私が社会人になって海外出張をするようになった頃、大洋を超えるのは747くらいしか無かった。丁度747-400と呼ばれる航続距離が延びて2人体制で運行できる機材が普及し始めた時期だった。その後、777が大型機としての役割を二分しているように思う。Airbusもあるが、巨大な380(すべてが2階建て)は特定の路線しか飛んでおらず、最近の流れはコンパクトで燃費の良い機体で細かく飛ばすのが流行りらしい。その結果、長距離で767(2通路)、短距離なら737(1通路)などが人気だと聞く。747はJALが傾いた時期をほぼ同時期に燃費の悪い古い機体との評価を与えられ、日本からは2-3年前に姿を消してしまった。アメリカも今年で747は終わりだといわれている。そんなわけで最近は747を見かけるチャンスは少なくなってしまったがバンクーバーからの帰りにKorea Airの747が丁度駐機しているのを見ることができた。小さい飛行機を見慣れていると(これを撮った時は飛行機は小型プロペラ機の機内)747の巨大さに圧倒される。完全に退役する前にもう一度乗ってみたいものだ。できればビジネスクラスで。
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