2014年7月9日水曜日

7月8日 なんと停電

仕事はぼちぼちと進行中。2週間後の大きめの会議に向けてチーム全体が徐々に準備を進めている感じ。今日も天気はいいです。

昨日に作った銀行口座へのオンラインでのアクセスをしようと前日いろいろ試したが、loginできないので、午後にもう一度支店にって状況を説明する。前日に手渡された手描きのユーザー名、パスワードが書かれたカードを見せて調べてもらう。なんと1文字必要なじが落ちていた。手書きでID、パスワードを書くところが信じられない。さらに、前日、これはアルファベットのIではなくて数字の1だからねと念を押されたところがまさに違っている。というわけで2文字間違っていたので入れるわけがない。支店の一次対応のおにいちゃんがこの日は対応してくれて、彼の机のPCでloginできることを確認し、目的完了。帰ってからいろいろアクセスしてみたけど結構色々出来るみたい。

この日は早めにオフィスをでてホテルに戻り5時からの電話会議に戻るように移動。4時半位に部屋に入って電話会議の準備をしつつ、洗濯をしようと洗濯物をまとめ、コインランドリーに必要な25セント硬貨を両替にいく。部屋を出ようとした瞬間に嫌な音が聞こえ、部屋中の機器の電源が落ちる。テレビ、エアコン、電子レンジ、オーブン、時計全部が真っ暗な状態。外は明るいので構わないけど、階段に出たら案の定非常用の照明がついている。

停電ですな。まぁ、すぐ復旧するだろうとフロントまでいって両替をお願い。フロントが、いくら必要?と聞くので洗濯と乾燥の1ラウンド分3USDと伝え12枚のコインをもらう。ところで、洗濯機電気来てる?と聞かれるから来てないだろうね。。。と答えてランドリーまで移動。予想通り真っ暗。仕方ないので洗濯物をそこに置き部屋に戻る。4時前にも電話をする約束で、5時からは台湾と電話会議なのにこちらからは何もできない。PCは電池で動くからいいけど、PBX(ホテルの交換器)を通る電話は使えない。もちろんインターネットもだめ。外にでると一応街は平常に見えるけど、信号が付いていない。こちらの国ではallway stopと呼ばれる、交差点があり、最初に交差点に到着した人が先に入れるルールで順番に交互に入るのが普通の文化。信号が消えたので、自動的にそのルールが適応される。日本ではこうは行かないだろうに。
左の写真は拡大すると、写真の奥の方に渋滞の列が見えて、さらに奥の方の信号は赤信号が点灯、すなわち停電はここだけなことがわかる。なにもしないで時間を潰すのももったいないので、部屋に戻りまずネットワークなしでもできる仕事を探す。いいのが見つかる。アパートを今月末から借りることになっているが、そこにある備品のリストがほしいと日本から依頼されていたので、その翻訳をする。このリストに基づき日本から手で運ぶものを決めるとのこと。あまり手で運ぶことはないようなものはlistされていた。でもどんな質かは不明。

6時過ぎても復旧しないので、電話会議は諦め、電気がなければ部屋で調理もできないので、散歩がてら外に食べられるものを探しに行く。停電のエリアにある店の多くは停電のために閉店。電気が来なければ、コンピュータが使えず、POS端末は使えないし、クレジットカードもたぶん決済できないと思われる。目的としていたお店はポートランドの地ビール屋。店の前にいったらopen!と看板がでているので、ホントかいなと思いつつも2階の店まで上がっているとほんとにやってた。
好きなところにどうぞ、と言われるのでテラスの外の風が当たるところに陣取る。前にすわっているおばちゃんは論文のreviewかなにかをしているみたいで印刷された資料を一生懸命見ている。ちょっと待たされた後、オーダーを取りに来てくれて、ビールを頼んで食べ物を頼もうとしたら、"Did you know we only serve cold dish today?"だって。cold dishとは、サラダか火を通さないターキーかツナサンドだけ。まぁビール飲めるだけでも満足なのでツナサンドをもらった。全部つめたいのかと思ったら一応暖かいミネストローネをつけてくれたので結構満足。

結局4時半頃から7時半までホテルのあるブロックが停電。震災以来の停電の一日でした。洗濯は次の日に持ち越し。

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