2016年10月11日火曜日

10月4日 飛行機の上の楽しみ

毎回飛行機の乗ると窓側の席をとる。国際線のエコノミークラスの場合は10時間も座ったままでトイレにいくのに隣の人を起こさないといけないのは嫌なので通路側にするが大抵の場合は窓際。いつも見られない景色を空から見るのは常に何らかの変化があって面白い。オレゴンとカリフォルニアの90分のフライトで冬場に楽しめるのは雲の中に着陸する前に入るとき、または離陸後に雲から抜け出すときに光を自分の反対側から受けると面白い光景をみることができる。山で稜線を歩いているときに、雲または霧がが稜線よりも低い位置にあり、太陽が自分の影をその雲または霧に対して作るときにブロッケン現象というものをみることができる。それは自分の影の周りにぼんやりと虹色に光る後光のようなもの。昨日のフライトでも雲に入るときにそれを期待して影を追っていたら別の光景に合うことが出来た。それがこの写真。カメラでは捉えきれなかったのだが180度以上に広がる虹。画面の下1/5くらいのところに薄っすらと飛行機の影が見えており、そこに淡いブロッケン現象の光景も見えているのがわかるだろうか。90分のフライトだとこんなものを見ているとあっという間に雨のオレゴンに帰ってこられる。次の出張はまだ決まっていないがまたこんなものをしばらく冬の間は見ることができる。

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