先週のCalifornia出張で見かけた車がこの写真。こちらは日本に比べてクラシックカーがたくさん現存し、個人で所有している人も数多くいる。たぶん、その理由は車検制度と車に対する税金の掛け方の違いだと思う。日本では車を走る状態で所有することには非常にコストがかかる。こちらは、ナンバープレートを保持することにはそれほどのコストはかからないので、古い車を持っていても乗るときにちゃんと保険がかかっていればいいので、コストは抑えようと思えばかなり抑えられる。
ちなみに、この車はワーゲンの一種で、第二次大戦中にシュビムワーゲンと呼ばれるドイツの軍用車の末裔らしい。形を見た瞬間にシュビムワーゲンだと思ったがよく見ると少し違う。これは、戦後に軍用車として作り続けられ、その一部が自家用車として売られたもので、フォルクスワーゲンタイプ181と呼ぶそうだ。この手の車は部品が共通で使えるのでよほどの事故でもしないかぎり小さな部品は手に入るらしい。つい最近までいわゆるビートルはメキシコで作られていたので、なんとか整備はできるようだ。こんな車も腫れの多い地方だと楽しいのかもしれない。
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