホールダーになることに気付き、早速手元にあった細挽きを使い作成。完成品が上記の写真で、結構簡単に作ることができる。この編み方なら2本の色違いの紐を使って作ったりといろいろ試すことができそう。まずは最初の作品で満足してしまったが、いくつかバリエーションを持って作ってみようかと思う。

1月18日 シーズン2日目

前日までの天気予報は、日曜日は雪のはずがなんと土曜日は雨。スキー場のwebをみると、嘘は言わない、今日は大雨だ!だそうだ。とても気にしながら日曜日の朝早くに、今回は子供たちが乗るバスと一緒に出発。バスを待たずにさっさと前進。家をでるときの気温は残念ながら10度を超えている。これではスキー場の気温はたぶんプラスだろう。ということは昨日の雨が夜に凍って、さらにまたプラスで下は溶けているのだろうか。
ついてみるとほぼ予想はあたって、昨日の大雨が凍ったバーン。1本目は、正直なところ楽しくない。しかし、朝からチラチラと雪が舞っており、それが滑り始めると同時に徐々に強くなってきた。不思議なことに2本目からは凍ったバーンに数ミリだけど新雪が積もり、状況は劇的に改善。これが1日ほぼつづき、午後になることにはどこも快適に滑れるようになった。朝出発するときは全く行きの付いていなかった車も、3時に帰ってきてみるとこんなかんじに。帰り道は凍っているかとおもいきや、それほどでもなく、朝の雨が凍った発つのも大変な状況とは逆に全く問題なくまた5時には家に戻るというスキーを楽しむことができた。もう少し降ってくれると楽しくなるのだが自然が相手なので致し方無い。

1月17日 Fundraising(活動費を募金で集める)

こちらの学校ではいろいろな行事やクラブごとに寄付を募る。年末にはポインセチアを娘のバスケットボールクラブは売ってクラブ費?にしていた。息子の学校は学校の設備費にということで、秋口に雑誌の定期購読、冷凍のデニッシュなどを売った。言い換えると、それらを家では買った。さらに、知人に買ってもらった。ポインセチアは、そのへんの店に行けば$5いかで買えるのを、なんと一鉢$15で買ってもらった。それでも知人は、慣れているのか、同情してか買ってくれた。

今回の手法は新たな手法だ。なんとSNSを使って寄付を募るという。人に依頼する前に実験台ということで、私がやってみた。まず、知人の電子メールアドレス、携帯電話の番号をあるサイトに登録すると、そこからこのURLにアクセスしてくれというメールが飛ぶ。そのURLに従って行くと、その寄付の説明がありクレジットカードで出来る仕組み。一応、登録したメールなどの情報はこの寄付のキャンペーンが終わったら廃棄され、別の目的には使わないと無いっているが、プライバシーにうるさいアメリカでもこういうやり方SNSやメールと組み合わせて普及しているのはとてもおもしろい。日本からのクレジットカードで払えるはずなので、どなたか実験していただくことになるかも。。。。

1月16日 霧

ポートランドの冬は寒いと覚悟して東京を離れた。でも実際は、それほどでもない(まだ)。こんなことを書くとどっかで痛い目にあいそうだが、日本のニュースや、山にいっている知人のpostを見ていると、ずっと日本の方が雪があるし、寒そう。こっちは、年明けからずっと10度をちょっと超えるくらいの寒さで、これは東京で育った私としては寒いうちには入らない。感覚としては1、2月は5度前後の気温で、朝晩は氷点下というものが一般的。そんな温度には殆どならない。この先、日曜日にむけて寒くなりそうもなく、日曜日のスキーがかなり心配。この朝は、上の写真の通り濃い霧。霧は、地面が冷えているところに湿った大気が触れて飽和水蒸気圧を越えて霧ができる。ということは霧が出るということは寒く無いと言い換えてもいい(山じゃなければ)。今朝の運転は前が100mも見えず幻想的なドライブだった。ドカンと雪が降ってくれれば会社を休んで滑りに行くのだがそんな日は来るのだろうか。

1月15日 税金の時期

日本も1月を迎え、そろそろ税金のシーズン。日本の会社を退職しているので、3月には確定申告をしなければいけない。収入が複数あるわけではないので、保険とかその辺を張って出せばいい。
面倒なのはこちらの税金。どうも噂によると、日本での収入も合わせて申告し、日本でちゃんと税金を収めていることを示す必要がある様でこれはとても面倒。というわけで、社内移動のサービスの一環で、今年は税務申告の支援を会計会社から受けることになった。本来、移動の時に詳細の打ち合わせをするはずなのだが、なぜか抜け落ちていたようで、年末に連絡をしたら、あれ?連絡行ってなかった?という反応。そんなわけで、急遽年が明けてからネジを巻き直していろいろ準備をすることになった。やっと、その連絡が本日来て、今月末に電話会議で詳細を詰める事となった。落とし穴にはまらないようにしなければと十分注意して進めよう。

1月14日 雨の中を走る

昨日に続き走るネタ。夜走れるからこれで万全と思っていたが、この日は帰ってみると土砂降りに近い雨。この中に出ていく気は起こらないがどうしよう、と迷っているとなんとなく雨脚が落ち着いてきたので、昨日同様走ってみることに。今回は、昨日までのヘッドライトに加えてランニング用の帽子をかぶってみる。この帽子はつばがあるので雨が目にはいらないので走るときの支障にならない。ヘッドライドの光が雨を照らす中を走るのも結構楽しい。寒さへの備えと雨の備えをすれば結構走れる。30分のコース(約5km)だと、うまく走れば靴がビショビショになる前に帰ってくることができる。この走り方ならたぶん次の日も靴は使えるだろうから継続性があるかもしれない。

3月にはこちらで雨の中のtrail runningの大会がある。2月は雨のなかの自転車のレース。どちらも出てみたい。2月は出張とぶつかっていたので諦めたが、その出張がずれたので出られる。出ちゃおうかな。

1月13日 走る

ここ数日天候がよく雨が振らないのでできるだけ時間をつくって走るようにしている。個々数日で習得したことは夜でも走れるということ。夜は足元が見えないので走るのを敬遠していたが、そうしていると走る時間がとても限られ(5時過ぎには暗くなり6時には真っ暗)、休日にしか走れない。そこで、ヘッドライトをしてここのところ走ってみると結構行ける。ちゃんと手袋をして防寒体制を整えれば夜もこれで行ける。あとは、後ろからの視認性を上げるためのなにかをしておけばたぶん万全。30分走れば、夕食も美味しくなるので一石二鳥。夏は9時まで明るいのだが冬場は日が比較的短い。でも12月の末は4時半で暗かったが、いまでは5時過ぎまですこし明るさが戻ってきた。これで徐々に春に向かっていくのだろう。

2015年1月15日木曜日

1月12日 アイロン

昨日久しぶりに滑ったので、滑った板は手入れをしなければいけない。古い板でもちゃんと手入れをしていれば滑走面、エッジは長持ちさせることができる。日本で使っていた板は滑るごとにホットワックスをかけていたので、10年を超えているものとは見えない状態をkeepできていたと本人は思っている。さて、問題は、ワックスもワックスアイロンもすべて日本で知人にあげてしまったこと。チューンナップ道具すべてがこちらにはない。日曜の夜から早速ebayなどで関係する道具を探すが、さすがに選択肢が少なくこれといった選択肢がない。日本を出るときはガレージに作業台をおいていろいろしようと思っていたが、いまの借家の状況でいろいろ揃えるのも時期尚早なのでさてどうしたものか。
解は、リサイクルストアにあった。先週はインターネットの売ります、買いますサイトを活用したが、今回はポートランドで広く展開しているリサイクルショップを利用することにした。リサイクルと言っても、品物を提供する側はそれを寄付し、それをリサイクルショップで売上、それを社会福祉に役立てている組織が全米に広がっている。その店舗がいろいろなところにあり、それを使うことにした。この組織は店舗以上にdonation centerと称するトレーラーを教会などの駐車場において常時寄付を受付けている。家でなにか不要になったものが出たり、引っ越しをする際には多くの人がそれを利用するらしい。ワックスアイロンは、スキー用のものがあるが、そんなのは中身は衣服に使うもので代用できるし、そちらのほうが市場も広いため手に入りやすい。知人に聞いたら、旅行用のものを$5以下で手に入れて使っているとのこと。それを聞いて、帰り道に店舗によってみたところ、運良く1台だけ売りに出ており、値段は$9.9。これを高いと思ってやめれば、また探す手間などがかかるので、この値段で納得をして購入決定。ワックスは日本でも店舗があるSports Authorityでポイントを使って数ドルで入手。これで無事にワックスを掛けることができた。
ワックスをかけてみると土曜日に手を入れた板も見た目元気になったように見える。これで次の日曜日も頑張ってもらおう。

2015年1月14日水曜日

1月11日 とうとう初滑り

やっと初滑り!
息子は学校の駐車場に6時集合、バスは6:30出発。私は会社の知人に乗せてもらい9時前に家を出発。楽なのは、家を出る時にもう、宿を出るときのような格好ですべて準備して出られること。その結果、向こうについたらすぐに滑り始めることができる。今住んでいるところから、MtHoodまでは車で1時間半くらい。雪が降ればノロノロ運転になる可能性があるが、この日は全く渋滞なしで、11時前にはゲレンデにいた。私は日本から持ってきた道具とウエアで滑る予定だったが、なんと息子のウエアが全て着られないことが数日前に判明し、私のものはすべて彼に取られてしまった。そんなわけで、昨シーズンまで私が来ていたものを彼が着て、私は別のものを。。。

ゲレンデの状況は、思ったほどではなく、年始に一回降ってから雪が降っていなかったため、新雪とその下の一度湿って凍ったバーンが混ざった状況で、中級者レベルには辛い状況。さらに、息子はブーツも板も今年変えたものなので少し苦労していた模様。でも3時過ぎまで十分に滑って1日目は満喫して終了。帰りも大人は自家用車、子供は友達たちとバス旅行となり、6時にはみんな自宅に到着。なんて楽なんだろう。東京だったらゲレンデを3時に出ても、渋滞にハマって帰宅するのは7時をすぎるだろうに。

4週連続の日曜日スキーツアーが始まった。

2015年1月12日月曜日

1月10日 日本人学校+買い物

子供たちがいないうちにやることを終わらせる。午前中は、たまった食料品の買い物をするために、2件のスーパーをはしご。今回は初めて、9時前に子供を送ったその足で買い物に行く。行ってみると、同じことを考える親がいるようで別の家族とスーパーでであう。それもはしごする先の両方で。1週間分の食料、日用品を満載してまずは帰宅。その足で私は昨日品定めしておいたルーフボックスを買いに、ダウンタウンへ。$500を覚悟していたが、隣のワシントン州で作っている日本でも知られているYakimaが$300せずに板を6本くらい積めるものが変えることになり、それをその場で積んでもらうことにした。レジで支払っているとレジの後ろに次のような張り紙が。
「ルーフラックの取り付けは、60-100USDの作業工賃に相当します。その分のチップをお願いね」
ま、今回はルーフラックじゃなくって簡単に工具なしで取り付けられるルーフボックスだし、私も取り付け手伝ったからそのポスターは読まなかったことにしてピッタリの額を支払い、寄り道する時間なく子供たちを学校に迎えに行く。

さて、ここからが昨日からの続きのスキー探し。万が一、今晩中に息子の板が手に入らなければ明日はレンタルの板となる。まぁそれでもいいが、できればまともなものを手に入れたいと思い、土曜日の朝に見つけた板の売主にコンタクトをし、見せて貰う約束をした。その約束の時間が5時だったので、そこに向かおうとしたところ、まだ家に帰っていないので待ってくれとの連絡。昨日の悪い予感がまた思い出される。ま、仕方ないので先方の言うとおりに指定の時間を2時間ほど送らせて、指定の場所に向かう。その指定の場所がまたちょっとびっくり。ドミノ・ピザの隣の住所が知らされてきた(行ってみて気付いた)。さて、これは何が正しいのだろう。先方に連絡をすると、メールで連絡をくれと言われる。怪しい。。。意を決して、指定された住所の家を覗くと、車庫には満載の工具。その中からでっかいお腹のおじさんがでてきた。彼いわく、なんか用?あ、Chrisに用だね(たぶんそうだけど連絡をとった人がChrisってのは知らないんだな。。。)、と言って、そのChrisってのを呼びに行ってくれた。少ししてでてきた兄ちゃんは、息子と思われる風貌で、「手を洗ったばかりで濡れてて悪いな」って言いながら握手してきた。昨晩とはちょっと違った展開。
「で、スキーだよね。どのスキー?いっぱい売りに出してんだよ」
。。。げ、また自分の板じゃないのか。。。。
と思いつつも、ちょっと理由をつけて全部の板を見せてもらった。幸いなことに、私が目をつけていたが一番サイズ的にも品質的にも最もいいものだったので、取引成立。無事に、交渉終了でありがとね!と言いつつ、帰ろうとしたら、
「こういう仕事(代理でものを売ること)をしていると、礼儀が悪かったり、気分を害する奴がたまにいるけど、今回は気持ちよく取引できてよかったよ」
とわざわざ言われる。昨日の不安感がまだ拭いきれていない中で、こんなコメントをもらえたのでなんだか嬉しかった。それにしても、ほぼ1週間で3回の取引を経験し、それぞれが全く違うパターンだったのでとっても勉強になった。これで無事に明日は滑りに行ける!

1月9日 スキー探しPart1

日曜日にスキーに行くために足りないものを急遽いろいろなものを買わなければならず大騒ぎの1日。こちらでのものを揃える第一歩は「売ります、買います」サイトを探して信用できそうなものを探すこと。昨日から、探し始めたのは、1)スキーを運ぶためのルーフボックス、2)息子用のスキー。前者は日本では全セットを揃えると7−8万はかかるのだがこちらでは5万に行かずに新品を買うことができる。後者のスキーについては、息子の体が大きくなり、主に重量が大人とほぼおなじになったため大人用のスキーを探そうと思っている。過去3シーズンくらい息子はもう大人の女性用の板を履いていた。こちらでもジュニアの長めから大人の短めの板を探していた。探す先は、いつものcraigslistを探していたが、灯台下暗しで、社内の掲示板をみたらちょうど1本いい板が$60でうちに出ていた。早速買いたい旨の連絡を木曜日の午後に入れて返事がなかったので、金曜日の朝にメールでコンタクトととったらすでに先客ありとのこと。その先客がcancelをしたら連絡をするとのこと。これは、希望薄とのことで残念だがcraigslistに戻る。1本ちょっと高めだジュニアのレース用と思われる板が出ていたので連絡をとって金曜日の夜に見せて貰う約束をした。

同様に社内の掲示板でルーフボックスの売りに出ているものにも連絡を送っていたが返事が無いため、これも筋はなさそう。ルーフボックスはダウンタウンのお店で日曜までセールをやっていることがわかっていたため、土曜日にゆっくり見に行くことにする。

ここからが、前回のタイヤと違う流れに。指定された場所は、公共のスポーツセンターの駐車場。すなわちに、自分の家に来て見に来いというわけではないらしい。約束の時間に行ってみると、まだ当人は来ていない。携帯電話で連絡をとると、すぐに行くとのこと。さて、取引場所?にきたのは、当人ではないと名乗る東欧の訛りを感じさせる女性がスキーを持ってきた。てっきり、売りに出している家の母親が持ってきたのかと思い、「これは息子のスキーか?それともあなたが履いていたのか?」と聞くと、誰が履いていたか分からなと。「じゃあブーツのサイズはわかるか?」と聞くとそれもわからない。質問があれば、メールくれれば「彼が応える」とのこと。誰だ彼って?ここに来ていないメールで対応をした人間か?板を見ると、ずいぶんと古く、レース用だが手入れをされていたようには見えない。これは怪しいので理由をつけて断ろう、と判断し、わざわざ遠くまで行ったのだが、その場ではサイズが確認できないので後で判断をさせてくれといって、板を持ってきた女性には帰ってもらった。

その足で、バスケットの夜の練習が終わった娘を迎えにいって家に帰宅。家までの運転の間冷静に考えてもやはり怪しすぎるし、品物も思ったほどのものではないので断るという判断をし、この日のスキー探しは終了。

あと1日でキャリアとスキーの両方を探さねば。

1月8日 スキー申し込み

息子の学校を出発するスキーツアーを知人に教えてもらい、その申込をする。前にも記したが、今の借家は塀を超えると学校の駐車場。そこが出発地となるスキーは便利この上ない。手に、ブーツ、板をもってバスまで歩いて行っても問題ないくらい近い。学校が主催のツアーかと思っていたらどうもそうではなく、スキー場がバスをチャーターし、学校の先生をボランティアに依頼をしてその学校の生徒、家族を募ってスキーに行く。現地では、完全に自由。約束の時間までに戻ってこなければ、家族がスキー場まで迎えに行くことが条件とされて申し込むのだが、4週連続、日曜日日帰りのツアー。日帰りで使えるとおもいきや、ここからスキー場までが近い。2時間かからずに現地につけるので、出発時にすれに滑る格好で子供たちは集合。お昼ごはんは個々にお弁当を用意していく。現地ではロッカーに荷物を入れるだけで向こうで買い物をさせたくなければしないで済む。これはいいツアーだということで(値段も手頃。バス代往復で$25にリフト券が割引でついてくる)即申し込み。
さて、問題は息子のスキーがない。これをどうするか。レンタルすると板だけで借りることはできないようなので$60以上かかる。2回借りることを考えればいつもの売ります買いますサイトで探すのがいいのかも。車も板を積めるようんしなければ。2,3日でいろいろやらなければいけない。急に忙しくなってしまった。

2015年1月11日日曜日

1月7日 自分の影

スポーツをしていると、自分のフォームを見ることで癖や不自然な部分を見つけてfeedbackをかけられることが多々ある。skiをしている時に、夕方に東斜面(太陽は西に沈むので東に面した斜面しか使えない)を滑ると、自分のフォームを目の前に投影しながら滑ることができる。うまく行っているときは「かっこいいじゃん!」と思ったり、「あーここか癖は!」とわかったりする。同じことがrunningの時にもいうことができ、朝に走っている時に西向きに進むと、時間がうまく合えば目の前に自分のフォームを投影することができる。こういう時にはいろいろ試してみたりすることができるのだが、時間とその方向が大事なので簡単に狙ってできることではない。スキーを例にすると、良いチャンスを見つけて1本降りて、次のリフトで上っても太陽の位置は変わってしまうのでもう一度フォームを見ることは出来ないかもしれない。
今日の帰り道、ふと自分の車の横を見ると自分の車の陰がかなり大きく(すなわち夕日がかなり傾いた状態だった)見えているのを見つけて、どこか良いチャンスがないかと思いつつ走っていた。そのときの写真が上の一枚。ほんとはもっと綺麗に真横に車の形を確認できる状態だったが、気づいて、カメラをだして調整をするのにずいぶん時間が立ち、この程度となった。準備をしている時に上に書いたような自分のフォームという話題を思いついたので今日はこんな文となった。

2015年1月6日火曜日

1月6日 幻想的な霧

昨晩からずっと雲の中もしくは霧の中の状態で、住宅地をぬけるとこんなかんじ。200m先が見えないくらいの霧の中を走って出社。わざと高速を使わず、それに平行している田舎道を走るため、前後にクルマがいないこともよくあり、こういう幻想的な霧の中を走ると、牧草地帯と霧の景色を楽しめる。
3が日は晴れて気温が結構下がったが、3日以降は雲の中、すなわち温度はそれほど下がらずwetな気候が続いている。これで山では雪が降っているのだろうか?スキー場が心配になってしまう。東京ではこの時期、毎日霜が降りて、霜柱を見かけるのだろうが、こちらでは霜柱を見たことがない。もしかすると、乾燥した土の表面にたいして中の水分が出てくるのが霜柱?こちらの地表は秋からずっとwetで晴れていても乾燥することはめったにない。所々からは降った雨が湧き水のように出ており、気温が下がればそれが凍結する。霜や霜柱を見ないこともふくめてあまり寒くないというのが今のところの感想だ。

1月5日 通常モード

今日から本当に通常モード。家族全員なにかしらやることがあり、みんな出かけるモードで慌ただしく一日が始まる。こちらにきて朝暗いうちから起きだすのは普通になった。今の時期明るくなるのは7:30すぎ。なので、6時前にお弁当を作るのと一緒におきたのでまだ真っ暗。6:30から東海岸の電話会議にでて朝食。始まってみれば、すぐに今までどおりの生活に戻ることができた。これが東京だと、2週間近く乗っていなかった通勤電車に乗ると一気に疲れて行く気がなくなるのだが、こちらではそういう問題は特にない。
日本から依頼のあったことなどをこなしているうちに、通常よりも会社に遅くまで残ることになってしまい(といっても7時前だが)、頼まれていた牛乳を牧場で買うことができなくなってしまった。帰ってみたら、牛乳を待っていた息子がひどく落胆し、なんと夕食の終わった9時過ぎになってから自転車で買いに行くといいだし、完全装備をして出て行った写真が上の写真。このように、2015年の第一日目は特に事故なく問題なく始まった。

1月4日 REI garage sale

20年ほど前に米に出張するようになった時に最初にやったのはREIのメンバーになったこと。当時は府中のマンションかどこかにREIは日本のオフィスを持っており、カヌーの輸入なんかもやった。一瞬だけ町田にREIの日本支店ができたが2,3年で店を畳んでいまはMontBellになっているはず。そのREIが時々店に返品されたものをGarage-Saleとして大安売りする。たまたまそれが、4日の日曜日にあるということに気付き、息子のスキーとスキーキャリアを狙って家の近くのREIに開店少し前に向かってみると、なんと入り口には長蛇の列。日本のアップルストアのセールやデパートのセールの前の行列並み。有に150mは超える長い列でみんな雨の中まっている。ついて少し経つと開店したが、人数制限をしているのでしばらくは入れない。入ってみると、ま、予想通りめぼしいものはあまりなくキャリアも密閉性が良くないために返品されたものがあったくらい。そもそも車の上に積む箱は日本に比べて格段に安いのでこちらで新品を買ってもあまり痛くはないことを考えると問題をもったものをわざわざ買う必要はないかとおもい、やめる。スキーは何本かでていたが、息子に合うものはなくこれもやめ。このセールに慣れている人々は、ひとまず良さげなものはなんでも買い物かごにツッコミ、それを店の端の方に行って品定めをしているものだけを買い、ほかは棚に戻している。なんだか日本でデパートのセールで血相変えて商品を漁るおばさんのようにも見えるのであまりそういうことはしたくない。すぐに諦めて、ダウンタウンのもう一件のREIに行ってみようということでダウンタウンへGo。
そこで待っていたのは、同じような長い列。それがまた全然進めない。たぶん1時間位雨に濡れてセール会場といっても倉庫にはいった時には残念ながら目的のものはなかった。キャリア関係をもって運んでいる人が何人かいたので早く来れば選択肢はあったかもしれないが残念ながら運には恵まれなかった。どうせ、返品ものならタイヤと一緒でcraigslistで探すか、ともおもい長居はせずにしばらくして撤収。まぁ勉強になりました。

1月3日 日本人学校開始

日本人学校が今日から開始。家族の冬休モードはこれにて終了。家にいて出かけない日は息子は暇で暇で仕方なかったようで、学校が始まったことを喜んでいた。学校では、新年の抱負を選ばれた学生が喋ったようだが、選ばれるべくメンバーが選ばれてそれなりのコメントだったとのこと。
さて、この日はとうとう冬用のタイヤを手に入れた。ここ一月以上、スタッドレスを入れるためのホイールまたは、スタッドレス付きのホイールをcraigslist(インターネットの売ります買いますサイト)で探していた。車が2001年のものなのと、他のBMWとはハブ径が異なるため選択肢が少なくいいものに出会えなかった。ところが、今朝なにかないかなとチェックししていると、30分位の距離のところできれいな状態のホイールにスタッドレスが付いているものが適当な値段で売りに出ていたので早速メールでコンタクト。このCraigslistのいいところはebayやyahooオークションのように、相手の顔を見ないで取引するのではなく、localに相手を見た上で取引をすることを勧めており、すこし安心できる。子供たちを日本人学校から家に送り届け夕食を食べていたところに、タイヤを見たければ見に来るかとの電話をもらい、すぐさま「行く」と返事をして出発。途中で現金をおろして一路指定された場所へ。その場所は、閑静な住宅街でポートランド近郊でも高級住宅街で有名な場所。そこで、見せてもらったホイールとタイヤは、傷なし、山はほとんど残っている素晴らしい状態。これなら即決。ということで、これらを積んで戻ってきた。日本を離れるときに十字レンチはおいてきてしまったので、それを買おうとDIYの店によるが在庫なし。近くの車の部品屋が空いているかとおもい覗いてみたらちゃんとありました。日本のよりも少し長く、これなら力も入りやすい。さっそく買って帰り、この日のうちに4本の入れ替え終了。あとは空気圧の調整をすれば雪道OK!次はキャリアだ。

2015年1月2日金曜日

1月2日 すでに新年モードも終わり

今日からこちらは通常モード。クリスマスの週から休んでいるのでさすがにそろそろ動き出さないと。子供たちも明日からは日本人学校。高校のクラブも今日からのはずだったが。。。。
朝は、1日しか楽しめなかったお正月モードをすこし残念に思いながらお節を楽しむ。お昼ごはんは、なにかの理由からパスタとなり、オーブンでソースを作る変わった食べ方を楽しむ。ソース作成中に昨年末に買っておいたマッシュルームがたくさんあることに気付き、アヒージョを楽しむことにする。年末にどこかのサイトで見つけた、アヒージョをたこ焼きプレートでやるといいというのを試してみた。写真の見た目は悪いが、具材をいろいろと変えたり、スパイスをそれぞれ変えたりしながらかなり楽しむことができた。あっという間にマッシュルームは売り切れ、次にはエビと鶏肉が来て面白い食事となった。明日からは徐々に定常状態に戻さねば。

1月1日 2015年あけましておめでとうございます

たぶん人生初めての東京以外で迎える新年。東京はこちらの31日のうちに年が明けるため、その反応を見ながら大晦日を迎え、そして落ち着いた頃にこちらが新年となる。こちらはクリスマスからずっと続く休みの最後の時期でもあり、住宅地は静かに新年を迎える。街には出て行っていないが、たぶん想像では元旦は静かなのだと思われる。そして、2日からは社会は通常モードに戻るのがこちらの風習。しかし、今年は2日が金曜日のため、多くの人は2日を休みにして仕事始めは5日からという人が多いのではないだろうか。私もそうさせてもらった。
お正月は出かける派と家でゆっくり派に別れると思うが、私は後者。そのため、こちらでも出来る範囲でおせちを作ってもらい、家族で楽しむことが出来た。こちらで手に入りづらいものは多々あるが、なんとかそれらしいものを作ることができて、久しぶりに和食を楽しむことが出来た。お酒は、12月に持ち帰った七賢の特別なお酒で新年を祝いつつ元旦は静かに暮れていった。

皆様、本年もよろしくお願い致します。

12月31日 大晦日

今日で2014年もとうとう終わり。家族の用事もほぼすんだので、夕方から個人的な目的でポートランドダウンタウンへ。休みモードで道は空いているかとおもいきや、東京の五、十日の午後かと思うような渋滞の状況。普通は100km/hくらいで通り過ぎる場所をのろのろ運転だったおかげで左の写真を撮影出来た。Mt.Hoodは雪が徐々に増えてスキーにも適切な時期になった模様。2014年のうちに滑りに行くことは出来なかったが、ぜひ年が明けたら早いうちに滑りに行きたいものだ。それにしてもあっという間の6ヶ月、でも長かった半年だった。このように次の半年も過ぎてどんどんときが経つのだろうか。

12月30日 久々のオートマ車

ちょっとした理由からオートマ車が必要となり、この日は朝から近所のHertzまでいって車を借りた。年末のためか予約の時間すぎにオフィスに行ったが車は用意されておらず、私が到着してから車の内部の清掃を始める次第。カローラクラスを予約したが、そんな車は田舎に内容でなぜかフォードのMustangなんていうスポーツカーが割り当てられた。走りだそうとしたらガソリンはほぼ空。オフィスに戻って説明したらガソリン代は請求しないから自分で乗ってくれとのこと。年末でどこも思い通りのサービスは出来ないようだ。フロントの担当を責めてもかわいそうなので年末に働いてご苦労さんと言いながら車を受けとる。
結局ほぼ半日50マイル強を走ったが、年費は22mile/gal程度で最近のスポーツカーの燃費の良さを思い知らされた。それほど回して走ったわけではないが、まちなかばかりを走った割には燃費がよく驚いた。
アメ車で下からのトルクが有り走りやすいが自分で買う車ではないかな。