2016年10月28日金曜日

10月27日 イタリアデザイン

ダウンタウンのコーヒー専門店から新しい機械が入ったので見に来ないかとの誘いを受けて行ってみた。写真では伝えづらいが、機械好き、デザイン好き、イタリア好きにはグッとくるエスプレッソマシーン。大きさも大きいので、結構高いのだろうと思ったら、結構どころではなかった。車が買える。どんな人が対象なのかと聞いたら、個人でこの価値がわかる人だそうだ。すなわちプロユースではない。ま、自転車でも100万出す人はいるので、エスプレッソマシーンに100万個人で出す人がいるのかもしれない。いろいろ考えられているのだが、気になったのは、最近のはやりでコンピュータがしっかり中に入ってしまっている。それも携帯電話経由でいろいろ操作や設定が変えられるそうだ。この値段をだしたら20年位は動いてほしいのだが、20年いまの携帯電話が生きているとは思えない。どうやってこのカッコ良い機械を長く使えるようにしていくのだろう。

10月26日 オフィス引っ越し

こちらに来て2年と3ヶ月位。その間に4回オフィスの引っ越しがあった。最初はオフィスのレイアウト変更のため。2回目はレイアウト変更後に戻った場所がグループの求めるものと違ったため、工事をするため。そして今回は組織変更で同じグループの人間を同じ場所にまとめるという理由から。いままでは、技術開発の部隊に近いところにいたのだが、今回はすこし離れ場別の建物に移動した。いっしょに動いたメンバーにはまた半年くらいで動くことになるかもね、と言いながらもう慣れた手つきで荷物を梱包し半日で移動は終了。新しい場所は前の場所より静かなようなので、スペースは狭くなったが良しとしよう。

10月25日 155550mile

たまたま会社から帰るときに車のOddメータを見ると、155550となっていた。あまりこういうのは気にしない質のだがせっかく気付いたので撮影をしておいた。kmに直すと25万キロのようだ。日本ではその距離を走る車は営業車くらいではなかろうか。こちらではこの距離でもまだ中古車市場では値段がつく。日本で乗っていた赤い車と同じ時期の車なのでそろそろ15年を超える。それなりに時々修理やメンテナンスが必要だがまだ我慢できる範囲。さらに自分でやれるところは自分でできるのでなんとかなっている。次はシリンダーヘッドのオイルシールからのオイル漏れを直すのが決まっているのだが、修理工場に持っていくのが面倒でまだ持ちこんでいない。部品はたぶんもう来ているのだが。

10月24日 2重の虹

今日もずっと雨。しかし夕方に一瞬沈む前の太陽が雲の切れ間から一瞬差し込んだ。まだ周りは雨が降っており、雲が切れているのは西の遠い方向なので光が横からさしている状態。そのため、雨に当たった光がこのような二重の虹を作っていた。カメラで記録できるか不安だったが外側の虹も一応見えるものが撮影できた。理由は忘れたが、内側の虹は外から内側に赤から緑に変わっていく。外側の虹はこの順番が逆になる。それがわかるだろうか?
雨の中を今日も屋根の回収は続いているが、まだもうすこし時間は掛かりそう。とても熱心に働くチームで感心するのだが、天気には勝てないようだ。

10月23日 ダウンタウンは紅葉真っ盛り

紅葉と言っても赤い葉はあまりなく、黄色が多いのだがいまのダウンタウンは左の写真のような感じ。久しぶりにダウンタウンに住んでいる知人が昼食に誘ってくれたので、家族3人と先方二人の5人で久しぶりの外食。この地域はたまたまだが数日前にガス爆発があった場所。工事業者がガス管を誤って破損したとかで、歴史的な木造の家一軒焼失、周りの数多くのアパート、商店が甚大な被害をうけていまだに傷跡が残っている。幸いなことに2階の大きな爆発があったのだが消防士が数名怪我をした以外は死者は出ていないとのこと。このガス爆発があったので、大丈夫ですか?と連絡をとったのが今日の食事のきっかけ。車で20分なのでもうすこし時々来ても良いのだが。。。

10月22日 ちょっと晴れ間

今日は土曜日で息子は日本人学校。8時過ぎにバスのりばまで送っていった帰りに見えたのがこの風景。これで朝の8時(まだサマータイムなので日本だと7時位)。やっと地平線から太陽が登ってきた感じ。どうも今年の10月は例年になく雨が多かったそうで、何日ぶりに雲が切れたんだろうというくらい、久しぶり。
これにあわせて今まで伸びていた屋根の改修工事が今日から始まる。工事屋の話では3日位でできれば終わらせたいそうだが、そううまくいくのだろうか。ちなみに、この高速の右側の看板にでているのは、今度の投票で問われる税制改革への「反対」の看板。新しいルールは、利益ではなく売上に対して税をかけるモデル。大企業などは反対の立場をとり(多分大企業はいろいろな手法で収益を少なくする事ができるが、売上に税を掛けられるとそのメリットを失うから)、地元企業は歓迎の立場。大企業はこれに反対のキャンペンのために、賛成派の10倍以上の寄付を集めているようだが、結果はどうなるか?

10月21日 選挙

御存知の通り今年は大統領選挙の年。この国には住民票という概念はないので、投票をするためには投票人登録というものが必要。市民権を持っていれば誰でもが投票できる。正しい人を選んでほしいと多くの人が思うからであろう、つい最近まで選挙人登録は済みましたか?という広告をよく見かけた。こちらでは、大統領選挙と一緒に議会選挙、その他、州のルールにかかわる法案の住民投票も同時に行われる。今日たまたま近所の図書館に本を借りに行ったら置かれていたのがこの投票箱。日本だと監視する人がじっと座っているところに置かれているのだが、こちらは図書館の受付の前に置かれている。ちょっと見るとご意見箱のようだがこれが正式な投票箱の模様。もちろん投票は11月でまだなのだが、期日前投票を受け付けているようでこんなものがすでに見られる。この写真からでは見づらいが、左に置かれているのがVoter's guideと呼ばれる選挙公報。ここに今回投票の対象となる事柄がずらっと書かれているのでとても厚いパンフレットとなる。今年の高校ではやっていないようだが、2年前の投票のときは中学校のクラスで模擬投票を授業でやっていた。授業の中で、それぞれの候補の主張を生徒たちが説明しあって、その上で投票をしてみる。これをやることで例えば州の税のルールを変えることに対してどういう立場があるのかを子どもたちは知ることができる。日本では選挙に関して家族の中でも話し合わない家も多いかと思うが、こちらは小さいときから投票の大切さを口先だけではなく実際に教育に取り入れている。それもあってか、4年に一度の大統領選挙は一大イベントとなる。

10月20日 もみじ

夏場の西日がきついためにいつもおろしていたブラインドを上げてみると書斎の前にあるもみじが黄色くきれいに色づいていた。窓に向けて机を配置しているのでまさに目の前。この縦長の窓が3つ並んでおり、いつもは両端のブラインドをあけて、真ん中はおろしていたのを今日は逆にしてみた。この紅葉が覆い茂っているおかげで、外から家の中は見えづらく日本のようにレースのカーテンを掛けたりする必要はない。その代わりに西日が強いため、夏場の午後はいつもブラインドを下ろしていた。この紅葉のしたには地面を這うように生える針葉樹が生えており、そこにはたぶん鳥が巣を作っているようで春先はよく小枝を運び入れていた。最近あまり午後に窓を開けていることがなかったのでまだいるのかよくわからないのだが。雨の日が多いので小さな鳥はそれほど見かけないが、カモが大軍団で低空を飛んだりしている。彼らは静かに飛ぶことが出来ないようで低い高度を飛ばれるととてもうるさい。

2016年10月20日木曜日

10月19日 屋根の工事は延期

屋根の張替え工事を今日から予定していたのだが、残念ながら朝の段階で晴れ間がでず、延期決定。お昼過ぎには写真のようにちょっと晴れ間がでて濡れていた道路も乾いたのだが午前中はずっとはっきりしない天気だった。工事はいま屋根に葺いている杉の板をすべて剥がし、ベニヤ板も剥がし、新しいものに交換、そして防水。ここまでを1日でやらないと雨が降ってきたときに家の中に水が入ってしまう。業者も空とにらめっこで思うようには行かないようだ。しかし、彼らは雨がふれば、そのかわりに屋根の清掃の仕事を入れられるので彼らにとってはどっちでも良いのかもしれない。

10月18日 生マグロ入荷

久しぶりに魚友の会(てきとうにつけた名前だが)から、魚が手に入ったので欲しい人は取りに来いとの連絡が入った模様。その御蔭で、生の(冷凍されていない)マグロとサーモンを今晩は楽しむことができた。こういうメニューが有るときには日本酒が欲しくなるのだが、こちらではちと手に入りづらい。売られているのが4合瓶が多いのと1升で買うととても高いこともあり、良い日本酒をいつも手元においておくことはできない。適度な日本酒があれば良いのだが、お刺身にあうワインでもこれから探してみようか。

10月17日 低い虹

今日もまた雨が降ったりやんだりなのだが、たまたま夕方にオフィスから駐車場を見ると低い虹が遠くに。虹の見える仕組みを考えると、これは遠くで振っている雨に光が当たっているのか?おおきな半円になるような虹はよく見るが、こんな低い虹は初めて見た。この虹も5分位で消えてしまったちょっと貴重な虹だった。

10月16日 髪を切る

私と息子は実はアメリカに来てから床屋に行っていない。家内と娘は日本語で頼める美容院を見つけて通っているようだが、私も息子も面倒なのとあまり深いことを考えていないので、髪が伸びると庭に出て切ってもらっている。夏にバッサリと切った息子の髪がじゃまになるくらい長くなってきたので庭で今日は散髪。切る長さを指定したいようで、定規を持って外に出たが期待通りになったかはだれも知らない。切り始めると鏡もなにもないので言うとおりになるしかない。
多少の修正は最後に必要になることもあるが、大抵問題なく終わるので、これはすごい特技だと思う。

10月15日 Macのboot画面

Macを使い始めて10年を過ぎようとしている。もともそunixを使っていて、windowsもOSX以前のMacも嫌いだったのだが、MacがOSXとなりUNIXをベースにするようになったので10年ほど前から使っている。
たまたま今日は手持ちのMacの調子がわるくいろいろ調べると、昔のUnixのようにコンソール画面を出しながらbootし、さらに必要あればsingle user modeでいろいろ触れることもわかりいろいろと試してみたのが左の写真。ユーザーからコンピュータで起こっていることを見せないでシンプルなインターフェースで統一するのもいいのだが、必要なときはこのような手段を提供してくれるのはとても大事だとおもう。
残念ながらこの問題のMacの問題はあまり解決できず対処療法しか見つけられなかったのだけれども。

10月14日 ほんのちょっとだけ晴れ間

ずっと雨が降ったりやんだりの太平洋北西部の特有の天気が続いている。夕方になると時々、このように雲がきれて晴れ間が見えることがある。この瞬間だけは、空の青、雲の白とグレー、そして地表の緑がきれいに見える。さらに、いまの時期だと紅葉の葉がアクセントになる。こういうタイミングは虹が見えるのと一緒でその一瞬しか見られない。もうすこし晴れ間が出てくれるとこのぐずついた天気も我慢できるのだが。

10月13日 コンビーフ

日本語でコンビーフといえば、缶詰につまった牛肉の繊維と脂という感じだが、実はこちらでコンビーフはcorned beefとよばれハーブ液(塩、酢、ハーブ)に1週間位漬け込んだ肉を煮て作るものをいうらしい。たまーに作ってもらうのだが、大きな肉の塊で作るため、一度にできる量がかなりの大きさになる。そのため、ちょくちょく作るわけには行かないが、保存が効くのであれば便利。これでサンドイッチとかを作るととても美味しい。興味から、この肉を煮た茹で汁は出しが出て美味しいのだろうと思い味見をしたことがあるのだが、ハーブ液の酢が強く、スープにするのはちと難しかった。なんだかいい出汁を捨てているようでもったいないのだが仕方ない。それにしてもなぜこの肉が、缶詰の肉のようになってコンビーフと呼ばれるようになったのだろう。

10月12日 またもや引っ越し

引っ越しと言っても会社のオフィスをまた移動することになった。会社がいろいろと組織をいじっている時期なので、組織の統合とか分割、移籍とかいろいろなことが起こっている。今まではこの地区で一番大きなキャンパスだったのだが、そこからちょっと離れた工場の端っこにあるオフィスに移動する。実はそっちのオフィスのほうが環境はもしかしたら良いのだが、技術者向けのスペースではなくて法務グループと一緒なのでちょっと机の設定は変わる模様。引っ越しの準備をしているグループにいまの机の状況を説明するために撮ったのがこの写真。2枚画面がないとだめではないが使い始めると便利。液晶ディスプレイも安くなったのでこんなことが自由にできるようになった。技術革新と値段の下落はほぼ同時に起こるのでいろいろないみでうかうかしていられない。

10月11日 冬到来?

マラソンの日の雨が通り過ぎて空気が入れ替わったようで、朝晩の気温が一気に下がった。まだ3度までは行かないが朝の7時台に会社に行く途中の気温がこの写真。4.5度。日本だと乾いた寒さなのだが、こちらは湿った寒さ。雨がこれから増えて、晴れ間を見る日はどんどん少なくなる。夜になってしまえば晴れていても雨でもそれほど変わらないのだが。これだけ気温が下がると、広葉樹の葉が落ち始める時期で、あとは風が吹けば木の種類ごとに道を枯れ葉が覆い尽くす時期となる。この枯れ葉が実は面倒で、排水溝をつまらせたり、庭に落ちた羽を集めなければいけなかったりと、面倒な時期の到来でもある。日本だと、枯れ葉は乾燥して風邪に舞うものだが、こっちは雨に濡れて地面に張り付く。さらに雨樋にも詰まったりするため、雨樋清掃も庭の手入れと同様にこちらでは結構なビジネスになっている。

10月10日 回復日

42km昨日走ったので今日は回復の日。と言いつつも仕事はしている。
昨日は雨のため、通常ならゴールして普通にすべきことをあまりできなかった。それは時計と携帯電話で計測をしているデータをちゃんと保管すること。恐る恐る時計に残っているであろうデーターを吸い上げようとするとコンピュータには表示されない。げ、まさか消えたか?とおもっていろいろ調べたら時計の計測データが時計の中で計時終了、保存の手続きがされていなかっただけと判明。それを行い、時計を見ると写真の表示が。通常は5kmくらい走ると、これだけ走ったのならその回復には20時間位必要ですよと、回復に必要な時間が表示される。その表示の数値が65時間だそうだ。ということは完全に回復するまで2日以上かかるのだそうだ。まだ走る気にはならないけれども徐々に普通の生活に戻さなければならないので65時間は休んでいられない。この数字はどうやって計算をしているのだろうか。ちょっと気になった。

10月9日 Portland Marathon

今年も来てしまったというのが正直な感覚のポートランドマラソン。3年目にして初めての雨。お昼から雨脚が強くなりそうとの予報なので早くゴールしてさっさと終わらせようとおもうが、体は思い通りには動かない。
まず、雨でも走れば熱を発生するので防寒は特に必要ないだろうと判断し、通常と同じTシャツだけで走ったのだが、寒い!30kmくらいまではいつものペースで走れるのだが、その後徐々に寒さのためか、エネルギー切れかわからないが、予想以上にペースが保てない。作戦では昨年の3時間55分を切るくらいのつもりで走ったのだが、後半のペースが落ちてしまい残念なら初回の記録よりも1分くらい遅い結果となってしまった。
ゴールしても寒くて震えてしまうくらいで、体中が寒くて硬い。ゴール後は少し休んでからと思ったが、あまりの寒さのためすぐに家に向かう。車まで戻れればうちまで20分で帰れるところがこのマラソンのいいところ。今回はゴールしてから股関節が痛くてうまく歩けなかったのだが(家に帰っても階段をあがるのに一苦労)、初めて浴槽にお湯を張る作戦であっけなく股関節は回復。何だったのだろう。お湯で体を温めてからは特に体に異常はなく、疲れているがふつうに生活はできるようになった。今回で3回目だが雨の中の長距離はたぶん初めてでいい経験だったとおもう。やはり備えよ常にで薄めのウインドブレーカーなどをこういうときは持って走るのが安全かもしれない。そして、雨になったらもう時間はきにしないというかできないことがわかった。
おまけなのだが、別件で今回わかったのは、この寒くなった時期には給湯器のお湯の量が足りないために、浴槽にお湯を張るのにはちょっと準備が必要なことがわかった。次にお湯を張るのはいつかはわからないけど。。。(ちなみに、いまの浴槽は森に面していていい風景が見えるため、雪が降ったらお湯を張ってみたいと思う)

10月8日 薪置き場到着

薪となる丸太を手に入れたことはすこし前に書いた。その丸太を庭においていたのだが整理して乾燥させないと使えないため、薪置き場を買った。いろいろ選択肢はあったのだが、Costcoが扱っている鉄製のかなり頑丈な8ftのものを注文。店舗にはなかったのでオンラインで発注。今回は無事に欠品は破損もなく到着して組み立て完了。そこに巻きを入れた図が左の写真。あっという間に8ftの薪置き場はいっぱいで積みきれなかったものが手前にある状態。ひと冬こすのには足りないかなとも思ったが、割ってみると丸太は結構な量に増えるのでもしかするとこれで今年は春まで持つかもしれない。問題はちゃんと乾燥させて煙が出ない良い薪になるかなのだが。

10月7日 屋根の色探し

今の家の屋根は杉の板を張りつめたちょっとトラディショナルというかエコというか、まぁ20年ほど立った屋根が葺かれている。この屋根の材質で火災保険の料率が変わったりメンテナンスコストがかかったりといろいろあるために、入居時から張り替えるつもりでいた。張り替えることも決まり、業者も決まりほぼ準備OKになったのだが色を決めていなかったので、いろいろと色を探索して調べている。建物の色に合わせるのが良いのだが、建物の色もこの先塗り替えるかもしれない。近所の家の配色をいろいろと見ているのだが決めきれないでここまで来てしまった。まず、いまの建物が茶系ではないので屋根に茶色や赤系を入れるのはあまり気が進まない。最近のはやりなのかシンプルな家は、白黒グレーを基調にしているところなどでは、グレートにすこし緑が入るような配色がかっこいいのだが、これも流行りがありそうなのと今の家の色が青系統なので緑とのバランスがちょっと心配だった。そこでたどり着いたのが、この写真の家の色で、グレーが基調なのだが、そこに少し茶色と緑が入っている。ま、いまの時期の森の色のような感じだ。業者のリストを見てもこの色を選んでいるうちはあまり多くないようなので、ユニークでいいかもしれない。あとは天気が少し安定して工事が始められるのを待つばかりだ。

10月7日 ナメクジは冬眠するのか?

こちらのナメクジは大きい。バナナと名のつくやつがいるくらいで日本のナメクジを想像しているとびっくりするくらいおっきなものと遭遇していっしゅんたじろぐ。これがもし食べられたら結構タンパク源になるのではないかと思うくらいでかい。今日もうちの庭でこのナメクジと遭遇。大変申し訳なかったのだが、息子と庭で作業中に踏んでしまったようで、この姿は長くは続かなかったのだけれども、その後に面白いことが判明。
しばらくたった後に鳥にでも食べられるのかと思っていたら誰も手を出さずにそのまま放置されていた。しかし、気付いたら別のナメクジが寄ってきて魂のないナメクジに吸い付いている。どうなるのだろう?と思ってちょっと目を離したら(30分も立ってないと思うのだが)、2匹とも跡形もなくいなくなっていた。さて、これはあとから来たのが亡骸を連れて何処かに行ったのだろうか。とても不思議な現象だった。

2016年10月11日火曜日

10月6日 庭用テーブルやっと到着

すでに夏には手遅れなのだが、庭でつかうテーブルをやっと入手。前回Amazonで頼んで痛い目にあった話は以前書いたとおり。椅子とテーブルのセット何に椅子が2脚しか来なかった。それで色々探したものがこれで、真ん中をたたむとコンパクトになる。Amazonで買ったものも同等だったが、メーカも違うし形もちょっと違う。今回の経験はHomeDepotという店のオンラインで買ったのだがPrice matchという仕組みをつかい、他の店の安い値段でHomeDepotからかうことが出来た。HomeDepotはここから自転車で行ける距離なのでなにかトラブルがあっても対応してもらえることを期待しての選択。値段も安くなったし文句はない。ちなみに返品をしたAmazonの椅子は返品センターに届いたようで、全額が返金されてきた。温かい週末の日があればこれで外で食事もできるのだがもう今年は無理かな?

10月5日 アメリカにおけるコロッケ

食べかけの写真で申し訳ないが左はコロッケサンド。じゃがいもを潰してすこしひき肉を混ぜた具に衣をつけてあげたもの。日本だと肉屋さんに大抵あって昔は40円とか50円で30円のスナック菓子買うより冬場は温かいのでこんなものを買っていた記憶がある。もっとも、40円では写真のようにボリュームの有るものではなかったが。
ちなみにアメリカではこのじゃがいもベースのコロッケは殆ど見ない。というか、パン粉をつけた揚げ物はあまりない。トンカツもコロッケも日本のようなものは日本料理屋にでも行かないとみかけない。日本料理屋でもコロッケはあまりおいていないらしい。その理由を今日聞いて納得。このじゃがいものコロッケは、おかずとして扱われずポテトなのでサイドメニューと誤解されるらしい。いわれてみればその通りで、これにご飯がついても、炭水化物に炭水化物。お好み焼きにご飯をつけるかという日本での関東、関西議論に通じるものがあるかもしれない。ちなみに、日本でソースと呼ばれる調味料もこちらにはない。なので、あの甘さのあるソースをかけたものが苦手というアメリカ人はたまにいる。

10月4日 飛行機の上の楽しみ

毎回飛行機の乗ると窓側の席をとる。国際線のエコノミークラスの場合は10時間も座ったままでトイレにいくのに隣の人を起こさないといけないのは嫌なので通路側にするが大抵の場合は窓際。いつも見られない景色を空から見るのは常に何らかの変化があって面白い。オレゴンとカリフォルニアの90分のフライトで冬場に楽しめるのは雲の中に着陸する前に入るとき、または離陸後に雲から抜け出すときに光を自分の反対側から受けると面白い光景をみることができる。山で稜線を歩いているときに、雲または霧がが稜線よりも低い位置にあり、太陽が自分の影をその雲または霧に対して作るときにブロッケン現象というものをみることができる。それは自分の影の周りにぼんやりと虹色に光る後光のようなもの。昨日のフライトでも雲に入るときにそれを期待して影を追っていたら別の光景に合うことが出来た。それがこの写真。カメラでは捉えきれなかったのだが180度以上に広がる虹。画面の下1/5くらいのところに薄っすらと飛行機の影が見えており、そこに淡いブロッケン現象の光景も見えているのがわかるだろうか。90分のフライトだとこんなものを見ているとあっという間に雨のオレゴンに帰ってこられる。次の出張はまだ決まっていないがまたこんなものをしばらく冬の間は見ることができる。

2016年10月5日水曜日

10月3日 日帰りでCalifornia

今朝は6時発の飛行機でCaliforniaへ。6時だとまだまだ日の出には1時間位あるので離陸してもまだ暗い。たまたま、座席から東を見るとMt.Hoodの影が見えたので撮影したのがこの写真。東の空がやっと明るくなってきているがまだ日の出には時間がある。写真で分かる通り、雲がポートランド上空くらいまでを覆い、さらに東には雲が内容で山の向こうの空はきれいに見えている。このあと飛行機はこの雲を抜けて上空の晴れの領域を飛ぶのだが、このように低層から中層の雲が居座るのがこの辺の冬の典型。だからこの時期、California出張に行くと、帰りはずっと晴れの中を飛び、オレゴン州に入ったくらいから徐々に陸地が雲の覆われ、高度を下げてポートランドに降りてくると雲の下は雨模様。無事にCalforniaでの仕事は完了し夕方にはPortlandに無事に戻ってくることが出来た。しかし、なんとか暇なしで、夕方にはアジアとの電話会議、その後はボーイスカウトの集会とあっというまに一日は終わってしまった。

10月2日 撤収

2泊のキャンプも今日で終了。メインのプログラムは昨日で終わっているので、朝食後に会場となった建物の中、野営場内を清掃して開放となる。食堂が広くて結構片付けが大変。まず箒でゴミを掃いてきれいにするのだが、気づけばここは海辺のキャンプ場。知らない間に砂を沢山食堂に持ち込んでおりそれをまずは掃き出す。次は洗剤を使いつつもップで床を磨く。これを数名で全体をやらねばならず(それぞれ分担が決まっているので、ここは人数が少なかった)、一苦労。結局10時過ぎには出られるかと思ったら、終わったのは11時ちかく。そして、運悪くそこから土砂降りの雨。雨が降る中、自分たちのテントをたたみ、パッキングをして車に積み込み一件落着。キャンプ場をあとにし、目指すは地元のDinerで子どもたちに昼食を。一軒目に目指した場所は営業しておらず、Tillamookにあるチーズ工場付属のレストランでお腹を満たすことになった。Tillamookは地名なのだが日本にもここで製造されているチーズが輸入されているのでこの名前を知っている人もいるのではなかろうか。天気はあまり良くなかったが今回も新しい経験をさせてもらった。ちなみに写真は現地での朝食。

10月1日 Webelo woods Day1

昨晩から始まったキャンプの本番が今日。このキャンプの目的はカブスカウトからボーイスカウトに上進するにあたって、ボーイスカウトの活動に触れて興味をもってもらうこと。全部で10箇所くらいのStationが設けられ、それぞれでボーイスカウト活動の技能や取り組みを疑似体験する。私達の隊は、GPSレシーバーを使って指定された座標位置に隠された宝(色を塗った石)を探し出すこと。GPSレシーバーなんてものは普通は使ったこともなく、座標の概念ももしかしたらない子どもたちが、数字の羅列とも見える緯度経度の座標から目的地までたどり着いてもどってくる30分弱のゲームを提供。残念ながら朝から雨で、午後になって激しく降るような天気。最後は雷雨となり、雷がなったら一旦避難という手順が決められているため、全員食堂に集合、そして最後のプログラムは途中で残念ながら中止。
といっても最後の10分位が短くなっただけなのだが。雨が降っても子どもたちは元気。こちらは1日じゅう降り続く雨でテントの中が浸水していないか、シュラフが濡れていないかだけが心配だったが、寝られないほどではなくなんとかなった。今回のキャンプ場はオレゴンの中でも最大級で数百人(600?)を収容できるうキャンプ場で食堂も大きい。なんでも8億円くらいの寄付を募って10年位前に建て直したそうだ。海が近いので冬も気温はそれほど下がらないようで通年で使える場所とのこと。ポートランドから1.5時間なのでこれからちょくちょく来ることになるのだろう。東京からの山中野営場くらいの距離感だろうか。

9月30日 Camp Meriwether

今晩から太平洋に面したCamp Meriwetherでボーイスカウトのキャンプに参加する。夕方の5時に子どもたちを車に乗せて一路西に向かう。現地についてすぐにテントを立てて、夜の8時から現地でのリーダー会議。そこで配れたのがこの写真の非常時対応手順書。非常によく書かれている手順書で、ここで生活する3日間に起こりうる事故について説明があり、発生時の対応と役割が明確に記されている。日本でもたくさんのキャンプに参加し、最大規模は3万人を超えるキャンプだったが、このような注意事項の共有は紙が配られて読んでおくように、というのが一般的だった。人数が少ない(それでも全体では数百人)からリーダー全体に説明が出来たのかもしれないが、大事なプロセスだと思う。その中にとても大事な項目が書かれていた。それはメディア対応。もし事故が起こったときにメディア(新聞、テレビ、その他)が取材に来る可能性があるが、コメントは広報担当(Camp director)がするのでそれ以外の指導者のコメントは控えるように(No comment)と明記されている。メディアは彼らの嗜好で事故をどのようにでも報道でき、コメントの一部だけを切り取ったりすることで元のコメントのから違うものにすることもできてしまう。その危険性を考慮するとこの指示はとても大事。このようなメディア対応はどのような組織も持って置かなければいけないのだが、無防備だとあとで取り返しの付かないことになってしまう。

9月28日 いまさらトマト

会社で夏前にもらったトマトの苗が今更だけどたくさん見をつけて「やっと!」見が赤くなってきた。食べられるようになるまではもうすこし掛かりそうだけど、たくさん実をつけているのですこしは家計の足しになってくれそうだ。硬い実のトマトのようなので、熱を加えて食べるのがいいのではないかとのことなので、トマトソースにでもまずはしてみようか。すでに地面についていた一つの実はナメクジの餌食となり半分なくなっていた。ほんの小さな苗だったのだが、夏を越して巨大な茂みに育ってそのなかにたくさんの実をつけてくれている。これから雨が増え寒くなるが今ついている実が大きくなって赤くなってくれるのだろうか。

9月27日 週末の結果

先週の金曜日の正式結果が公開され写真も送られてきた。ご覧の通り天気は小雨だけど走っていれば気にならない程度だった。終わったあとだから言えるのかもしれないが快適に走ることが出来て結果も良かったのではないかとおもう。それにしてもこの街には走る人が多い。日本も走る人の人口は増えているようだが比率はどうなんだろう。このアメリカは健康に対して考え方は二極化しているような気がする。健康を気にするグループは食べ物に非常に気をつけて高くても安全なものを食べ、運動をして健康を保っている。一方、御存知の通りそういうことに気をつけないグループもおり、どうやって生きているのだろうかとおもうような人々も大量にいる。いろいろな研究がなされているが、教育レベル、収入、その他いろいろな要素が絡んでいるといわれるがこれだという解決策は見つかっていない。たまたまだが息子が学校の授業でアメリカで肥満率の高い市とリストされた街の市長がいかに街を自転車と歩行者にやさしい環境にするかで、それを大きく塗り替えたという話を議論したらしい。こちらにそのビデオがあるが、街のインフラはとても大事だとおもう。走ろうと思っても走りたくなるような道がなければやる気はすぐになくなってしまう。いまポートランドは通勤に自転車をと勧めている。そのために、車道の一部と自転車専用にして安全に走れるような整備がそここで進んでいる。それをいろいろな街が参考にしているらしい。こじんまりとした規模の街だが面白い取り組みが国を超えてインパクトを与え始めているようだ。

9月26日 紅葉

知らぬ間に周りの木が紅葉してきた。うちのまえの空き地には巨大な木が数本たっておりそのうちの一つがオークの木で徐々に葉が色づき風が吹くと落ち葉が落ちる時期となってきた。まだまだついこの間まで日の長い夏だと思っていたのだが。気温は夏でも朝晩は10度近くまで下がるのだが、この頃は朝の気温が10度だと「今朝は温かいじゃない」と思うようになってきた。たぶん一定の温度の幅の中を上限しているのだと思うが、東京にいるときの10度ほどなぜか寒くは感じず、息子は普通にTシャツで日が昇る前に学校に出ていく。冬に近づいてきたからかカモの大群も賑やかになってきた。