2016年5月30日月曜日

5月18日 追悼

お世話になった先生が亡くなった。亡くなったのは私が香港に出発する日だったのですでに1週間ほど立っている。彼とは社会人になってすぐに、仕事、研究、食事、いろいろな面で貴重なことを教えていただいた。年もそれほど変わらず、世界中で楽しいことを一緒に経験させてもらったのだが、3年ほど前に小脳に病気が見つかり闘病生活が始まっていた。まれな病気で、あまり症例もなく、ただ病状が長い期間をかけて悪化していくと言われる病だった。若かったためか、残念ながら病状の進行が早く先週突然急逝してしまった。実は、今回の日本滞在で彼に会いに行く予定だったのだが間に合わなかった。昨年の11月に会ったときはこんなに早く逝ってしまうとは本人含めてだれも想像していなかったのに。彼にはポートランドにも来てもらい楽しい食事をしたのに、あれが最後になってしまったのがとても残念だ。今晩は彼に近かったメンバーで集まり追悼の会を行った。

5月17日 慶応でのイベントに登壇

今回帰国する前からちょうど私がいる期間中に慶応大学でイベントがあると聞いていた。昨日、打ち合わせをした知人から、もし可能なら明日(17日)のパネルディスカッションに出て欲しいと前日になって依頼を受け登壇することに。あまり関係者に迷惑を掛けたくなかったので、ちゃんと依頼主にはコーディーネータ、主催者などに必要な調整を図ってもらい、特に問題なく受け入れてもらい無事に写真のような真面目な人々向けのパネルディスカッションでお話をさせてもらった。すべて英語での会議で同時通訳までつけるかなり公式な会議。登壇者、関係者の多くは知った人々でここでもいろいろな方々と短い時間だが挨拶をすることが出来た。実は今日もおまけがあった。会議終了後にある会社の方から挨拶をいただき、名刺を頂戴した。よく見ると、知った会社、そして見たことのある名前。もしかして、以前メールで別件でやり取りをさせていただきませんでしたか?と聞くとご本人仰天。私の名前はプログラムには出ていなかったのと、パネルディスカッションの登壇者の名前が読めなかったそうで、以前連絡をとったことのある私だとは気づかなかった模様。この世界どこでどうつながっているかわからない。いつものことだが、慶応での会議は多くの人びとに会えるので一網打尽とまでは行かなくても多くの目的をかなりこなすことが出来た。

5月16日 電車通勤

ほぼ20年にわたって社会人を東京でしていたので電車通勤は体に染み付いている(社会人最初の3年ほどは緑区の秘密基地のような衛星管制センターにいたので自動車通勤だった)。東京での通勤時間は23区内に住んだことはないので、door-to-doorでつねに朝は90分以上かかっていた。帰りは運が良ければ60分強だったかもしれないが、いずれにしても週に5日間はほぼ毎日3時間近くを通勤に使っていた。アメリカに住んで見てこの通勤に時間をかけることの良し悪しを時々考えている。いまの通勤は車で20−25分位。合計でも1時間に満たない。日本での通勤の良い点から先に上げてみると、

  • 歩くので運動になる。これは明確にアメリカと大きく異なる点の一つ。日本人に極端に太った人がいないのは多くの人が歩くことを生活の一部で行っているからではなかろうか。
  • 電車の中で本を読める。これは電車通勤が満員電車でも本が読めればかなりのメリットといえる。東京在住時は、日曜日に新聞の新書欄をチェックし、その場でコンピューターから図書館にリクエストをいれ、常に数冊の新刊本を図書館から借りて読んでいた。文庫になるまで待って買うことをやめ、重くても新刊で読む習慣に変えてから読む本の幅が非常に広がった。
  • エネルギー消費的には自動車通勤よりも公共交通機関を使う方がいいことは明らか。
さて、悪い点は
  • 時間がもったいない。特に東京の朝の通勤時間帯は電車の運行速度が遅くとても時間の無駄。最近は勤務体系が変わってきており、会社にいることが仕事ではなくなりつつあるので、混雑も変わってきているかと思うが、大きな社会的なlossであることに変わりはないと思う。この時間を他のことに使うことでもっと豊かな生活があるのではなかろうか。
  • 気候に左右される。夏は蒸し暑い。これだけはどうしようもないが、社会人でネクタイをするような人々にとっては耐えられないのではなかろうか。私は幸いな事にネクタイを常にする仕事ではなかったが。寒いのが我慢できるが暑いのだけは。
こんなことを時々考えているが、こちらにきて劇的に減ってしまったのが本を読む時間。寝る前に必ず少しは読むのだが、1日2時間近く読んでいた量に比すればかなりの減少。さらに、日本語の本が手に入るづらいのもあり減ってしまっている。

アメリカはアメリカで美味しい食べ物はあるのだが、ちょっと前に書いたラーメン同様、立ち食いそばのような文化もあるわけもなく、今回帰国して懐かしいと思った次第。残念ながら立ち寄ることはなく、写真だけとったのが上の写真。

5月15日 E46 330Ci

日曜日もバッチリ予定を入れる。今日は、多摩の家を見まわって、自分が今も登録しているボーイスカウトが所属する教会が行う年に一度のお祭に顔を出し、そして知人たちに挨拶に行ければと朝から電車でたま方面に出発。歩くのは苦ではないのだが、東京での移動は歩くのがとても大事だと実感。まず、多摩の家の最寄りの駅から家までは20分弱の上り下り。そこから、次の場所まではうまくつながらない。中央大学のキャンパスの裏なのだが、電車、バス、何を使っても1時間弱かかる。前に住んでいた時はバイクで10分だったのだが。歩いても1時間程度とでたので、ひとまず歩いてモノレールの駅に1時間弱で到着。2区間モノレールに乗って、中央大学のキャンパス内を通り抜けて目的地へ。このコースも大学の構内から程ではない森のなかを抜ければ5分位早かったと思われるが、トラブルを避けるために歩道をおとなしく歩く。教会のイベント会場では懐かしい人々にたくさん会い旧交を温める。そして、予定していなかった再会は写真の赤い車。私が日本に残念ながら置いていかざるを得なかった車を大切に保管していていただいた知人がわざわざ運転までさせてくれ貴重な経験をすることが出来た。いまオレゴンで乗っているE38の5シーリーズのミッションと同じはずなのだが、クラッチが劇的にこちらのほうが軽いのとシフトタッチはショートシフトレバーに変えていたので感覚は比べ物にならないほどこちらのほうがいい。E38をこのE46にオレゴンでも変えたほうが良いのかもしれない。

5月14日 東京滞在1日目

今回の出張では週末を挟むことになったので、土曜日は日本を離れるときにちゃんと挨拶に行くことができなかった知人宅に伺うことに。
私が日本を離れるときにちょうど一歳になったばかりだった息子さんはすくすくと育ち、我が家にあったおもちゃの多くを引き取っていただき綺麗にそれらを使っていただいていた。約2年で一気に大きくなり喋るし動き回るし、楽しい思いをさせていただいた。いつも美味しいものを教えてくれる家族で、今回はイカスミのパンをごちそうに。もうすこしゆっくりできればよかったのだが、今日ははしごの予定なので、夕方には失礼させていただき、2件目の知人宅へ。ここは、私にとっては生まれた時からつながりがあるような家族で、それほど頻繁に会うチャンスはないのだが、出国の際に挨拶に行けなかったので気がかりになっていたのが今回やっと挨拶に伺うことが出来た。家族みんな、変わりなくいろいろな貴重な話を聞かせてもらい忙しい1日目は無事に終了。1日目からかなり忙しい予定になったがとても有意義な一日に。

5月13日 東京へ移動

実質2日間の香港滞在を終え、今日は日本への移動日。朝の成田便を使って日本に向かう。朝の9時位のフライトなのだが、時差とフライト時間の関係で成田到着は4時位となった。なんだか時間を存したような気がするが、実際は1時間の時差、出発の遅れ(今回は離陸機の混雑のため出発遅延)がかさなり日本到着は4時。
毎回のことなのだが、自分の時間、特に夕食の回数は限られているのでそれを仕事、知人、家族との夕食に優先順位ごとに割当をする。そういうわけで、今日の夜もそのまま横浜の家に帰ればいいのだが、横浜に集まれるランニングのメンバーで集まれるメンバーと共に桜木町で夕食を取ることにした。私のランニングの知人は主に多摩、相模原近辺の方が多かったのだがウルトラマラソンを走る強者が千葉から(実際は都内に引っ越していた)も参加。年齢層のかなり広い久しぶりの再会となった。今回の東京滞在は3日間東京で仕事をする予定で木曜日にオレゴンに出発の予定。写真は噴火口がはっきり見える八丈島。この島は90年台だったと思うが島民全員退避の指示が出るほどの噴火があり、都立八丈島高校は秋川の全寮制都立秋川高校に移ったのを記憶している。もう多くの人には昔の話となってしまったのかもしれないが。

5月12日 香港2日目

来たばかりだが、無事に目的の会議は終了し早くも今晩がここで過ごす最後の夜。今回は観光の気分が全く無かったので下調べをしていなかったのだが、一緒に行った上司がここだけは行っとけlistを持っており、その一つが写真のVictoria Peakと呼ばれる香港島で一番高い場所。そこからの夜景が素晴らしいとのことで、香港に住んでいる同僚と全部で4人で登ることに。そこまで行く方法は、ケーブルカー、バス、タクシーとあるようだが時間も遅かったので4人でタクシーで上がることにする。上に行ってわかったが、ケーブルカーは人気のようで長蛇の列。ここからの景色は素晴らしく、行く価値のある場所だった。香港は地震が少ないのか東京に比べて細くて高いビルがたくさんある。細いビルは土地が細かく細分化されたままの状態で開発をするからだと思うが、東京に比べてなんとなく不安になるような細さのビルが多いように感じる。中国返還後も金融の中心であるためか外国資本と中国政府資本の両方で開発が進められ、中国政府の方針もあり昔の街を強制的に新しい街に変えていく政策が取れれているようだ。ただ、このVictoria Peak付近は超高級住宅街なので景観を害するようなこともなく、森のなかに複数の高級住宅がならんでいた。東京よりも更に密度の高い街を始めてみた気がする。

5月11日 香港1日目

香港の気候は日本と同じ温暖湿潤気候。そのため、暖かくて湿気がある。東京の初夏のような天気で、海に近いのでさらに湿気が高いような気がする。昨日の長時間の移動で体の体内時計が狂っているので、まずは朝会議に行く前にホテルの回りを簡単に走って探索する。5km位は走りたかったのだが、工事が多くあまり走る場所がなく3km弱でホテルに戻る。止まっていた場所がコンベンションセンターの隣で、その周りはいま開発が真っ盛り。海に面した公園も工事中、隣はビルの建設中、その周りはバスターミナルを作っているのか、ここも工事中。その中をバスを使って通勤する人々が沢山流れてくる。いま止まっているのが香港島なのか、反対側が九龍と呼ばれる昔からの繁華街。そちら側からフェリーでくる通勤客もたくさんいる。ここではフェリーが庶民の足となっているようだ。そんなことを20分程度走って見ることが出来た。街全体はとても活気があり、予想していたよりもずっと綺麗。ここは中国に変換された後も、世界の金融と物流の中心地として機能しているようで世界中の人々がこの狭い場所に集まっている非常にユニークな街だということを始めて見て肌で感じることが出来た。

5月9,10日 香港出張

今日から初めての香港出張。帰りに日本に立ち寄ることにした関係で西海岸から香港直行便は使わずに、ポートランドーサンフランシスコー成田ー香港と1日に3セグメントをつなぐ旅程。成田までの太平洋区間で遅れなければ香港の日付が変わる前くらいに着陸してホテルに到着は日付が変わる頃。太平洋を超える際に日付変更線を西向きに超えるので、到着は10日の午後。成田での待ちが3時間程度。成田で待っていると、出発が送れるとのアナウンス。理由は現地での雷雨のため空港が混乱して香港に向かう飛行機の離陸を認めていないためとのこと。結果的には30分も待たずに離陸は出来、さらに南西向きのフライトのため偏西風に乗ってすこし時間を稼いですこしの遅れで香港到着。香港の入国審査はあっけなく(まぁ中国の入国審査はいつもあっけないよりも、そっけなく、言葉を交わすことはめったにない。しゃべれないのか、喋りたくないのかわからないが)終了。タクシー乗り場に行くと、トヨタのクラウンが列をなしている。日本のタクシー仕様の車がたくさんいるようだ。カードで払えるか聞くと現金のみとのこと。仕方ないのでターミナルに戻ってATMで香港ドルを引き出し、タクシーに無事乗ってホテルに到着。長い一日だった。何時間飛行機の乗っていたのだろう。明日からは2日間の香港会議。

5月8日 トーナメント試合2日目

昨日に引き続き今日もトーナメント。午前中の試合に勝てば3位決定戦、負けると下位グループの別チームとの対戦となる。
今年のチームの課題は安定したピッチングと堅い守備なのだが、ピッチャーが乱れることが多い。一度乱れるとそれがすぐに得点に結びつき差が開いてしまう。まだ中学生なので三振に打ち取るよりは打たせてアウトにするチャンスのほうが多いので守備も重要となる。ここで守備がいろいろなケースの経験をしていないとミスから特典に結びついたりと、基本動作はいいのだがいまいちミスから点を許すことが多く、残念ながらこの日は2試合とも失う結果となる。技術的にはそれほどの差はないのだが経験なのかもしれない。場所もすこし遠かったので、子供も運転手も疲れきって帰宅。もうすこし気持ちよく試合をこなして欲しいのだが。。。。

5月7日 野球&BBQ

土曜日なので今日は日本人学校なのだが、お昼前から野球の試合が入ったため息子は午前中の途中で学校を早退。そして、近くの中学校で行われる野球の試合に移動。今日は、ある学校のチームが資金集めを兼ねてのトーナメントのため、地域から8チームくらいが集まり試合を行う。試合がお昼をまたぐことから、数日前から保護者の間では会場の駐車場でBBQでもしましょうということで、それぞれの家族が食材を持ち寄っての昼食となった。アメリカ人家族、こういう時はとても手際よく分担もあっさり決まりBBQ用品、テーブル、椅子などが必要な人数分だけ集まる。こちらは、足りないものを持ってくからと伝え、結果はデザート担当となる。1試合目は無事に買って昼食を楽しみゆっくりしすぎたのか、2試合目は残念ながら敗退。天気がよかったのでかなり日焼けをした1日となった。

5月6日 カーペットクリーニング

日本とアメリカの違うてんは数えきれないほどあるのだが、大きな違いの一つが家の中での靴について。日本の家には履物をぬずスペースが玄関として明確に規定されており、屋内では靴は履かない。こちらの家でも靴を履かない、あえて玄関近くで脱ぐ過程もあるが、まだそれほど一般的ではない。しかし、家の中は靴で上がるのに、床が絨毯という場合も多く、その絨毯のクリーニングが時々必要になる。こちらにきて初めてのそのカーペットクリーニングを依頼してやってみたのだが、いままでに見たことのない清掃方法だったので非常にためになった。絨毯にシミを作った場合には、すぐに落とさないと色が落ちなくなると思いがちで、洗剤や漂白剤を使って綺麗に努力した経験は多くの人びとにあると思う。私も子供時代の家で真ん中だけ色が抜けた絨毯の記憶があり、これは漂白剤で洗浄をしようとした結果だとあとから聞いた。プロのクリーニングは、漂白剤は使わずに、基本的に汚れを浮かせる洗剤を使い、スチームと洗剤を絨毯に撒きながら、それを同時に吸い取っていく機械を使っている。これが結構綺麗に色が抜けて綺麗な絨毯にもどるので興味深い。余計なことはしないでプロに任せると良いようだが、これを自分でやるにはどうしたら良いのだろうと調べてみると、結構市販でもスチームと洗剤を出しつつそれを吸い取る掃除機がこちらにはあるようだ。特に、ペットを家の中で飼っている家には必要なのかもしれない。

5月5日 今晩も野球

野球シーズンが開幕し、子どもたちは週に2,3回の試合がこれから続くことになる。今晩も地域のリーグ戦の試合。今年のチームは8、7年生の上手いプレーヤーを集めたチームなのだが、まだうまくチームとしての連携が取れず、昨年の同じレベルのチームに比べると勝率が低い。昨年の日記にも書いたが、こちらのチームは日本に比べて練習時間が圧倒的に少ない。練習は試合の合間に行われるので、個人で練習をしないと上達はシーズンが終わる頃またはまったく上達せずにチームの足を引っ張ることになってしまう。このあたりがアメリカの野球チームの難しいところ。日本の中学、高校のクラブのように毎日練習なんてチームはほんとど無いのでどうしても歯がゆく感じてしまう。もう一つの問題はスポーツを掛け持ちしている子供が多くいて、どのスポーツにまじめに取り組むのかが家族によってまちまちで、真剣にやっている子どもたちの間にも対象のギャップが出来てしまうようだ。なんとかチームとしてそろそろまとまってくれると良いのだが。

2016年5月28日土曜日

5月4日 掃除用具

日本でも高圧洗浄機が一般家庭にも普及しつつあり、日本にいる時に何度か車の洗浄などに利用した。こちらでも$100くらいの電動のものから、$300以下のエンジン駆動のものまで多様な選択肢がある。昨年まではホンダのものを街でよく見かけたのだが、今年は青いスバルのものがよく出てくる。どちらも日本製なのでエンジンはたぶん安心して良いのだろう。電動かエンジンかで悩むところだが、エンジンであれば電源に頼らずにいろいろと洗浄ができるが、電動だとコンセントが有る場所または延長ケーブルが届く場所でしか使うことが出来なし。どちらも水道の栓がある場所でなければ水の供給ができないので、そちらのほうが主たる制限事項となるのだが。。。
電動のものの値段がここ数年でかなり下がっているように感じるので、どちらにするかしばらく悩むことになりそうだ。

5月3日 牧草の花?

春から夏に近づくときに一瞬だけ牧草地がピンクというか紫色に染まる。左の写真がそれで、牧草が一斉に花をつけるようで、この時期は緑の牧草地の色がぜんぜん違ったものになる。牧草もいろいろ種類があるようで、この花を付ける場所は決まった場所なのだが、一面この色になるので気づかないでいるととても驚く。通勤で通るこの場所の近くではミツバチの放生もされており、たくさんの箱に入れられたミツバチ立ちが畑の近くに置かれている。特定の花が咲く時期に連れてこられているのかよくわからないが、これもいまの一時期だけの季節限定。このまま徐々に暑くなっていくのだろうか。

5月2日 Mac&Cheese

昨日のスキーの帰りに昼食で寄ったレストランはBBQが売りのお店。BBQといっても単に直火でなにかを焼くのではなく、写真のようなスモーカーをつかって燻製またはローストした肉類を主軸にしたレストラン。ポートランドの新聞に取り上げられるような歴史あるレストランらしく、メニューも変わっている。ドレッシング、付け合せ、その他なんでもすべてのメニューに追加ができる。日本で言えば定食屋に生卵、お新香、納豆が自由に足せるような感じか?
そしてなんとここのおすすめが、Macaroni & Cheese。茹でたマカロニをホワイトソースとチーズで和えたものをオーブンで焼いたもの。ファミリーレストランなどでは子供向けの安いメニューとして提供されるが、ここのは大人向けで味も凝っている。これに目玉焼きを追加で載せてもらいスキー帰りの3人のお腹を満たすことが出来た。いままで自らMac&Cheeseを頼んだことはなかったが、大人向けなら頼んでも良いのかもしれない。新しい発見だった。

5月1日 スキーシーズン終了

とうとうこの日が。今シーズンは積雪量が多く、昨年よりも永く楽しめたが、外界は夏に向けて衣替えが進んでおり、14日でリフトが止まるそうなので、その前に最後の行きを楽しみに来た。
まだまだ雪はたくさんあるが昼前には雪面は緩んできてスキーにブレーキがかかる状況になるので、勝負は朝一番にリフト始動と同時に乗り始めお昼前には撤収すす作戦で出撃。12時前まですべって合計で13本リフトにのり今シーズンは無事に終了。途中で怪我をしたために一月ほど滑れなかったが、合計で10日滑ってリフト券の元は取り返せたと思われる。来シーズンはできればもうすこし遠くのスキー場まで行ってみたいと思う。来シーズンはタイヤを変えないとダメかもしれない。

4月30日 ラーメン恋しい

アメリカでは日本のラーメンがいま流行り。大きな街に行けばたいていラーメンを出す店がある。日本のチェーンが来ているところもあれば、独立系の店が趣向を凝らしているところもある。味はまだ日本には至らないと言われていることもあり、食べに行ったことはない。そもそも、ラーメンに国外だからといって10ドルを超えるコストをかける気になれない。こちらでは、チップを入れたらたぶん12−15ドルは行くのではなかろうか。そんな値段を出して食べるものじゃないきがする。そんなわけで、うちでは即席ラーメンに自家製焼豚をいれて食べている。
街での人気は上がり続けており、ポートランドには東京のお店がまた新たに開店するらしい。

4月29日 あひるになる

娘が昨年の秋からこちらの大学に出願をして幾つかの大学から入学の許可をもらっていた。オレゴン州の州立大学は、大きなものが2つあり、それぞれの学校がDuck(あひる)とビーバーをそれぞれの学校のマスコットにしている。こちらでは、I was a beaverといえば、Oregon State University(OSU)にいた事を示し、I will be a duckというと、University of Oregon(UO)に行くことを占める。たぶん通じるのはオレゴンに住んでいる人だけだろうが(私は他の州の大学のマスコットを殆ど知らないのと同様)、一応彼女はDuckになることを選んだ模様だ。UOは Eugene と呼ばれる大学町にあり、オレゴンの中でも歴史ある大学町に9月から住むことになる。UOはresearch, OSUは就職のための学業を学ぶことに主眼をおいているようだ。興味深いのはUOには日本語で言う工学部はなく理学部が、逆にOSUには理学部ではなく工学部がある。たぶん彼女には関係ないのだが。

4月28日 Family history night

アメリカの学校の教科は日本とは違い、国語と社会が一緒になったような科目にHumanityと呼ばれるものがある。中学校の8年生(卒業年次)のHumanityの目玉プログラムに Family History Nightと呼ばれるものがある。噂では聞いていたが、これは非常に貴重なプログラムであることがわかった。内容は、ほぼ3ヶ月位かけて生徒に自分の家族の歴史を調べさせるもの。最近の核家族化はこちらでも進んでいるようだが、さすが移民の国、多様な家族の歴史が日本人の想像を絶するスケールで数十年、または数百年を遡り自分のidentityを明らかにし、それを共有するプレゼンテーションをしていた。発表は、写真のようなパネルに資料を貼って説明をする。これを全8年生が行う。多様な国からの子どもたちがいるのはすでにわかっていることだが、1世代、または2世代遡ると先祖の国をやむを得ず出なければならなかった家族の歴史が身近にあることに気づく。世界では紛争が第二次世界大戦以降も続いており(その多くにアメリカが関わっていることも事実で)、それらの国の政変などにより国を出なければならなかった家族の歴史が生の声、写真、資料で示されていた。これは日本では普段接することが出来ず、本、教科書、展示会などで見る遠い世界の話だが、ここでは生の声として家族から聞くことができる。そのような子どもたちが集まってアメリカの歴史、世界の歴史を生の声を使いながら学んでいるのを見ると、教科書だけでカッコの中に答えを埋める教育に主眼をおいている国の教育にすこし心配になってしまう。韓国からの移民の生徒が書いていた"Freedom is not free"という言葉が一番印象に残った。

2016年5月2日月曜日

4月27日 日本への送料

時々日本にものを送っているのだが、その送料を真面目に調べたことは今までなかった。よく利用しているのは、ポートランドにいるヤマト運輸の詰め放題パックというもので、指定の大きさの箱に詰められるものなら一律一定の送料で送れるというもの。最初に使った時には中身の価値によって税金がかかることを知らずに予定よりも足が出たが、その後は便利に使わせてもらっている。たまたま今回日本に送るものがあり、それほど量がないのでUSPS(アメリカの通常の郵便)とヤマトの値段を比較してみると、どうもヤマトのほうがかなり安く上がるみたい。ちなみにこの写真の箱には容量で15l以上入りそうだが、それで50ドル。トラッキングもできることを考えると安いのかもしれない。なにか欲しい物がある人はいつでも連絡ください。:)

4月26日 そろそろ学期末

子どもたちの学校も残すところあと1ヶ月とちょっととなった。今週の金曜日は学生は休みで、先生たちが成績をつける日らしい。この日までに提出物をすべて出して、テストの点数などが足りない場合は必要な歩行などを受けないと成績がつかない。高校の場合は、成績がつかないと卒業した後に同じ授業を取らないと、大学に行けないなど大きな問題になってしまうのでいまの時期がとても大事らしい。そんなわけで、学校から出していないものはちゃんと出すようになどと確認のメールが保護者にもくる。このメールが特定の生徒に出されたものなのか、全員向けなのかで意味が随分違うので子供に確認したところ、全員向けだから安心していいとのこと。あとひと月ちょっとなのでなんとかうまく乗り切ってほしいものだ。

4月25日 火付け競争

毎週月曜日がこちらのボーイスカウトの活動日。夜の7時から8時半位までに毎週の活動をしている。今晩は久しぶりに野球の練習がないので、息子は活動に参加。今日のプログラムは、5月に行われる地区のキャンポリーでの火付け競争の練習。こちらのキャンプでの火付けは日本のようには新聞は使わない。コットンボールと呼ばれる木綿のワタの塊のようなものを火種にして葉っぱなどを集めて火をつける。息子は日本での経験から細い枝を選んで日をつけようとするが、他のスカウトはナイフで木を削って細かい焚付を作る。いろいろ異なったやり方が混ざっていて見ていて面白い。この写真は、息子の班(上級生グループ)で運良く一番最初に火がつき、あとは三脚にぶら下がったカップに入っている水が沸騰して吹きこぼれるのをまっているところ。この水が吹きこぼれるまでの時間を測って複数の班が競争をするようだ。すべての班が平等になるように三脚のサイズ、高さ、その他がすべて決まっているらしい。徐々にボーイスカウトらしい活動になってきてこちらも楽しみになってきた。

4月24日 トーナメント2日目

トーナメント2日目は昨日よりはちょっと天気はよく青い空がちょっと見えるこんな天気。昨日に続いて2試合目は昨日の帰りに見たチームで守備の練習の仕方がユニークで上手い選手が多かったチーム。守備の連携はチームの勝利にとても重要で、この年代の野球は大抵は数人の打撃がうまい選手がいるので、その選手に打たれたとしてもダメージを小さく押さえることで価値に結びつけることができる。守備のレベルは打者のボールを上手く捕球することに続けて、それをいかに守備側の適切な場所に繋いでいくかで、これは経験と知識が物をいってくる。今日の相手は、この点で1枚ウワテで残念ながらこちらのチームはボールをバットに当てるのだが塁に出ることができない。その反面、相手側はこちらの守備のミスで塁を進めて点に結びつけてしまう。この試合に勝てば決勝だったのだが残念ながら落としてしまい、今日はこれで終了。いろいろ子どもたちも学べた試合だったかもしれない。

4月23日 週末トーナメント

今日は土曜日で本来息子は日本人学校なのだが、午後から野球のトーナメントがあったため早退。天気はどうも不安定で、黒い雲が抜けてはまた来る空模様。彼らのプレーの時間になった途端にパラパラ降り始めて、途中で一旦中断するほどの大粒の雨。幸いなことにグラウンドは人工芝で泥沼になることはなくピッチャーマウンドだけカバーすればなんとかゲームは続けられる。こちらの雨は東京のようにずっと振るのではなく、夏の通り雨のようにざっと降ったと思うと10分位で上がってしまう。そんな天気の中今日は調子よく点数を取り、守備もまぁまぁで、無事に勝利を決めて、雨のため予定変更で2試合目は日曜日となり撤収。明日はピッチャーを変えての試合なのだが、ピッチャーが鍵なのでなんとか乗り越えてくれると良いのだがまぁそう簡単には行かないかな。
このところ守備は良くなってきているがいったん緊張が切れると危ないのがこのチーム。ピッチャーもいい調子で行けば良いのだが、塁を許すと球が乱れ点数を許すパターンが多い。練習と場になれるしかないのだと思うのだが。

4月22日 高校選び

息子は9月から高校生。彼は本来、いま娘が通っている高校に行くはずだったのだが、運よく?くじ引きにあたり同じ公立の学区の中にある科学技術を中心に学ぶ高校に進学することになった。この学区には、学区域で決められる通常の高校以外に、定時制のようなもの、健康医療に特化した高校、科学技術に特化した高校、インターナショナルスクールなどがある。彼の行く高校は、記憶が正しければ半分は中学時代の理数科目の成績を考慮した抽選、それ以外半分が普通の抽選らしい(違っているかもしれないが)。いずれにしてもその特色に興味のある学生が応募してきて、生徒は1学年60人程度というかなりこじんまりした高校になる。高校についての評価はいろいろあってそれぞれの持っているコースが違うので一概に測ることは出来ないが、こんなところの評価ではどうもオレゴンで三番目らしい。さて大丈夫なのか!?