高校の卒業シーズンを前に、4年間の高校生活での成果を学校の内外から表彰される生徒「だけ」を集めての表彰式があった。いわゆる成績優秀者、課外活動での貢献者、奨学金獲得者など表彰は多岐にわたり2時間以上、賞の意味や歴史などを説明しながら生徒がその賞を受け取る。ここでもらったメダルは卒業式に着用することが許されるので、メダルやリボンをもらう生徒場合によっては複数それを着用して卒業式に参加できる。こうのような表彰システムは日本ではあまりなく、成績優秀者も低空飛行でギリギリの生徒も見た目は同じ生徒で出て行くことになるが、アメリカではそれは盛大に表彰される。文武両道の生徒もたくさんおり(多分限られた時間の使い方がうまいのだと思う)、スポーツで州代表に選ばれるような成績をとりながらも、学業も優秀で両方で表彰される生徒もいた。奨学金の表彰の最初は、陸軍士官学校など国に仕える学校に給与をもらいながら進む生徒が最初。これはかなりの難関で、今年はコロラドにある空軍の士官学校に一人だけ女性が行くことになった。昨年はフットボールをやっている生徒が陸軍と海軍に一人づつ受け入れられていた気がする。この会があると卒業式が間近になった実感がやっと湧いてくる。本番は来週となる。
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